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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート  2015.09

短期留学で学んだこと 5年F 組10番 加藤 茜

 

 「英語を学びに行くわけじゃない」ずっと思っていたことだったけれど、ステイ先が中国系のファミリーに決まったとき、その思いはより強くなりました。アデレードで過ごした一カ月は、私にたくさんの変化をもたらしてくれたと思います。出発時、私の心の中は不安より不満の方が勝っていました。現地校への派遣は一人を希望していたけれど三人で派遣されることになっていたし、ホストファミリーが英語を使わないのではないか、なぜ家での言語の欄にCHINESEとしか書かれていないのか…。帰ってきた今、ホストファミリーや学校を含め、全てが私の成長になくてはならないものであり、最高の環境であったと胸を張って言うことができます。

 

 私はWilliam Light R-12 Schoolという、Cityからバスで約30分ほどにある学校に通っていました。家からはバスで30分、歩いても40分ほどの距離だったので、寒い日も雨の日も歩いて学校に通っていました。学校は小学校と隣接していましたが、全校生徒は小さな体育館に集まれるほどの人数でした。私たちはYear10、私たちより一つ年下の生徒が多く属するクラスに配属されていました。南オーストラリア州では義務教育はYaer10で終了し、Year11からは大学進学や就職するための専門的な勉強を始めるので、現地の生徒の勉強に対する姿勢に私との違いを感じました。来年に向けて科目選択に悩むクラスメイトを見て、ただなんとなく何も考えずに、大多数が入学するからという理由で高校に入学させてもらった私は、自分の進路や人生を真剣に考えてみようと思うようになりました。授業の形式も日本とは違い、日本でありがちな「先生が板書をして、それを書き写す」というような授業はほぼありませんでした。私が特に好きだったのは物理の授業で、車のスピードを計測するために学校をとびだしたり、グラウンドで50m走をしたり、たくさんのデータをとって、結果に対してみんなでディスカッションをするというものでした。ESLのクラスでは、オリジナルのストーリーを書いたり、家庭科の授業では週一回のクッキングの授業に加え、プロテインについてのレポートを書くという課題も課されました。「日本の授業が」というより、日本で自分がどれほど勉強に対して受け身であったか痛感しました。

 

向こうの学校では長い休み時間が2回あり、広い芝生にみんなで座ってランチを食べたり、外のコートでバスケットボールをしたり、長い時間集中していることが苦手な私にとってはとても過ごしやすい時間割でした。先生方やバディー、たくさんの友達のおかげで学校生活はとても充実していて、困ったことも全くと言っていいほどありませんでした。

 

私のホストファミリーは三人家族で、四歳になる男の子とその両親、そして中国からの留学生の四人でした。私のホストファミリーはやはり家では中国語を話し、私に話しかけるときのみ英語を使ってくれていました。初めのうちは、私は何も考えずに日本で学んだ英語を「ぶつけて」いました。ただ用件が伝わればいい、くらいの気持ちで話しかけていましたが、ときどき私の英語が伝わらないことがありました。一番印象に残っているのは、友達と遊びに行くことを伝えようとしたときに使った”hang out”が伝わらなかったことです。私は学校でDiscussionのクラス、去年ならばSurvival Englishのようなスピーキングの授業をとっていますが、いつも決められたスクリプトを読むか、決められた質問をし合い答える形式のものが多く、相手のことを考えながら話す機会は多くなかったので「英語をぶつける」という結果になってしまったのだと思います。会話に違和感を感じた時から、私は「伝える」ことを意識して目を見て、相手の反応を見て会話をするようになりました。伝わらなさそうだったら、言い方を変えて、ジェスチャーを交えて。英語を母国語としない人と英語で話すのは初めてだったので新鮮でした。ありがとう、ごめんなさいや挨拶は本当に大事なコミュニケーションツールとなりました。ホストファミリーとの間だけに限らず、朝道路ですれ違う人、店員さん、バスの運転手さん、たくさんの人と繋がれるきっかけになって、改めて大切さを感じています。

 

オーストラリアで過ごした一か月間、私は本当に色々なことを体験しました。テコンドーのレッスンに連れて行ってもらったり、ダンスレッスンを受けに行ったり…。最終日には朝五時に待ち合わせをして暗い中を一時間歩き、友達とビーチに日の出を見に行ったのは本当にいい思い出です。色々なことに追われて生活していた私にとって、一か月間の留学は自分を見つめなおすとてもいい時間になりました。

 

Thank you for everything, never forget the days with you.

