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北星ガールズ

北星ガールズ  2018.10

 広島関西スタディツアーも3日目に入りました。本日は大久野島からのスタートです。大久野島は、かつて陸軍の毒ガス工場があり、秘匿のために「地図から消された島」と言われています。
 生徒たちは、ガイドの方の説明に耳を傾け、日本の「負の歴史」とも言うべき史実を、しっかりと受け止めようとしていました。

大久野島1 大久野島2

大久野島3 大久野島4

 大久野島を後にし、バスで福山市まで移動した後、新幹線で大阪に向かいました。
「人生初の新幹線だ」という生徒も多く、出発直後は盛り上がりました(笑)
 写真は車内の様子ですが、相変わらず元気です!

新幹線内

 今日はUSJに隣接されたホテルに宿泊です。生徒たちは集合時間まで、ユニバーサル・シティーウォーク大阪で、買い物や食事を楽しんでいます。

USJ USJホテル

 午前中はサムダックアル高校で、高校生と交流をしました。
 事前に準備していたアルバムを使うなどして、自己紹介をしたり、将来の夢やカンボジアの魅力などのインタビューをしたり、バディーを組んでいる高校生と校内を散策したりなど、楽しい時間を過ごしました。

高校交流 高校全体

 

 午後からは、昨日訪問した田中千草先生が楽団を作っている小学校に訪問しました。
 小学生の大合奏の出迎えを受け、子ども達としっぽ取りをしたり、アラピアというカンボジアの歌を一緒に歌ったりして交流を深めました。
 昨日仲良くなった子ども達との再会を喜ぶ子がいた一方で、仲良くなった子が、今日は来られなくなり、泣く子がいたり、そして、最後は涙涙のお別れとなりました。

小学校訪問 小学校活動 小学校全体

 

 明日は、アンコールワットに行って夜にはカンボジアを発ちます。
 今日の小学校での交流のあと、子ども達と別れがたくて「ずーっとカンボジアにいたい」と言っていた生徒たちがいましたが、とりあえず連れて帰ります。 

 とても暑いですが、明日も最後のカンボジアを楽しみたいと思います。

 広島は朝晩と昼間の気温差が予想以上にあるものの、大きく体調を崩した生徒もおらず、2日目をスタートすることができました。本日は、平和記念資料館からのスタートです。
 原子爆弾の悲惨さを伝える数多くの資料を目にした生徒たちは言葉を失い、昨日以上に核兵器の廃絶と世界平和について強く願ったことでしょう。

広島原爆資料館1 広島原爆資料館2 広島原爆資料館3

 平和記念資料館のあとは、原爆養護ホームを訪れました。入居者の方々は私たちを快く迎え入れてくださり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。生徒たちは被爆体験講話を通して、あらためて平和の尊さを確認していました。
 また、入居者の方々には生徒たちからの歌のプレゼント(校歌と賛美歌)も非常に喜んでいただき、人との繋がりの大切さを再確認する良い機会となりました!

原爆養護ホーム1 原爆養護ホーム2

 その後は世界遺産、厳島神社に行きました。
 訪問時はちょうど満潮で、海上に浮かぶ大鳥居に生徒たちは圧倒されていました!! 普段見ることのない幻想的な光景に、神秘的な力を感じたことでしょう。
 明日からのスタディーツアーに向け、新たなパワーをもらうことができました!

厳島神社1 厳島神社2 厳島神社3

 アナコットカンボジアという、田中千草先生が貧困世帯の子どもたちの支援のために開いているシェルターに伺い、その施設にいる子どもたちや、里親支援をしている子ども達と交流を行いました。

全員

 私たちは、今回、5つのグループに分かれて活動しました。 1つ目は、商品開発チーム。 シェルターでは貧困世帯の就労支援として、田中先生がカンボジアのお母さんたちに裁縫を指導して製品を作って販売しています。 今年のスタディツアーでは、そのお母さん方と協力して、新しい商品を作れないかと考え、生徒たちが毎日の礼拝で使う、聖書と讃美歌のカバーやポシェットの作製を提案し、今日はその試作をしました。 裁縫が得意ではない生徒たちは、苦労しながらも、お母さん方に教わりながら、作製しました。 今のところ聖書讃美歌カバーを商品化し、販売する予定です。

商品開発チーム

 2つ目はメロディオンチーム。事前にメロディオンの修理の仕方を習い、田中先生が指導されている小学校で使われ、壊れてしまったメロディオンを子ども達と一緒に修理しました。 午後からはその子ども達と一緒に合奏の練習をして、最後に全員の前で演奏しました。言葉は通じなくても、音楽を通した交流ができました。

メロディオン 差し替え

 3つ目はカレー作りチーム。日本からバーモンドカレーを持ち寄って、カンボジアの子ども達と地元の市場で買い出しをし、150人分のカレーライスを作りました。 市場では、鶏を4羽と豚肉、カンボジアの果物・ランブータンなどをそれぞれ買って、初めての経験をしました。 アナコットの子ども達の料理の手際の良さに圧倒されながら一緒に野菜を刻みました。とってもおいしいカレーが出来上がってカンボジアの人たちにも喜んでもらえました!

