カンボジアスタディツアー報告④
10月26日 4日目
朝食を食べた後、午前中に「フンセンシェムリアップ高校」を訪問しました。
9時10分に高校に着くと、現地の校長先生と代表生徒から歓迎の言葉をもらい、
その後、パワーポイント使って、お互いの高校の紹介を英語で行いました。
本校の紹介の時には、クイズ形式を用いてプレゼンをしたこともあり、
現地の高校生が大いに盛り上がってくれました。
その後、高校のグランドをお借りして何度も練習を重ねてきた
「よさこい」を披露しました。炎天下の中、一生懸命に踊る生徒達に、
現地の高校生が大きな拍手をしてくれました。
11時からは教室を使用して、現地の高校生とペアになり、
英語で自己紹介や、折り紙、福笑いなどを用いた文化交流を行いました。
最後に校長先生から、生徒と教員1人ひとりにクロマーを頂きました。
同年代の生徒と交流することができて、本校の生徒達はとても満足そうでした。
昼食後、昨日行った「パックパン小学校」を再び訪問しました。
13時30分から15時までの1時間半、「団結の木」や「手つなぎ鬼」などのゲーム、
「よさこい」の披露などをして、小学生と交流しました。
昨日に一度訪れているということもあり、小学生とは本当に打ち解けた中で、
楽しく交流をすることができました。
ホテルに戻ってきた後、17時から振り返りミーティングを行いました。
そのミーティングの中で、カンボジアの高校生と交流した際に、
現地の高校生のほとんどが警察官や医者、IT企業の社長といった
将来の夢をしっかりと持ち、その実現に向けて努力しているという報告がされました。
その報告に本校の生徒達の多くが、深い感銘を受けていました。
その姿勢について、もっと考えを深めるために、
「なぜ日本の高校生は、明確な夢や将来へのビジョンを持っている人が少ないのか」
について、話し合いを行いました。
生徒の中からは、「義務教育が夢をなくす原因である」とか、
「日本が経済的に恵まれすぎているからだ」と言った意見が出ました。
時間の関係から、結論には至りませんでしたが、生徒達は異文化交流を通して、
多くのことを学ぶことができたようです。
夕食後、キングスロードナイトマーケットで買い物をし、
その後、宿泊先のホテルまで、班ごとにトゥクトゥクで帰ってきました。
明日はアンコールワットに行きます。
明日も生徒達が、多くのことを学ぶ1日になればと願っています。