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短期留学で学んだこと 5年F組9番 神山 紫帆

 

 私は7月17日から8月16日までアデレードへ1カ月間留学してきました。出発する前は、喋れなかったらどうしよう、聞きとれなかったらどうしよう…そんな不安でいっぱいでした。そして時は過ぎ、アデレードへ到着。ホストファミリーと会ったとき、喋れなかったら…聞きとれなかったら…と出発前に悩んでいた不安は一瞬で消えました。なぜならホストマザーはゆっくりと私に伝わるように英語を話してくださり、そして私が話す英語を一生懸命聞きとってくれたからです。

 

ホストファミリーは元々英語圏出身ではなく、マザーの英語は聞き取れるものの、一方でファザーが話す英語は聞きとりづらく最初のほうはきょとんとした顔で聞いていることが多かったです。でも話しているうちに聞きとれるようになり、最後は苦手意識なく話すことができました。ファザーは日本に興味を持ってくれていて、日本について色々質問してきてくれました。ですが自分の勉強不足で求められている返答ができなかったり、説明できなかったりと、とても悔しい思いをしました。でも答えられなくてもファザーは笑顔で気にしないでと言ってくれました。

 

そして私のホスト先には2歳と7歳のシスターが居ました。シスターとは一緒にテレビを見たり、かくれんぼしたりなどほかにもたくさんの遊びをしました。7歳のシスターに日本語を教えると、初めて聞いたのにも関わらず、発音が良くておどろきました。子供の吸収力はすごいなと実感しました。

 

 学校での生活は、あまり思い描いていたような生活ではありませんでした。最初の2日間、現地の女の子がバディをしてくれました。聞きとれなかったらどうしよう、伝わらなかったらどうしようという不安からバディにあまり話しかけることができず、逆にバディも私にあまり話しかけてきませんでした。でも、バディとの生活が終わった後は一人なので、授業のときに隣に座る女の子と話したり、授業が2つかぶっている中国人の子達と仲良くなることができました。

 

 休日は、ファミリーと一緒に動物園や博物館など、様々なところへ行きました。動物園では私が留学する前からしたいと思っていたコアラを抱っこすることができてとても嬉しかったです。あとは友達と一緒にシティへ行っておいしいものをたくさん食べたり、ショッピングをしたりと充実した休日を過ごせてよかったです。

 

 私は今回の留学で様々な経験をすることができました。言葉が通じなくても話してみる勇気が大切だと、そしてそれは自分に足りなかった能力だと実感しました。でもこの留学を通して、英語や世界中にもっと興味をもつことができたし、失敗したことを次回にいかしてまた留学するぞ!という強いやる気につながりました。今回このような経験ができたのも、いろいろな方のおかげだと思っています。素晴らしい経験をさせていただいて本当にありがとうございました。心の底から感謝しています。

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短期留学を終えて 5年F組08番 伊藤沙那

                  

 私は7月17日から8月16日まで、南オーストラリア州のアデレードに留学してきました。まだ見ぬ土地に不安と期待を馳せながらも、18日、無事アデレード空港に到着しました。私の生活した家には、ホストファザーのLennyとマザーのMiena、それから愛らしい動物たちが居ました。毎週教会(River Of Life というものでした)に行き、そこに訪れていた色々な人たちと話すこともすごく楽しみでした。他にはウサギのBuddy(バディ)の散歩をする、シスターのMichel と買い物に出かけるなどして、休日を過ごしました。ホストマザーの作るインド料理はとても美味しくて、毎回おかわりしていました。

 

