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校長・教員ブログ

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いい歳になってきたので、自分の趣味について気ままに書き連ねようと思い、念のためライフワークについて調べてみました。そうしたら何と「ずっと愛好したい趣味」のことではなく「人生をかけてする仕事」ということで、「音楽教師」が私にとって正にライフワークであると再認識されました。でもやはり、最近再開した趣味について書きたいと思います。

私は大学の音楽科で管弦楽を専攻しました。具体的に言うと管楽器のファゴット(=イタリア語・英語ではバスーン)を学びましたが、「大学では何を専攻されましたか」という話題になると「ファゴットです」と言ったとたん、そこで会話が終了することが度々ありました。みなさんはファゴットが中低音の木管楽器なのはご存じですよね。私はこの楽器が大好きです。大学時代も友人たちから「似合ってる、ぴったり」と言われ続けていました。そしてついに昨年(2021年)の7月から市内のアマチュアオーケストラに入団し(正確には26年ぶりの復帰)活動を始めました。これまでも細々とアンサンブル活動は続けていましたが、毎週合奏があるとなるとさすがに継続した準備は欠かせません。仕事もあるため練習の質や量を工夫し、主に土曜日に個人練習をし日曜日の合奏に備えるのをパターンとし真面目に実行してきました。その甲斐(かい)あってか少しずつ演奏の感覚が戻り、復帰後、三回のオーケストラ演奏会も無事に吹ききることができました。

老後の趣味は盆栽か家庭菜園が人気なのでしょうが、音楽教師の趣味が楽器演奏なんて、正にライフワークと言っていいのではないかと思っています。音楽の授業や吹奏楽部の指導の時でも「先生もがんばっているんだぞー」と言えることに幸せを感じている今日この頃です。

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