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校長・教員ブログ

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 6日未明、札幌でも大きな揺れを感じました。停電の中、ラジオから次々と入る被害状況に、地震の大きさを次第に理解していきました。夜が明け、街中のほとんど全ての信号が機能しない状況の中を急いで学校に駆けつけました。本校には校地内に「スミス寮」という寮があります。自宅が遠隔地の生徒たちが生活しています。私が学校に到着した時、通学生徒は登校していないので、最初に心配したのが「スミス寮」の生徒たちのことでした。本校がある中央区の多くの地域が停電でしたが、「スミス寮」は電気を含むライフラインが確保されている報告を受けました。その後、校舎設備等を点検しましたが停電以外に異常はありませんでした。しかし、市内交通網が全てダウンしていたため、先週一杯休校にしました。
 近年、日本でも大きな自然災害が以前より多く発生しているように感じています。直接台風の被害を受けることはそれ程ない北海道でも大きな被害を受けるようになりました。加えて北海道で起こった今回の大きな地震被害は、私に「日常の生活」について考える機会を与えてくれました。
 災害が起こるたびに報道される内容を見て、被災地域やその土地で生活する人たちの大変さを思っているつもりでしたが、聖書にある「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」という言葉の深い意味と神の愛を知りたいと思いました。
 今回の地震で直接被災した地域と方々、不安と孤独の中にいる方々に神様の助けがあることを祈ります。

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