広島関西スタディツアー報告 四日目
今日の活動開始は8時半の予定でしたが、昨夜のパーク内の賑わいも考慮し、
30分繰り上げ。開園時間も予定より早まったので、8時半前には入場し、
いいスタートが出来ました。
USJでの大きなミッションは、職業についての考えを深めることです。
私達にワクワク、ドキドキを与えてくれる仕組みは、どのような仕事から
作りあげられているのか?ハロウィン気分を味わいながら、学べたでしょうか?
広島関西スタディツアー報告 四日目
今日の活動開始は8時半の予定でしたが、昨夜のパーク内の賑わいも考慮し、
30分繰り上げ。開園時間も予定より早まったので、8時半前には入場し、
いいスタートが出来ました。
USJでの大きなミッションは、職業についての考えを深めることです。
私達にワクワク、ドキドキを与えてくれる仕組みは、どのような仕事から
作りあげられているのか?ハロウィン気分を味わいながら、学べたでしょうか?
5日目の報告。
今日も暑いです。
朝からトンレサップ湖でのクルーズです。東南アジアで一番広い湖
(雨季の現在は琵琶湖の約10倍)のトンレサップ湖を2艘の船で1時間ほど回り、
水上生活者の暮らしぶりを垣間見ます。約150万人が水の上で暮らしているとのことでした。
湖面には、教会、学校、コンビニ、漁師の家々が点在し、目を奪われます。
風が気持ちよく、生徒たちは開放感いっぱいで、思い思いのポジションで写真を撮っていました。
途中立ち寄ったお土産屋さんでは、大蛇を首に巻いてみる勇敢な生徒もいました。
歓声、悲鳴がお店中に響き渡っていました。
その後、市内に戻り、オールドマーケットで最後の買い物です。
庶民の台所でもあるこの市場、カンボジアの家庭の匂いのする食品売り場を通り抜け、
お土産売り場で値段交渉を楽しみました。今日は最終日ということで、
「I love Cambodia Tシャツ」を着た生徒が多く、名残り惜しさが伝わってきます。
昼食は久しぶりの洋食(フレンチ・クメール)でステーキを食べた後、
ホテルで前原とよみさんの講演を聞きました。前原さんは、午前中訪問したトンレサップ湖の
水上の村の人々を診療するクリニック(カンボジアの医療NGO)の看護師です。
湖の水がそのまま生活用水になっている村人たちの健康は必ずしもいいとは言えません。
村人たちを巡回診療し患者さんの相談にのったり、無料診療を行っています。
前原さんのお話は、実際に自分の目で見たばかりの水上の人々がどんな支援を必要としているのか
が語られ、インパクトがありました。ここでも教育がカギだというお話でした。
前原さんは、生徒たちから質問やコメントを上手に引き出し、お話を進めていきました。
最終日で疲れを隠せない生徒たちでしたが、トンレサップ湖の写真を見ながらお話に
引き込まれました。その後「支援ってなんだろう」というテーマでそれぞれ考える
ワークショップの時間をもちました。前原さんはパワフルでとっても素敵な方でした。
最後に、札幌から運んできた9台に車いすを、必要としている現地の2つの団体と
利用者の方々に贈呈しました。前原さんのご紹介でこのように実際に使ってくださる
方々にお渡しすることができて本当にうれしかったです。
これから荷造りをして、その後ホテルで夕食を食べ、今回の旅行の振り返りをする
時間を持った後、現地時間20:30には空港へ向かいます。
今日も暑さのため疲れている生徒も見られましたが、今夜無事帰途につきます。
「本当に来てよかった。思ってたよりもずっとたくさん学んだよ。」といううれしい言葉を
聞きました。この5日間で何を感じ、何に気づいたのか、帰国したらたくさんの話を
すると思います。自分とたっぷり向き合った6日間でしたね。楽しみにしていてください。
でも、まずはゆっくり休んでくださいね。
村人のお宅
移動手段は手漕ぎ船
最後の値段交渉
前原さんのお話しを聞く
車いすの贈呈式
利用者の方喜んでくれました
4日目報告
スタディーツアー4日目も…晴れ、30℃を超える1日となりました。
今日のスケジュールは、高校訪問、孤児院訪問の2回目、
夜は夕食後ナイトマーケットへお買い物という流れです。
本日1つ目の訪問先は、バスに揺られ約10分、「サムダックアル高校」です。
全校生徒は約6,000人規模という、ものすごく大きな学校です。
カンボジアではこの時期は秋休みで、本来登校日ではないのですが、
私たちの訪問に合わせて、校長先生はじめ、
50名程の有志の生徒さんたちが快く迎え入れてくれました。
まず、それぞれ準備してきた歌でお互いを歓迎し、和やかな雰囲気になったところで、
2教室に分散し、それぞれ班ごとになったところで、交流がスタートしました。
