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校長・教員ブログ

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  • 「人と会えない」ストレス

外出自粛が続く札幌市では、徐々にステイホームが人々のストレスになってきているように思います。人間は社会的な生き物です。外に出られないことというよりも、多くの場合、「人と会えないこと」が何よりもストレスになってくるのではないでしょうか? 少なくとも、私の場合はそうです。学校で生徒の皆さんや先生方と会って、授業をしたり、他愛もない話をすることに、いったいどれくらい救われてきたのか、このような状況下では考えさせられます。

 

  • 映画鑑賞で「内なる他者」と対話する

 ここで皆さんに紹介したいのが映画鑑賞の有用性です。映画は誰かの人生や出来事などについて90分から長くても150分程度でまとめられています。良い映画を見ると、大きな感動を得られますね。映画を見て涙するときなどは、知らぬ間に自分と登場人物とを重ね合わせ、感情移入しています。このとき、ある意味では、「自分が映画の登場人物になりきり、その人生を追体験している」ともいえるのではないでしょうか? 映画を見るとき、私たちは自然と、映画に出てくる人々の気持ちを理解しようとします。決して誰かとface to faceで話をしているわけではありませんが、「この登場人物はどんな思いなのだろう」と、自分の中でその人物の置かれた立場などに思いを巡らせ、誰かと対話しているのと同様(あるいはそれ以上)の対話体験をすることができるかもしれません。私は常々、このようにして映画鑑賞によってより多くの他者の気持ちを理解しようしていくことを、「自分の内なる他者と対話する」ということとして考えています。

 

  • 藤原のオススメ映画紹介!

 さて、藤原は映画が大好きです。有名どころからマイナーな作品まで、ジャンルを問わず月10本ほど見ています。映画館に行くこともありますが、外出自粛の中で窓のない映画館に行くことはできませんから、休校期間中は時間さえあれば、DVDやAmazon Prime Videoなどの配信サービスで映画を見ています。今はコロナウィルスの影響で、私たち一人一人が課題に立ち向かい、できることをやっていかなければならない時です。このようなときには、自然と、私の見る映画も、「困難を克服する!」系の作品になってきます。ここで、何本か、私が最近見た中で、おすすめの映画を紹介します。もし興味があったら見てみてください♪

 

①Deep Impact

地球へ衝突するコースを進む隕石が発見され、みんなが団結してその回避や破壊のために努力する中で、愛する人々への思いが勇気ある行動の連鎖を生む物語です。涙なくして見られません。ちょっと古い映画ですが、音楽も耳に残る素晴らしいものです。

 

②ライフ!

同じような毎日にうんざりするマイケルが、ある雑誌の写真に出会ったことをきっかけに、すべてを打ち捨て、思い立って旅に出る映画です。見終わったらものすごく「旅に出たい!」という気持ちになっていること間違いなしです!

 

③LBJ ケネディの意志を継いだ男

ケネディ大統領が暗殺され、急遽アメリカ合衆国の臨時大統領代理となったリンドン・ジョンソン副大統領を描いたノンフィクションです。家族に支えられ、葛藤しつつも国のために何ができるのかを考え続けたリーダーの裏側を描いた作品です。

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