カレー作りチーム

 4つ目は白玉作りチーム。カレー作りチームが買い出しに行っている間に、準備されていた玉ねぎを切って涙を流したり、ココナッツ砂糖の入った白玉団子をカンボジアの子ども達と一緒に作ったりして、みんなで3時のおやつにいただきました。

白玉作りチーム

 5つ目は交流チーム。チームのメンバーがそれぞれの生活を紹介するパワーポイントを作成し、互いの理解を深め、一緒にちぎり絵を作ったり、ハンカチ落としのようなカンボジアの遊びをしたり、本気で遊びました。

交流チーム

 暑い中での交流に、疲れの見られる生徒もいますが、充実した1日となりました。

 いよいよ広島関西スタディツアーのスタートです。天気にも恵まれ、気持ちよくスタートが切れましたー!! 写真は出発式の様子です。全員時間どおりに集合し、羽田行きの飛行機に搭乗しました。
初日_出発1 初日_出発2 初日_機内

 広島に無事に到着しました。多少の蒸し暑さを感じますが、生徒は全員元気です!
写真は平和記念公園での平和セレモニーと被爆体験講話の様子です。平和セレモニーでは賛美歌を歌い、平和宣言を行い、千羽鶴を奉納することで、世界平和を祈りました。以下に、平和宣言(一部抜粋)を記載いたします。 

「平和宣言」

 194586日、広島に原子爆弾が投下されてから、73年が経ちました。……
核兵器によって同じ過ちを繰り返さないためにも、核兵器の恐ろしさ、戦争の愚かさを学ぶ必要があります。私たちの力で未来に向けて被爆者の思いや言葉を伝え、広めていく責任があります。……
私たちは原爆犠牲者、戦争で犠牲になられた方々の御霊に心からの哀悼の誠を捧げ、核兵器の廃絶と世界平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います。

20181015
北星学園女子中学高等学校5年生一同

広島平和記念公園集合写真平和祈念像前で千羽鶴奉納被爆体験講話

多くのことを体験し、一回り成長したお子さんに会える事を楽しみにしていてください!!

 二日目です。
 最初の前原とよみさんという、カンボジアで看護師をしながら、 カンボジアの教育医療支援をしている方のお話をワークショップを通して伺い、 生徒たちは、それぞれ考え、感じることがありました。

前原とよみさんワークショップ

 午後からは車いすの贈呈式を行い、日本から運んできた車いすを 使用される方にも来ていただいて、無事に送ることができました。

車いす贈呈式

 その後はトンレサップ湖に行き、 東南アジア最大の湖でのクルーズを楽しみました。トンレサップ湖クルーズ1

 市街地にもどり、オールドマーケットでショッピング。
みんな値段交渉を楽しみながら、カンボジアの店員さんと仲良くなっていました。
たくましい!
オールドマーケットで値段交渉

 夕食はアプサラダンスを見ながらいただきました。

 アプサラダンス

 そして最後は振り返りミーティングを行い、 全員が 今日考えたこと、感じた事をグループで話しました。

 今日もお天気に恵まれ、みんな元気に楽しんでいます。

   予定通り、現地時間22:00ごろシェムリアップのホテルに到着しました。
みんな元気です。 

 バンコクで3時間ほど買い物タイムを楽しみ、1時間でシェムリアップ。
飛行機を降りると、28度で湿気があり少々雨が降っていましたが、
カンボジアに降り立った生徒たちは盛り上がっていました!

出発式(2018)

バンコクで乗り換えシェムリアップ到着

2018.9.26

4年生の普通科を対象として、JICA研修員交流活動が行われました。
マラウイ・ケニア・ウガンダなど、普段なかなか出会えない人との
交流に生徒たちは、刺激を受けていました。

[生徒の感想から]
・異国のことをたくさん知れた。新しい発見がたくさんあった。
・話しやすくて、私たちの英語を理解しようとしてくれた。
・黒人の方と話すのは初めてで、最少はとても緊張したが、笑顔を見ていると自然に
 緊張がほぐれて、とても楽しい時間になった。
・いっぱい笑えた。
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2018.9-10

10月15日から始まる、カナダ研修に向けて3年生の準備が
大詰めをむかえています。

結団式では、カナダコミッティから今年の目標の確認。
カナダでのマナー・ルールの確認などが行われました。

また、現地の生徒との文化交流や発表にむけても準備も
進められています。

これまでの取り組みの成果が発揮できますように。
どんな出来事も貴重な体験として、ポジティブに乗り越えて
きたいと思います。

生徒たちひとりひとりの成長に、期待しています。
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英語を身近に感じてもらうために、本校、英語ネイティブスピーカーの教員が、その週のTOPICを新聞にしています。

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