 その後すぐに学校も始まり、私はReynella East College という学校に通い始めました。そこでは、時折平日の授業を休んで他の授業の一環として遠足に行く、という取り組みをしていました。私はVictor Harbor とコアラやカンガルーなどがいる Cleland Wildlife Park、それからCentral Marketにも行きました。それらの道中のバスの中で他の留学生たちと様々な話をしたり、引率として来てくれた先生も優しく声を掛けてくれたりと、退屈せず、むしろ充実した日を過ごせました。最初『時間通りに、迷わずに教室まで辿り着けるかな』『バスは大丈夫かな』と心配になりましたが、2週間が過ぎるとちゃんと次の教室まで足が運べるようになっていて、バスは前日にマザーが地図を描いてくれたのと一緒に乗ってもらったので、一人で乗っても無事に到着できてホッとしました。授業はどれも楽しくて、特にダンスは毎回のレッスンが楽しみになっていました。この学校にはInternational Room という部屋があって、そこでお昼を食べる、他の子のバディであるAshleyのギターを聴きに行くなどして過ごしているうちに、月日はあっという間に過ぎていきました。

 

 今回、人の暖かさに触れる機会が多くありました(教会の礼拝後のティータイムのような時間〈ブレイクタイムとでも言うのかな?〉、バスの乗降の時のあいさつ、などなど)。1か月という期間は短いですが、その中で素晴らしい経験ができたと思います。それを忘れずに、札幌での生活を頑張っていきたいです。

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Australia短期留学 5年F組 板谷百華

 

私は7月17日から8月16日までAustraliaのAdelaideに一ヶ月間の短期留学をしました。そしてわたしはこの留学を通して沢山のことを学びました。私が楽しいことも辛いことも沢山経験できたのは素敵なホストファミリーと学校のおかげだと思います。

 

まずわたしのホームステイ先はスペイン出身のおじいちゃん、おばあちゃん、そして2人の同い年の中国人留学生がいる家庭でした。おじいちゃん、おばあちゃんはすごく明るくていつも笑っていてこの留学中沢山元気をもらいました。また、私に積極的に話しかけてくれて沢山英語を話す機会を作ってくれました。そのお陰で、Australiaに来たばかりのころは英語を聞くだけでパニックになっていましたが、今は冷静に英語が聞けるようになりました。そして留学生の子も英語が話せない私に沢山話しかけてくれて、一緒に買い物に行ったり、料理をしたりと沢山の楽しい時間を過ごすことができました。またこの留学生は私が留学中に不安なとき同じ留学生として多くの場面で助けてもらいました。そして彼女とは日本に帰ってきてからも連絡を取り合う大事な友達になりました。このようにホストファミリーが積極的に話しかけてくれたおかげで沢山英語を話す機会があったし、沢山の楽しい時間を過ごすことができました。

 

また私が行った学校はMITCHAM GIRL’S HIGH SCHOOLという女子高でした。初めは海外の女子高に1人で行くことがすごく不安でしたが行ってみるとみんなフレンドリーですごく楽しい学校生活を送れました。授業では日本にはないようなPHOTOGRAPHY,DANCE ,IT,GYMなどの変わった授業があり自分の好きな授業が取れたので楽しみながら勉強することができました。そしてオーストラリアの授業ではただノートを写すだけでなく、自分の意見を発表することや、自分で考えてものづくりをすることが多かったので少し難しかったです。ですがそのおかげで来てすぐの時よりも積極的に自分の意見を言えるようになりました。またお昼休みも現地のこと一緒にご飯を食べていたおかげで英語の勉強だけではなく日本とオーストラリアの文化についても交流することができました。このように留学生に対して親切な生徒や先生ばかりだったので楽しい女子高生活を送ることができました。

 

しかし留学中は楽しいことだけではなく言葉がうまく伝わらなくてイライラしてすることや、学校で英語が話せない私に冷たく接してくる子が居て落ち込むこともありました。その時はもう日本に帰りたいと思いましたがそれ以上に悔しくて絶対英語を話せるようになってやる!というやる気がでてきました。このように留学中は楽しいことはもちろん辛いこともありましたがその時にはホストファミリーや学校の友達、先生に支えられたおかげで行く前よりも英語が好きになったし、今はもっと英語を勉強したいと思うことができました。なので次回留学に行くときは今回の留学を生かして更に良いものにしたいと思いました。

