北星女子の教育
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北星女子の教育
1969年に、北海道で初めての高校音楽科として誕生したのが本校音楽科です。音楽を通して「人に伝えること、人と繋がること」ができる人材を育てることを目標に、充実した練習環境、特色あるカリキュラムで、一人ひとりの実技力の向上を図り、それぞれの希望する進路の実現に向けてサポートします。
音楽科は実技試験・演奏会や行事も多く、忙しい毎日です。しかしその分、お互いを認め合い受け入れる心が育ち、共通の目標を通じて高め合う姿勢が身につくのです。これらがコミュニケーション力を育み、将来に繋がる力になります。
聴音は習熟度別授業で基礎力をアップ。視唱も少人数グループ制を取り入れ、きめ細かい対応が可能です。また、主科実技の基礎力定着のため、年2回の実技試験に加え、各楽器のスケール、声楽のコンコーネのテストも実施しています。
専攻はピアノ・声楽に限らず、オーケストラや吹奏楽で使われるすべての楽器、邦楽器や電子オルガンなども選べます。実技指導は専門の指導者のほか、オーケストラなどで活躍する一流の演奏家が担当します。
音楽の専門授業の他、4・5年では土曜日、夏・冬休みに英語や国語の講習も履修できます。また、5・6年生では国公立志望の場合、国公立・難関大学を目指すHighコースの授業も一部履修できます。さらに6年生では受験校別にカリキュラムを組み、個人の添削指導を受けることもできます。
主科実技はホームレッスン制となります。ホームレッスンは授業の扱いで、そのまま単位として認定されます。現在ついている先生に指導してもらうこともできますし、本校で先生を紹介することもできます。
音楽大学入試の必須科目。1年生から音楽の基礎をしっかり学びます。
音感をみがく聴音や視唱は、実力に応じた少人数制授業を行っています。
合唱やアンサンブルで集団での音楽づくりを学習。ソロの表現力もアップします。
音楽理論をさらに深め、大学で学ぶカリキュラムを先取りして学習します。
パソコンを利用したプレゼンテーションなど、教科書にとらわれない授業内容です。
ピアノ専攻生は声楽、その他の専攻生はピアノの個人レッスンを授業で行います。
毎年9月にKitaraの大ホールで行われる、音楽科最大の行事です。演奏会はオーディションで合格した生徒によるソロステージと、演奏法の授業で取り組んでいる合唱やアンサンブルで構成されています。演奏会の最後は、6年生が選曲から練習まで自分たちで手がける「生徒曲」で締めくくります。
表現力を伸ばすカリキュラムの一貫として、首都圏の音楽大学の教授陣や演奏家によるワークショップを行っています。
★音楽科レッスン講師・萩原のり子先生による、
定期演奏会の合唱指導(6・8・9月)
★国立音楽大学教授による、公開レッスン(3月)
※実施例
学んできたことの集大成を披露する、卒業生の思いが詰まった心温まる演奏会です。6年生全員がソリストとして出演し、最後は6年生による合唱で締めくくられます。
学校公開や音楽科卒業生のコンサートなどに積極的に出演し、演奏経験を重ねています。
2人以上でアンサンブルを組み、選曲・楽器編成などを自分たちで工夫して20分間のプログラムを演奏します。パフォーマンスも交えたステージを創ることで、表現力も高められていきます。