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校長・教員ブログ

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長いような短いような夏休みが終わりました。静かだった校舎に再び活気が溢れ,少しずつ日常を 

取り戻しつつあります。生徒たちはこの後すぐに訪れる定期試験に向けて,必死に勉強をしています。ところで,夏休みといえば,何を思い浮かべますか。青い空,白い雲,熱い太陽,冷たい海何より忘れてはならないのは,そう宿題ですね! 

 

本校の中学2年生は「商品開発」に取り組みます。企業に協力していただき,半年~1年近くかけて構想から,実際の商品・製品の発売まで行います。詳しい内容や過去の事例は以下のURLをご参照ください。 

 

 

今年は白い恋人でおなじみの石屋製菓さんが協力してくださり,夏休み前に,白い恋人パークに訪問させていただき,体験や美味しいものを食べたり,企業理念やマーケティング等々について中学生にもわかりやすく教えてくださいました!そして,石屋製菓さんが設定したテーマに沿って中学2年生はどんな商品を作りたいか考えて,絵などを用いて表すコンセプトシートを夏休み中に作成しますコンセプトシートを目にすると,大人にはない柔軟な発想に驚かされることもしばしばです。 

 

定期試験が終わると,商品開発が本格的に始動し,コンセプトシートの内容をより具体的にし,実際の商品に近づけていきます。構想を練るのは全員ですが,実際に商品化まで為されるのは,数名です。そのためには,教員や企業の方に対し,自分の商品をプレゼンしなければなりません。商品自体も重要ですが,自分の考えた商品が,いかに魅力的か,どれだけ素晴らしいものか,を伝える技術も必要になります。プレゼンはPowerPointが基本ですが,過去には商品の良さを伝えるために,自宅で試作し,それを教員に食べさせ,感想を述べてもらった動画を流す,という人もおりました。今年もこの後,中学2年生の皆さんがどのように創意工夫を凝らし,商品開発を進めてくれるのか楽しみでなりません。 

 

また,商品開発に携わることは私たち教員にとっても学ぶことがたくさんあり,とても刺激になります。普段,私たちが商品を手にとるまでに,目に見えない流れが想像以上にあり,とても多くのひとが関わっているのだということを学ばせていただきました。普段はなかなかできないこと,感じられないことを生徒と共に体験し,学ぶことができるのも,教員という仕事の醍醐味なのかもしれません。 

 

というわけで,私の夏休みの宿題はこれでおしまいです!お付き合いありがとうございました!!

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