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5年F組6番 石塚亜里紗     短期留学で学んだこと

私がこの四週間で学んだこと、得たことはたくさんあります。 初渡航ということもあり、何もかもが新鮮でしたが、一か月間現地の高校へ通うというのはかなり緊張しましたし、不安な気持ちもありましたが、最初はこっちに来ている実感がわかないままでした。

 

日本が恋しい?ホームシックになってない?とよく聞かれましたが、実を言うと、私にとってはオーストラリアがホームだと言いたくなるほどでした(笑)

 

現地の生活では日本との違いもあり、どうすればいいのか分からないこともありましたが、分からないことはすぐ聞こう、行動に移そうと心掛けたことで、物事がスムーズに進んだと思います。

 

今ではなんだか信じられないのですが、留学する前までは引っ込み思案で、イエスノーなどの意思表示ができなかったのです。将来についてもぼんやりとしているし、それではダメだということを自覚し、自分を変えたいという気持ちを持って1か月を過ごしました。失敗は成功のもとともいいます。ここでは失敗も怖くない!と思い、失敗を恐れずに、たくさんのことを経験していくことで、メンタルが強くなりました。

 

それは、留学という、このような大きなきっかけがないと変わることができなかったと思います。

 

私が通ったSalisbury East High Schoolでは、ほとんどが現地の学生のように見えましたが、ついさっきすれ違っただけなのに、みんな笑顔で名前を呼んでくれたり、教室まで送ってくれたりと、彼らの素敵な接し方を見ているとフレンドリーとはこのことを言うのだと改めて感じました!そのおかげか、みんながバディのような感じでした(笑)

 

登校初日にも関わらず、皆と同じように授業を受けました。履修したのは数学、理科、社会、英語、家庭科で、家庭科はファッションとフードに分かれていました。

 

初日について今でも鮮明に覚えていることは「家庭科のミシンを使う授業がすごく嫌で、今すぐにでも変えたかったこと」です。本当は変えてもらおうと思っていました。自分がミシンが上手く使えないくらい不器用だから失敗したくないし・・・なんて思っていて、そんな時に先輩の「人はネガティブな第一印象を持ちやすいけどそれをやめて、何にでもまず”面白そうなところ”を探そうとしたり、興味を持ったりするのが大事」という言葉を思い出しました。 それから出来る限り頑張ってみよう!とポジティブにとらえて、何とか作品を完成することが出来ました。 成し遂げた嬉しさのおかげか、最後に一番大好きな教科に変わったので、少し変な言い方ですが、いい思い出になりました。

 

他の授業では私も現地の生徒と同じように、家庭科では自分の主食について、英語では2人の有名人についていろいろな点を比較するエッセイを書きました。

 

現地の生徒とまったく同じ文字数指定で書いたのも、英語力向上につながったと思います。

 

提出するときには、提出用のサイトがあり、課題一覧から選んでアップロードする、という方法でした。

 

それを知らずに夜の11時までに提出と言われた時はびっくりしましたが、自分自身のパソコンがあって、家でも出来る、これはとても効率が良いと思いました。日本の学校でもアップロード形式を採用してほしいくらいです(笑)

 

そのサイトには今日の授業内容の予定や、課外授業など、私が知らないこともたくさん掲載されていました。

 

朝はホストが送ってくれていましたが、下校は学校から家まではバスで30分、そこから40分歩きました。毎日好きなものを食べていた私にとっては良いエクササイズになりました。

 

ちょうど新校舎へと移行していることもあり、とても綺麗な環境で過ごすことができました。

 

私が好きだった場所の一つが、Canteen、こちらで言う購買のようなところで、飲み物はもちろん、たくさんのホットチップス(日本のフライドポテトの事です)とミートやピザのパイがありました。

 

オーストラリアでは私の大好きなホットチョコレートが主流で、Canteenにも、どこのカフェにもあり、1か月間で何回飲んだかわからないほどです。

 

リセス、ランチタイムと、たくさんお昼を食べる時間があるにもかかわらず、日本のお弁当のように、みんながお昼を持ち込んでいる姿はあまり見ませんでした。いつ食べているんでしょうか・・・いまでも疑問です。

 

私の留学期間中には、東京から来た中学生、韓国から来た中学生がいたのですが、彼らは現地生徒と同じ授業ではなく特別授業だったので、あまり関わりを持てなかったのが残念でした。

 

ですが、二週間目にある女の子と友達になりました!