班全員で折り紙を折ったり、2人ペアで英語インタビューを行ったり、
様々な形でコミュニケーションに取り組みました。あるグループでは、
夢や将来、社会問題について自分の意見を求められる場面もありましたが、
最後まで諦めることなく、お互いを称えながら正面から向き合うことができました。
その後、校舎の外に出て校内案内、出し物披露と交流を深め、午前中のプログラム終了。
昼はトロピカルというレストランで、飲茶をいただきました。
2つ目の訪問先は、昨日訪問させていただいた、孤児院訪問の続きです。
この訪問もさらに二手に分かれました。その一つ「Farm Children」での様子は、
到着するや否や、カンボジアの民族衣装に着替えさせられ、踊りのレッスンを受けました。
もちろん、子ども達の民族楽器での演奏付きです。
その後は、服を着替え、昨日ペアを組んでいた子ども達と遊びによる交流がスタートしました。
お絵かきをしたり、ブランコなどの遊具で遊んだり、小さな子供から、
高校生に至るまで男女問わず、一生懸命になって遊びました。
その後、北星チーム対Farm チームに分かれて綱引きを行いました。
2回試合を行いましたがFarmの子ども達は強かった…。やはり、楽しい時間はすぐに終わって
しまうようで、お別れの時は涙、涙…の時となりました。Farmの子ども達は日本語の曲(キセキ)
を覚え、多くの涙を誘いました。
「スナーダイクマエ」のプログラムは、まずは孤児院のメンバーの発表から
始まりました。自分の将来の目標についての日本語のスピーチ、日本語の歌三曲、
そしてカンボジアの伝統舞踊の披露など。それからこちらの用意したプログラム
「北海子ども盆踊り」は多少のハプニングもありつつ、大きな輪になって一緒に踊ることができました。
そのあと自由交流の時間を持ちました。昨日の経験をもとに「今日はどんなふうに交流しよう」、
とそれぞれの思いでのチャレンジ、だるまさんが転んだをしたり、バレーボール、折り紙で一緒に
遊ぶなど、思い思いに交流していました。お別れのセレモニーで責任者のメアスさんから頂いた
メッセージに心を揺さぶられる生徒も多く、とても意義深い孤児院訪問 となりました。
本日の夕食はニューバイヨンというレストランにてクメール料理のセットをいただきました。
夕食後は、突然の雨の中、ナイトマーケットを訪れ、アンコールワットでの買い物以来の
「値札のない買い物」を楽しんでいました。その後、人生初のトゥクトゥクに乗ってホテルに
向かいました。
本日の振り返りミーティングは4グループに分かれて、シェアし合う最後の時です。
今日もやはり、高校・孤児院での様子を語る生徒が多かったです。最後の交流だった
ということもあり、昨日の反省を踏まえて、精一杯交流ができたという声も多かったように
感じました。明日は、カンボジア滞在最終日。クルーズ体験やオールドマーケット散策、
車イスの贈呈などスケジュールが盛り沢山です。楽しみです。
サムダックアル高校にて全体写真
高校での交流1
高校での交流2
スナーダイクマエにて北星の出し物
スナーダイクマエにて子ども達の出し物
Farm Childrenにて全体写真
Farm Childrenにて民族衣装に身を包んだ北星女子の生徒
ナイトマーケットの様子
トゥクトゥクでホテルへ向かう様子
2016年10月17日(月)から中学3年生がカナダで研修を行っています。
慣れない土地で奮闘してるようです。
生徒たちの様子は、報告ページから様子を見ることができます。
※閲覧にはパスワードが必要です。
広島関西スタディツアー報告 三日目
平和学習も三日目となりました。
天候の心配(雨ではなく、暑さの心配です)をしながら、バスに乗り込みました。
今日はバス、フェリー、新幹線、三種の手段を使っての移動となります。
大久野島へは予定通りに到着。午前中は資料館の説明、午後はフィールドワーク、
いずれも元社会科の先生だった山内さんという方が分かりやすく解説をしてくださいます。
今はうさぎの楽園となっている美しい島が背負う歴史、
そして日本人である私達が背負う歴史について、深く考えることができた時間でした。
新幹線の速さに驚きつつ、大阪へ。いよいよ明日はお楽しみのUSJです。
大久野島ガイドの山内さん
山内さんの熱い思いが伝わってきます
山内さんの熱い思いが伝わってきます
発電所だった建物
新幹線で大阪へ
広島関西スタディツアー 二日目
今日の広島の最高気温はなんと27度。札幌では真夏の暑さに冬服…と、
生徒にとってはなかなか厳しい状況でしたが、研修の中身も濃く、
充実した一日となりました。
午前中は安芸の宮島、厳島神社を訪れました。高潮のため、
