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校長・教員ブログ

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20191010

~卒業生のことⅡ~

前回に続き卒業生のことについてお話しします…

私の学校,北星学園女子中学高等学校は歴史の長い学校です。

今年で創立133年、多くの生徒が卒業していきました。
私が北星女子中高に務めはじめて少し時間が経った頃、
あることに気がつきました。

それは卒業した生徒たち(卒業生)がよく学校を訪れるということです。
「大学卒業しました」「卒業できませんでした」「就職しました」
「子どもが生まれました」そして一番多いのが「特別な用事はないけれど…」。

高校を卒業して自分の高校を訪問した経験がない私には、不思議な光景でした。

学校を訪問した卒業生だけでなく、本当に多くの卒業生が母校への
特別な思いを大切に、今いる場所で生きていることを実感できたことが
先週ありました。

先週土曜日、数ある同窓会のひとつ東北支部総会に出席のため
仙台に出かけました。卒業後母校のある札幌を離れ、東北の地で
暮らしはじめた卒業生が集まってくれました。

ひとり一人それぞれの人生がお話しの中から伝わります。話の中心は
もちろん母校のこと、まるで昨日まで学校に通っていたかのような表情で
賛美歌を歌い、笑い、話に花が咲き、時間は瞬く間に過ぎていきました。

卒業して札幌を離れ、何年経っても母校のことを思い応援してくれる
卒業生のみなさんの姿を拝見して、今年も同窓会に来て良かった。
そんな学校で仕事ができることを嬉しく誇らしく思いました。IMG_0952

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