 

最初は流暢すぎる英語のせいか、現地の学生だと思っていたのですが、なんと、日本からの留学生だったのです!いろいろな国の血が入っている子だったので、話しかけてもらうまでは気づきませんでした。最初の二週間がもったいないない!と少し後悔です。

 

話を聞くと彼女は日本育ちで、東京の高校のカリキュラムで1年留学をしているそうです。

 

同じ数学と英語の授業を受けていて、ビクターハーバーへ遠足に行ったときにも、crushの話などでたくさん盛り上がりました!

 

最終日には私のホストと彼女でアデレード1素晴らしいピザ(ホスト曰く)を食べに行くほどです。

 

こうして、違う国の言葉がさらに分かるようになると、楽しいことも倍になると実感しました。コミュニケーションツールが増えていくことで、自分に自信を持つことが出来るようになったと思います。帰国した今でも″Miss you!”とメッセージをくれるような友達ができました。そんな4週間のすべての出会いと経験に感謝したいです!

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5年F 組 今倉 楓  短期留学で学んだこと

 

この一カ月を通して学んだことは、少しの勇気を持つことです。私は、Salisbury East High School に通いました。生徒に対する縛りがあまりなく自由な学校だったのでとても過ごしやすかったです。でも、初めて海外の学校に通うということや、自分の言いたいことがうまく伝わらなかったらどうしようという不安はありました。実際に現地の人たちと同じクラスに混ざって授業を受け、初めはたとえわからないことがあっても質問する勇気も、どう質問していいかもわかりませんでした。でも、自分からなにか言わなければ始まらないし、自分の気持ちも伝わりません。そう思って少しの勇気を持って話しかけたり、質問すると、先生方も生徒もみんな快く笑顔で接してくれました。ほんの少し勇気を持って話しかけたことで、友達も増え、授業も楽しく受けることができるようになりました。また、留学生担当の先生が最終週に、Victor Harborに行くプログラムを用意してくれて、同じ学校の他の留学生と一緒に行ったので、話す機会があまりなかった人たちと交流することができました。

 

私のホストファミリーは、マザー、ファザー、12歳と7歳のブラザー、5歳のシスター、グランドマザー、犬一匹と、スイスの一つ上の留学生がいました。5歳のシスターとは平日は、学校から帰ってきてディナーまでと、寝るまでの間、休日はほとんど一日中遊んでいました。留学中にブラザー二人とも誕生日があり、バースデーパーティーをやったり日本のおもちゃをプレゼントすると、とても喜んでくれました。週末は留学生と動物園に行ったり、買い物に行ったりと、とても充実していました。家の近くには公園やスーパー、小学校、中学校、高校、大学まであり、家から車で10分程度で学校に通えたのがよかったです。二人のブラザーとはサッカーをしたりゲームをしたりと毎日とても楽しく充実した日々を過ごせました。マザーは、定期的に困ったことはないかときいてくれたので、相談しやすかったし、気を遣いすぎずに楽に過ごせました。

 

もちろん、日本とは違う文化に戸惑うこともありましたが、それ以上に楽しかったこと、嬉しかったことのほうが多く、得たものがたくさんありました。

 

今回の留学は私にとってとても意味のある、そして貴重な経験となりました。

 

オーストラリアで得てきたものをこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。

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5年 F組 4番 長谷川 桃子   素晴らしい出会いと経験

 

私にとって今回留学した1カ月は一生忘れない素晴らしいものになりました。

 

私はオーストラリアのアデレードという都市でその1カ月を過ごしました。初めての海外ということもあり、行く前は楽しみよりも不安のほうが大きかったです。しかし、その不安はホストファミリーのおかげですぐに消えました。私のホストファミリーは、マザーとファザーの2人だけでした。どちらも私の祖父母と同い年くらいだったからか、孫のようにとてもかわいがってくれて本当に何から何までしてくれました。なので、ホームシックになったのは最初の1~2日だけでそれ以降はまったくなりませんでした。放課後は、ファミリーとおしゃべりしたりテレビを見たり、毎週木曜日はホストファミリーの孫たちの家に行ったりしていました。最初の3日間は、「オーストラリアの食事は口に合わないな。」と思うくらい全然食べられなかったのですが、4日目くらいからはオーストラリアの味に慣れたのかとても美味しく感じるようになって、たくさん食べられるようになりました。