入場に制限がかかるかもという情報のもと、予定を繰り上げて宮島へ。
満潮の厳島神社⛩はまさに海の上に浮かぶ社で、神秘的な空間でした。
美しい景観と共に、おやつ&お土産タイムも満喫しました。
午後は平和学習です。三つのグループに分かれて、原爆養護ホームを訪問しました。
ホームでは更に少人数に分かれて入居者の方のお話を聴きました。
とつとつとお話してくださる言葉には、何とも形容しがたい重みを感じます。
お別れの時、バスに乗る私達を見送り、ずっと手を振って下さいました。
その後は、旧本川国民学校平和資料館、平和記念資料館を見学。
平和について、いろいろな角度から、深く考えることができた一日でした。
宮島のガイドさんの説明を聴く
厳島神社大鳥居
原爆養護ホームにて、お話して下さった方と
旧本川国民学校平和資料館で、被爆二世の方のお話を聴く
3日目の報告。
今日の予想最高気温は32℃。
午前中はアンコールワット遺跡見学なので雨でなくて助かりましたが、
暑さとの戦いの一日となりました。。
貸し切りバスで15分ほどで遺跡に到着。
少し歩くと荘厳な遺跡が目の前に広がります。遺跡の湖のほとりで
集合写真を撮った後、マーケットでお買い物。
生徒たち初の“値段交渉”はドキドキでした。現地ガイドさんの説明を受けて
遺跡を見学後、昼食はみんなで中華料理をいただきました。
その後は、孤児院訪問です。去年も伺った「ファームチルドレン」と、
今年初めての訪問になる「スナーダイクマエ」の二手に分かれて、
それぞれの子どもたちと交流をしました。
「ファームチルドレン」は、26人の子どもたちが共同で生活している
孤児院です。訪問グループはまず、施設の案内をしていただきました。
そうしてそれぞれの自己紹介を、英語に自国の言葉を交えて行いました。
また、アプサラダンスでの歓迎は思いがけないもので、とても嬉しく思いました。
それから全員で、ハンカチ落としのようなゲーム、コミティが事前に用意していた
じゃんけん列車とボール渡しゲームで盛り上がり、さていよいよ自由交流です。
各自工夫し、言葉を駆使し、思いを伝え想いを受け取り一緒に「遊ぶ」ことを通して
理解しあう試みに挑戦しました。あっという間の二時間でした。
明日の午後、もう一度会う約束をしてお別れしました。
「スナダーイクマエ」には、25名で訪問しました。
小学校低学年の子どももいれば18歳の子どものいる孤児院です。
整理整頓の行き届いた孤児院で、教室には(屋外です)ごみ一つ落ちていません。
ここの管理責任者のメアス博子先生から歓迎の言葉をいただいた後、さっそく交流です。
スナーダイのみなさんから一人ひとり日本語で自己紹介をしてもらった後、
コミティ団長からの挨拶、北星パフォーマンスで歌を2曲(カンボジアの曲で「アラピヤ」
と日本の曲で「上を向いて歩こう」)歌いました。スナダーイからは「スナダーイクマエ」を
元気に歌ってくれました。それからは全員で、じゃんけん列車、ボール渡しゲームをした後、
いよいよグループ交流です。シャボン玉を楽しむグループ、折り紙を教えるグループ、
ボール遊びに熱中するグループと様々な交流が繰り広げられ、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
「明日もあるのに、すでに別れが名残惜しい」
…何気なく耳にした生徒の言葉が印象的な交流1日目でした。
夜の振り返りミーティングでは、交流の様子を語る生徒がほとんどでした。
「もっとこうしたかった」「たくさん話しができなかった」
「恥ずかしさで消極的になってしまった」など、それぞれが明日に向けての
意欲を高めているように感じられたミーティングでした。
明日が楽しみです。
10月18日の朝の連絡はこのようなものでした
アンコールワットでの集合写真です
アンコールワットの屋台などで、お買い物にも挑戦しました
第三回廊の急勾配、緊張しながら階段の登り、降りました
歓迎のアプサラダンスです
「ファームチルドレン」でのゲーム。まずはハンカチ落としみたいなゲーム。
「ファームチルドレン」でのボール渡しゲーム。思いのほか白熱しました
「スナダイ」じゃんけん列車で仲良くなりました
「スナダイ」でのボール渡しゲーム
「スナダイ」チーム全員で
広島関西スタディツアー報告 一日目
修学旅行生でごった返していた千歳空港を出発し、羽田空港を経て広島へ。
みんなで乗る飛行機はまた格別なようで、離陸時には歓声も聞こえてきました。
午前中は土砂降りの時間もあったとバスガイドさんは話していましたが、
到着した頃には晴れ上がり、まずはお天気の歓迎を受けました。
広島での最初の訪問先は平和記念公園です。世界遺産に登録された
