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校長・教員ブログ

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「夏が来れば思い出す 遙かな尾瀬 とおい空」(江間章子作詞、中田喜直作曲)

私が思い出す夏の思い出は、やはり吹奏楽コンクールです。生徒と一緒に泣いたり笑ったりする活動は何にも代えがたいものです。いまだに、「あの時のコンクールでは大変でした…」などと卒業生と思い出話に花が咲くこともあります。

本校の吹奏楽部は、部員数の減少にも負けず今年もコンクールに挑戦し、F.レハール作曲のワルツ「金と銀」を演奏して銀賞を受賞することができました。今回は、プロの作曲家に依頼し、生徒たちの様子を伝えた北星女子スペシャルアレンジで取り組みました。当初は参加することすら危ぶまれていましたが、コンクール後の振り返りでは「このままでは参加は無理」「みんなの意識も低くて」から「どんどん上手くなってきて」「みんな意欲が出てきて凄いと思った」「今までのコンクールで一番楽しかった」など、生徒たちの“大きな成長”というには言葉が足りない“驚異的な成長”を遂げることができたコンクールでした。

時期を同じくして行われた、東京オリンピック2020は感動の連続でした。感動の理由は何だったのでしょうか。メダルラッシュだから?勝っても負けても礼儀正しい選手たち?感動の理由は、アスリートたちの自己へのチャレンジする姿だったのではないか、と私は思っています。自己へのチャレンジが感動を与えたのは、オリンピアンだけではなく吹奏楽部員の頑張りも遜色ないものでした。決して長いとはいえない学生生活、みなさんも是非部活動に参加し、自己へのチャレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。

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