 

アデレードは、自然がいっぱいでとてもきれいで毎日の登下校ですら見える景色や空に感動して、写真を撮っていました。とくに、朝焼けがきれいで本当に感動しました。

 

学校は、Adelaide High Schoolという都市の中心にある高校に通いました。学校初日は学校についての説明や校内見学だけで、授業は2日目から始まりました。最初の1週間は、わからないことだらけで不安でいっぱいでしたが、先生も生徒の人たちもみんな親切な人ばかりでたくさん助けてもらいました。わたしは体育のバスケの授業をとっていたのですが、はじめは同じチームの人がこわく感じたし何をしたらいいのかもわからなくて唯一の苦痛な授業で、違う授業に変えようかとも思いました。しかし、ここで折れてはダメだと思いがむしゃらに頑張りました。すると、チームのみんなとコミュニケーションがとれてきて、アドバイスしてくれたりいいプレーができたらハイタッチしたり、すごく楽しくなりました。それからは、体育が一番好きな授業になりました。すぐにあきらめて、違う授業に変えていたらこの経験ができていなかったので、頑張ってよかったと本当に思います。

 

最終日には、友達たちがメッセージを寄せ書きしたオーストラリアの旗をプレゼントしてくれました。涙が出るほど嬉しかったし、ほんとうにAdelaide High Schoolに来れてよかったと心から思いました。その旗は、一生の宝物です。

 

わたしは留学している間、日記を毎日書いていてそれを封筒にいれて毎週末にお母さんへの報告として日本に送っていました。帰国してからそれを読み返して、ほんとうに充実した素晴らしい日々を送っていたと改めて思いました。帰国してから毎日、アデレードに戻りたいと思うほどアデレードが大好きです。環境や出会う人に本当に恵まれていたと思います。本当に素晴らしい出会いと経験に感謝です。

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5年F組 3番 花田 涼音     ピンチをチャンスに

私はオーストラリアのアデレードという都市で7月から8月までの1ヶ月間留学に行ってきました。書きたいことが沢山ありすぎて何から書き始めたらいいのかわかりませんが、私のこの1ヶ月の留学ライフを簡単に紹介したいと思います。

 

まず、最初にアデレード空港でみんなホストファミリーに会うのですが、そこにはなんと私のネームプレートを持ったホストファミリーがいなかったのです。私はすごく心配性な性格なのですごく焦りました。もしかしたら、急きょ受け入り拒否になったのかと思いましたが、5分後くらいにホストファミリーがやって来てホスト先の車に乗って家に着きました。その日は、ホストファミリーが中国料理屋に連れて来てくれました。ここでの料理はどれもすごく美味しいものばかりでこれは太るぞと確信しました。ディナーの後はホストファザーがドライブに連れてってくれました。夜のアデレードはとても綺麗でこんな素晴らしい都市で1ヶ月間これから暮らせると思うと行く前の不安も消え楽しみばかりが増えてきました。しかし、ここに来て10日後くらいにホスト先と私の間に様々な問題ができてしまったため、急きょホスト先を変更するという決心をしました。

 

新しいホストファミリーは、音楽家のジャッキーとその妻のシンディ、小学生のメロディとディラン、それから中国と香港から来た留学生と私でした。私のホストファミリーは音楽がすごく大好きな音楽一家で、毎日私が学校から帰ってくるときには部屋中がホストブラザーとホストシスターのキレイなピアノの音色で満ち溢れていました。また、毎週日曜日の夜7時30分になると私とホストファミリーが大好きな音楽オーディション番組が始まるのでファミリーと一緒にテレビを見ました。ホストマザーとファザーが作る料理はどれも美味しいものばかりで毎日おかわりをしていました。

 

休日は、現地の友達とショッピングをしにシティに行ったり、同じホスト先の留学生の子と宿題したりたまにはガールズトークなどもしたりして毎週充実した休日を過ごすことができました。

 

