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北星ガールズ

北星ガールズ

スタディーツアーの前半は平和学習です。

 旅行2日目、午前中に訪れたのは平和公園にある「平和の子」像です。
そこで、平和セレモニーを礼拝形式で行いました。讃美歌とお祈りの後、
平和宣言文を読み上げ、千羽鶴を奉納しました。

 平和宣言文は旅行団団長が考えたもので、戦後70年の節目の年に相応しい
内容でした。また、千羽鶴は今回国内旅行に参加した生徒たちだけでなく、
カンボジア参加の生徒、英語科、音楽科、5学年全員の生徒たちが心を込めて
折ったものです。

 資料館では被爆体験講和を聴き、その後資料館を見学しました。生徒たちは
メモを取りながら、話に耳を傾けたり、展示物を見たりと、事前学習で学んで
きたことをより深く理解していた様子でした。

 午後は広島県に3か所ある広島原爆養護ホームをグループ毎に訪問し、
被爆者の方々と交流しました。校歌と讃美歌を歌い、学校紹介をした後、被爆体験談
を聞く時間を設けていただきました。それぞれ、6~8名の小グループに分け、
被爆者の方を囲んでお話をききました。被爆当時4歳だった自分お子さんの写真を
肌身離さず持ち続けている方、小学生で被爆し、火傷を負ったお母さんが亡くなるまでの
数日間の出来事など、辛い想いを一言一言ふり絞るように語る姿から、涙しながら話を
聞く生徒たちもいました。生徒たちもそれぞれに被爆者の方々の思いを受け止めたのでは
ないかと思います。

 その日の最後は、本川小学校平和資料館見学です。この平和資料館は、広島で初めて
建設された鉄筋3階建ての小学校で、爆心地に最も近い学校として大きな被害を受けた
場所です。現在は、原爆の被害を受けた状態をそのまま残し、被爆の 「証」として
保存されています。被爆の被害をありのままに伝える建物を目の当たりにし、あらためて
平和の尊さを考える1日となりました。
 
 広島3日目は、大久野島での平和学習です。大久野島は、戦時中国際的に禁止されていた
毒ガス兵器を製造しており、地図から消された島でした。現在は野性のウサギと温泉で
有名なリゾートと地として有名です。ガイドさんの丁寧な説明とDVD鑑賞、資料館鑑賞、
遺跡巡りを通し、日本が戦時下において毒ガス兵器を作っていた事実だけでなく、
毒ガス兵器の人体への影響、被害にあった人たちについて学びました。最後にガイドさんが、
「絶対に戦争をしてはいけない。そのためにも、歴史をしっかりと学んでほしい。」との
言葉が印象に残りました。
 大変内容の濃い2泊3日の広島の旅を終え、明日はいよいよUSJでのキャリア学習、
自主研修です。新幹線で大阪に入ると、生徒の気持ちも高揚している様子がよく伝わって
きました。スタディーツアー、後半は楽しみながらしっかりと学んで欲しいと願っています。

ホーム①

ホーム①

ホーム②

ホーム②

平和セレモニー (2)

平和セレモニー

平和講演

平和講演

本川小学校①

本川小学校①

本川小学校②

本川小学校②

大久野島

大久野島

うさぎ

うさぎ

 

 

 

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