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校長・教員ブログ

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2019年11月7日

~人生とこころの四季~

札幌近郊の手稲山にも初雪が降り、冬がそこまで来ている季節に
なりました。
先日、会議が終わった帰りに少しの回り道をして、秋の深まりを
感じる遊歩道を歩く機会がありました。

日本では春夏秋冬四季のうつろいがあり、周囲の自然も美しく
変化していく様子を五感で感じることができます、嬉しいことです。

この季節になると私は一冊の本をよく思い浮かべます。
「人生の四季―発展と成熟」、スイス人精神科医ポール トゥルニエが
書いた作品です。
 人間の生涯にも季節に似たうつろいがあります。
人は生きていく中で色々な事柄を経験し年齢を重ねていきます。
私の学校に通う生徒たちは季節に例えるならば春でしょうか。
生徒たちが生きる春は、身も心も成長し花々が咲き誇る美しい季節である
と同時に、自身の内外にもたらされた大きな変化に戸惑いを経験する季節
のように思います。 

その生徒たちの輝く姿を見ながら、自分は晩秋にさしかかっているように
思うことが多くなりました。

自分もかつて歩いた春を過ごす生徒たちを見ながら、秋の季節を歩いている
そう思った時、聖書のことばを思い出しました。

『たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、私たちの
「内なる人」は日々新たにされていきます。』~Ⅱコリント4:16~
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