私が行った学校先のGlenunga International High Schoolは色んな国からの留学生がとても多く留学生馴れした学校でした。私は学校初日の日に、遅刻してしまったり、ホームグループを間違えられたり、バディが付いていなかったため教室の場所がわからなくて授業に遅れたりとその日は大変な1日でしたが、次の日バディを付けてもらってからは、バディとバディの友達とすぐに仲良くなりリセスタイムやランチタイムにはいつも3人で行動していました。最初の授業では何を言っているかさっぱりわからなかった授業も少しずつ聞き取れるようになり同じ授業を取っている子達とも自分から積極的に話しかけたことでとても仲良くなることができました。

 

この留学で一番の思い出は登校最終日の最後の授業の時に友達からサプライズプレゼントで寄せ書きをもらったことです。その時は涙がでるくらい嬉しくて留学して本当に良かったと思いました。私の留学生活は楽しい毎日でしたが、時にはカルチャーショックを感じたり友達やホスト先とのコミュニケーションの取り方で悩んだ日もありました。しかし自分から積極的に行動することで徐々に悩みも無くなりました。悩んだ日も今思えば良い思い出です。

 

私の留学がかけがえのない思い出となったのはずっと支えてくれた家族や先生方のおかげだと思います。本当に感謝感謝です。今回経験した留学を無駄にはせず、これからの将来に向けての架け橋となるように役立てて行きたいです。最後に...I LOVE ADELAIDE!!

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5年F組2番 古川 彩夏    オーストラリア留学

私は約1カ月間オーストラリアのアデレードに短期留学してきました。留学するのは私の夢だったので本当に楽しみでしかたありませんでした。私のホストファミリーはマザーとファザーと11歳のシスターと10歳のブラザーです。アデレード空港で彼らは笑顔で私を迎えてくれました。そのあと空港から直行でグランドペアレンツの家に行き彼らがウェルカムパーティーを開いてくれました。そこでBBQをしたり馬に乗らせてくれたりとても楽しかったです。次の日はAFL(オーストラリアンフットボール)というスポーツの観戦をしました。私のファミリーは大のAFL好きです。ですので私たちは毎週末試合を見に行ってました。家の中はAFLの選手のサインやポスター写真などがいたるとこにあります。なのでその日の朝はマザーとシスターが英語がまだあまり分からない私にウィキペディアや動画を使って私にルールなどを教えてくれました。その後私たちはAFLの少年団の練習試合を見に行きました。このチームにブラザーは所属しておりファザーはコーチをしています。ファザーとブラザーはとてもかっこよかったです。午後にはプロの試合をスタジアムに見に行きました。普段優しいファザーや周りの人がブーイングをしている姿には驚きこれが海外のスポーツ観戦かと実感しました。最後の週にはwinning song も歌えるようになり周りの人と肩を組んでうたいました。私はAFLにはまりました。

 

Norwood Morialta High School ではたくさんの経験をしました。そのなかでも私のバディーのニーナの存在は大きかったです。彼女は不安でいっぱいだった私に常に笑顔ではなしかけてくれました。また彼女は明るくて友達がとても多く私のことをいろんな人に紹介してくれました。そのおかげで私は多くの友達を作ることができました。バディーと一緒に過ごす期間が終わっても相談に乗ってくれたり本当に最高のバディーでした。私は彼女を尊敬しているし彼女に出会えてよかったです。ドラマの授業では演技の練習をしてグループ発表をします。ドラマの授業には中国人が多くお互い母国語が違うなか英語を使ってシチュエーションを考えるのは大変だったし辛いこともありました。だけどこのドラマの授業での経験は英語劇で生かせるとおもいます。体育の授業ではみんなでバスに乗ってシニアキャンパスにバトミントンやサッカー、バレーをしに行きました。私の学校には様々な人種の人がいましたが人種や性別に関係なくみんなでスポーツをできたことが本当にたのしかったです。

 

放課後は学校までお迎えに来てくれるときはショッピングモールでアイスを食べながら話してそのあとに買い物をするのが定番コースでした。そしてバス通の時は近くのパン屋さんかファーストフード店に行ってました。そして夜ご飯にはファザーが作ってくれるおいしいご飯が待ってて夜テレビを見ているときはクレープなどを作ってくれました。そのおかげで1か月では考えられないくらい太ってしまいました。ですが後悔はしていません。本当にオーストラリアのごはんはおいしかったです。