原爆ドームを実際にこの目で見るのは感慨深いものがありました。
厳粛な雰囲気の中、平和セレモニーを行いました。皆で折った千羽鶴を捧げ、
平和宣言文を読み上げると、これから始まる平和学習に向けて気持ちが引き締まります。
続いての被爆体験講話は、移動の疲れも見せず、皆集中して聴いていました。
講師の嘉屋重さんからのメッセージは私たちの心に深く刻まれることでしょう。
2日目報告
朝は8時までに起きてゆっくりホテルで朝食。とてもおいしかったようです。
天候は曇り、風が少しありこの時期としては涼しい方(27-28度)だということでした。ほっとしました。
昼は近くのレストランでクメール料理のビュッフェ。フルーツやデザートも豊富で大好評。
その後、2チームに分かれて、「かものはしプロジェクト」
(女性の就労支援をしている日本のNGOの活動現場)とアキラ地雷博物館を訪問しました。
「かものはし」では、地元の20代の女性たちが60人ほどで井草を使った小物を製作しています。
経済的に苦しく中学校教育を受けてない女性が、NGOの指南を受けながら縫製の技術を学び
社会性を身につけ自立していくプロセスの一部を見ることができました。
お金ではなくスキルを支援するという教育プログラムです。目標をもって生活する若い女性たちの
働く姿に感じるものが多かったようです。
ここで作られた井草の素敵な小物をお土産にたくさん買っていました。楽しみにしていてください。
「かものはし」で働く女性のお宅を訪れました。28歳のスレイパーさんは、病気のお母さんを抱え、
4年前から「かものはし」ミシンを踏んでいます。2年後を目途に自分で仕立て屋を出すのが目標だと
語っていました。お宅の中を見せていだだいた後、いくつか質問をし、暖かい笑顔に見送られお宅を
後にしました。カンボジアの村の暮らしを垣間見ることができ、貴重な時間となりました。
そして、地雷博物館へ。日本人のボランティアガイドの川広肇さんが館内を案内してくださり、
そもそもなぜカンボジアに地雷が埋められたのか、1970年代に内戦が起こった経緯を詳しく
話してくださいました。地雷を一人で4万個除去したというアキラさんの偉業に、
改めて感動したという生徒たちの声が聴かれました。
昨晩からの疲れがまだ残っている生徒も多く、移動のバスの中はかなり寝ていましたが、
ホテルに着くと元気にお向かいのモールへ買い物に。楽しかったようです。元気です。
夕食は、カンボジアの伝統舞踊、アプサラを見ながらのアジアンビュッフェ。
アプサラの独特な指使いにくぎ付けになりました。
振り返りミーティングは4グループに分かれて今日感じたことをそれぞれの言葉で語る時間です。
とりわけ村の家庭を訪問した際にたくさんの気づきがあったようです。
日本より貧しい国なのにまっすぐ目を見て話す村の女性と出会い、「自分の国に自信があるように
見えて見習いたいと思った」「ものがたくさんあると人と関わる回数が減るんじゃないかな」など
様々な振り返りがありました。
また、自分たちの生活環境とあまりにもかけ離れた住空間に足を踏みいれ、大きなカルチャーショック
を受けました。それを仲間と共有し心に納めていく作業でもあったようです。
明日はアンコールワットと、午後はいよいよ孤児院での交流です。コミティを中心に準備してきた
活動が展開されます。楽しみです。
クメールビュッフェでランチ
外国人でも食べやすくアレンジされています
「かものはし」でプロジェクトの概要をききました
実際に井草の織りを体験
民家訪問 雨季でぬかるんでいる道を通って
かものはしで働いている女性の家族と一緒に
除去された5000個の地雷の展示
地雷博物館にて ガイドの川広さんと一緒に
アプサラダンスを見ながら夕食をたべました
振り返りミーティングのひとこま
千歳で出発式をした後、
フライトは順調に飛び、ソウル・インチョン空港へ。
韓国について、生徒たちとてもうれしそうでした。
40分ほど、それぞれ買い物。ドルや円で
飲み物やスナックを買いました。
ソウルからシェムレアップまで5時間半のフライトです。
機内食を楽しみ、ゲームや映画で時間をつぶし
ながらも、深夜の到着に備えて睡眠もとっていました。
シェムレアップで飛行機を降りた瞬間、
高温多湿(27度)に歓声を上げていました。
車いすも無事到着し てみんなで写真をとりました。
全員元気です。
現地時間23時半(日本時間1:30)に
無事、ホテルに到着して、それぞれの
部屋に入りました。
明日は午前中はゆっくりし、午後から
地雷博物館や「かものはし」民家訪問です。
上から
①千歳空港での出発式
②ソウル到着
③乗り継ぎです
④入国が無事終わり、荷物のピックアップ
⑤シェムリアップ空港で集合写真