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校長・教員ブログ

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「情けは人の為ならず」という表現を、人に情けを掛けることはその人の為にならないと誤解されている場合が大変多いそうです。本当の意味は、人に対して情けを掛けておけば(人に親切にしておけば)、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるということです。困っている状況にある人を助けようとするとき、相手からの見返りを期待するようなことはありませんよね。誠意をもって、相手のことを重んじて対応するはずです。そのようなことができる人には、自分が苦境に立たされた時に、誰彼となく援助の手を差し伸べてくれるでしょう。コロナ渦の中で、苦しんでいる人が世界中に多数います。こういう時こそ、お互いに助け合うことが本当に重要です。人と人、国と国が互いに協力して難局を乗り越えなければなりません。自分が大丈夫でも、困難を抱えている人を自ら探していくことが今必要とされています。人と共に喜び、人と共に悲しむことが我々人間にとって最も大切なことの一つです。見返りを求めず、困っている人の為に積極的に行動できる人間になりましょう。人のことを羨まず、謙虚な気持ちをもって、正々堂々と前へ進む気持ちの良い人になりましょう。こういう生き方をすると、自分が気づいていなくても、人に頼りにされ、自分も日々成長できる素晴らしい人間になれるはずです。自分に正直な生き方をしましょう。皆さんの幸せを心からお祈りします。

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