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未来へ向けて

校歌

♪「北星学園女子中学高等学校 校歌」

作詞:第1・2・3回生有志 監修:永田方正 原曲:スコットランド民謡

  


北の空なる大星は
いづこの隈をも照すらん
文の水上むすぶての
滴(しずく)ごとにぞ影は見えける


昔の今の文の道
磨くや光を増すかがみ
さしそふ星は北の空
千代へてすまん影ぞゆかしき

 

2012年度音楽科生校歌範唱

 

北の空に輝く大きな星は、すみずみまで明るく照らしている。学問の泉から湧き出る水をすくう手に、いつも星の光が映っている。昔も今も果てしなく続く学問の道は、磨けば磨くほどますます輝く鏡のようだ。共に歩んでくれるあの星は、北の空にあって、永遠に澄んでいることだろう。私の心はその光といつも離れない。

(意訳 本校元教員 山本暁子・柴田勝 1991.04)

永田方正(1844-1911)
江戸生まれ。漢学・英学に優れる。1881年開拓使として来道、師範学校・農学校で教える。1892年から5年間スミス女学校で教えた。1894年、北星女学校と改称した時、生徒有志の作った「校歌」の詞を彼女たちの依頼によって校訂した。日本最初の聖書の和訳(抄訳)者として知られている。

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