 

私のホストファミリーは日本にとても興味を持っていました。ですので私は夕食にうどんを作りました。お土産にお箸をあげたのですが頑張ってうどんをお箸で食べている姿はかわいかったです。そしてファミリーは日本語を教えてほしいと言ってきてくれたので後半の2週間私は毎日彼らに日本語を教えてあげました。ブラザーは「わがまま」という日本語を気に入ったらしく意味もなくずっと「わがまーま」と連呼してました。またパーティーに行ったときには一人1つ芸をみせなくてはならなくて私はアントニオ猪木さんのモノマネをしました。たぶん誰もアントニオ猪木さんのことは知らないのに爆笑してくれました。そしてなぜか「日本は素晴らしいね」とホストファミリーの親戚の人がいってくれました。日本人として日本に興味を持ってくれたりほめたりしてもらえたのは嬉しかったです。

 

この留学中に過ごした1カ月は一生忘れることのない思い出になりました。素敵なファミリー、親戚のみなさん、友達、先生方に出会えたことに感謝します。一か月はとても短く日本に帰りたくありませんでしたがファミリーが「次はオーストラリアが夏の時においで」といってくれましたし彼らが日本に来た時には日本を案内すると約束しました。ですので次に彼らに会うときまでにもっと英語を勉強して再会したいと思います。

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5年F組1番 藤田 彩花       短期留学で学んだこと

私は7月17日から8月15日まで約1ヵ月間アデレードに留学してきました。不安でいっぱいの私をアデレード空港で迎えてくれたのは63歳のイギリス出身のホストマザーと14歳のホストシスターでした。2人に会ったとき初めて”自分は1ヶ月間ここで生活する”ということを実感しました。学校が始まるまでの3日間の間マザーは海やショッピングセンターなど色々な所に連れて行ってくれてアデレードを紹介してくれました。

 

学校も始まり私はUnley High Schoolという学校に通いました。私にはバディが居なかったので初めの何日間かは迷ってばかりでしたが、現地の子に聞くとみんなニコニコと気持ちよく教えてくれて、とっても良い学校だなと感じました。私はクッキングの授業が特に好きでした。クッキングではラザニアやクレープなどを2人1組で作りました。英語で書かれたレシピは読むのが難しく、時間がかかってしまうことが多かったけど周りの子が助けてくれてなんとか作ることができました。

 

週末はマザーとシスターと3人で出かけることがほとんどでした。アデレードにあるショッピングセンターは行き尽くしたのではないかと思うくらいたくさんのショッピングセンターに連れて行ってくれたり、スケートやトランポリンをしに行ったり、マザーの知り合いをたくさん集めてBBQをしたりたくさんの思い出ができました。たくさんたくさんおいしい料理も食べてとても幸せでした。

 

そんな楽しいことばかりだった私の留学はとてもすぎるのが早く感じました。帰る日の前日、マザーとマザーの知り合いが私のお別れパーティーを開いてくれて、最後にいつもマザーの車で流れていた曲のCDをプレゼントしてくれました。みんなが”きっとあなたの事が恋しくなると思う”と言ってくれた時は感動して本当に心から帰りたくないと思いました。

 

この1ヶ月間でたくさんのことを学びました。初めは日本とは違いすぎるオーストラリアに驚き、本当に1ケ月間もやっていけるのかと不安で仕方ありませんでした。でもマザーとシスター、そして周りの人は本当に優しくて何もわからない私に一から丁寧に教えてくれました。

 

帰る日空港でマザーが”私はあなたのオーストラリアのママだから、いつでも帰ってきていいからね”と私に言ってくれたのが頭から離れません。本当に良いホストマザーに出会えたと思っています。この留学で伝えたいことをきちんと言葉に大切さを実感しました。

 

今回の経験は必ず将来役に立つことばかりだったと感じます。またいつか絶対オーストラリアに行って、1ヶ月間たくさん学ばせてくれた大好きなホストファミリーに会いに行きたいです。

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