広島は朝晩と昼間の気温差が予想以上にあるものの、大きく体調を崩した生徒もおらず、2日目をスタートすることができました。本日は、平和記念資料館からのスタートです。
原子爆弾の悲惨さを伝える数多くの資料を目にした生徒たちは言葉を失い、昨日以上に核兵器の廃絶と世界平和について強く願ったことでしょう。

平和記念資料館のあとは、原爆養護ホームを訪れました。入居者の方々は私たちを快く迎え入れてくださり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。生徒たちは被爆体験講話を通して、あらためて平和の尊さを確認していました。
また、入居者の方々には生徒たちからの歌のプレゼント(校歌と賛美歌)も非常に喜んでいただき、人との繋がりの大切さを再確認する良い機会となりました!

その後は世界遺産、厳島神社に行きました。
訪問時はちょうど満潮で、海上に浮かぶ大鳥居に生徒たちは圧倒されていました!! 普段見ることのない幻想的な光景に、神秘的な力を感じたことでしょう。
明日からのスタディーツアーに向け、新たなパワーをもらうことができました!

アナコットカンボジアという、田中千草先生が貧困世帯の子どもたちの支援のために開いているシェルターに伺い、その施設にいる子どもたちや、里親支援をしている子ども達と交流を行いました。

私たちは、今回、5つのグループに分かれて活動しました。 1つ目は、商品開発チーム。 シェルターでは貧困世帯の就労支援として、田中先生がカンボジアのお母さんたちに裁縫を指導して製品を作って販売しています。 今年のスタディツアーでは、そのお母さん方と協力して、新しい商品を作れないかと考え、生徒たちが毎日の礼拝で使う、聖書と讃美歌のカバーやポシェットの作製を提案し、今日はその試作をしました。 裁縫が得意ではない生徒たちは、苦労しながらも、お母さん方に教わりながら、作製しました。 今のところ聖書讃美歌カバーを商品化し、販売する予定です。

2つ目はメロディオンチーム。事前にメロディオンの修理の仕方を習い、田中先生が指導されている小学校で使われ、壊れてしまったメロディオンを子ども達と一緒に修理しました。 午後からはその子ども達と一緒に合奏の練習をして、最後に全員の前で演奏しました。言葉は通じなくても、音楽を通した交流ができました。

3つ目はカレー作りチーム。日本からバーモンドカレーを持ち寄って、カンボジアの子ども達と地元の市場で買い出しをし、150人分のカレーライスを作りました。 市場では、鶏を4羽と豚肉、カンボジアの果物・ランブータンなどをそれぞれ買って、初めての経験をしました。 アナコットの子ども達の料理の手際の良さに圧倒されながら一緒に野菜を刻みました。とってもおいしいカレーが出来上がってカンボジアの人たちにも喜んでもらえました!

4つ目は白玉作りチーム。カレー作りチームが買い出しに行っている間に、準備されていた玉ねぎを切って涙を流したり、ココナッツ砂糖の入った白玉団子をカンボジアの子ども達と一緒に作ったりして、みんなで3時のおやつにいただきました。

5つ目は交流チーム。チームのメンバーがそれぞれの生活を紹介するパワーポイントを作成し、互いの理解を深め、一緒にちぎり絵を作ったり、ハンカチ落としのようなカンボジアの遊びをしたり、本気で遊びました。

暑い中での交流に、疲れの見られる生徒もいますが、充実した1日となりました。
いよいよ広島関西スタディツアーのスタートです。天気にも恵まれ、気持ちよくスタートが切れましたー!! 写真は出発式の様子です。全員時間どおりに集合し、羽田行きの飛行機に搭乗しました。

広島に無事に到着しました。多少の蒸し暑さを感じますが、生徒は全員元気です!
写真は平和記念公園での平和セレモニーと被爆体験講話の様子です。平和セレモニーでは賛美歌を歌い、平和宣言を行い、千羽鶴を奉納することで、世界平和を祈りました。以下に、平和宣言(一部抜粋)を記載いたします。
「平和宣言」
1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下されてから、73年が経ちました。……
核兵器によって同じ過ちを繰り返さないためにも、核兵器の恐ろしさ、戦争の愚かさを学ぶ必要があります。私たちの力で未来に向けて被爆者の思いや言葉を伝え、広めていく責任があります。……
私たちは原爆犠牲者、戦争で犠牲になられた方々の御霊に心からの哀悼の誠を捧げ、核兵器の廃絶と世界平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います。
2018年10月15日
北星学園女子中学高等学校5年生一同




多くのことを体験し、一回り成長したお子さんに会える事を楽しみにしていてください!!
二日目です。
最初の前原とよみさんという、カンボジアで看護師をしながら、 カンボジアの教育医療支援をしている方のお話をワークショップを通して伺い、 生徒たちは、それぞれ考え、感じることがありました。

午後からは車いすの贈呈式を行い、日本から運んできた車いすを 使用される方にも来ていただいて、無事に送ることができました。

その後はトンレサップ湖に行き、 東南アジア最大の湖でのクルーズを楽しみました。
市街地にもどり、オールドマーケットでショッピング。
みんな値段交渉を楽しみながら、カンボジアの店員さんと仲良くなっていました。
たくましい!

夕食はアプサラダンスを見ながらいただきました。

そして最後は振り返りミーティングを行い、 全員が 今日考えたこと、感じた事をグループで話しました。
今日もお天気に恵まれ、みんな元気に楽しんでいます。
予定通り、現地時間22:00ごろシェムリアップのホテルに到着しました。
みんな元気です。
バンコクで3時間ほど買い物タイムを楽しみ、1時間でシェムリアップ。
飛行機を降りると、28度で湿気があり少々雨が降っていましたが、
カンボジアに降り立った生徒たちは盛り上がっていました!



2018.9.26
4年生の普通科を対象として、JICA研修員交流活動が行われました。
マラウイ・ケニア・ウガンダなど、普段なかなか出会えない人との
交流に生徒たちは、刺激を受けていました。
[生徒の感想から]
・異国のことをたくさん知れた。新しい発見がたくさんあった。
・話しやすくて、私たちの英語を理解しようとしてくれた。
・黒人の方と話すのは初めてで、最少はとても緊張したが、笑顔を見ていると自然に
緊張がほぐれて、とても楽しい時間になった。
・いっぱい笑えた。

2018.9-10
10月15日から始まる、カナダ研修に向けて3年生の準備が
大詰めをむかえています。
結団式では、カナダコミッティから今年の目標の確認。
カナダでのマナー・ルールの確認などが行われました。
また、現地の生徒との文化交流や発表にむけても準備も
進められています。
これまでの取り組みの成果が発揮できますように。
どんな出来事も貴重な体験として、ポジティブに乗り越えて
きたいと思います。
生徒たちひとりひとりの成長に、期待しています。


家庭科 「高校生と親子との交流授業」 10/2(火)
6年生家庭演習の授業の一環として「乳幼児親子とのふれあい体験授業」
を開催しました。
授業ではグループに分かれ、子どもとおもちゃを使って遊ぶ体験や絵本の
読み聞かせなどを行いました。
また、お母さんに妊娠中や出産のこと、お子さんのことや毎日の子育て
のことなどをインタビューさせていただきました。
普段接する機会の少ない地域の方々との交流を通して、
地域のつながりの大切さや子どもとふれ合うことの楽しさを体感でき、
とても貴重な体験になりました。
来校してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
