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英語科の長期留学レポート

英語科の長期留学レポート

アメリカのサウスダコタ州、デル・ラピッズ高校に留学中の田中萌さんから第2回目の留学報告が届きました。

 

みなさんこんにちは。 第2回目のレポートになります。 この2ヶ月間、ここには書ききれないくらい色々な事が起こりました。自分ではどうにもできないほど、悔しい事も。 ですが、少しでも前に進んでいる事を信じて毎日笑顔で過ごしています。

 

私は今、ボランティアグループとクワイアに所属していて学校前の朝、放課後どちらとも忙しくしています。アメリカでは、チャリティ文化、ボランティア文化が想像以上に盛んです。 そして、そのボランティア活動の一環で、banquetと呼ばれる朝ごはんを無料で配給する場所に行きました。そこには、ホームレスはもちろん学校のリュックを背負って一人で朝ごはんを食べに来る小学生もいました。悲しいですね。貧困と幸福度がイコールではない事は分かっているのですが、悲しかったんです。私がもっとなにかできればともおもいました。その子たちに、『このソーセージ私が作ったの。味はどうかな?』と聞くと、『すごく美味しい、グッジョブ』と満面の笑みで言われて、来て良かったな。こういう経験が貴重な体験っていうんだな。って思いました。日本では、こういう機会に巡り合ってなかったでしょうから。

 

そして、私がもっとも恐れていたスピーチクラスがはじまりました。ネィティブスピーカーの前で英語を話すのは本当に緊張しますが、確実に自分の英語力が上がっていることを実感しています。アメリカの授業では、スピーチクラスに限らずみんなの前で話す機会が日本に比べて多いです。学校がはじまってすぐは自分の発音、英語力に恥じて英語を話すのを怖がっていました。ですが、身の回りが英語にあふれているこの環境は日本では巡り会えない貴重な環境だという事改めて考え、今は『私の英語が間違えてたら直してね。』と友達に言って積極的に話しています。会話力の向上は、自分がどれだけ話すかなので、1日でできるだけ人と一緒にいて会話する事を努力しています。

 

アメリカに来て、留学生を初めてから他の国の留学生に会う機会がすごくあります。彼らのほとんどがヨーロッパからの留学生なので、彼らには馴染みないアジアの文化にとても興味をもってくれます。特に日本語のしくみ、日本語のアルファベットは彼らにとってとても興味深いトピックです。日本人はこんな難しい言語を操っているから、誇りに思った方が良いよ!とみんなに言われるので、第一言語が日本語で良かったなぁ。と思いました。 彼らのほとんどが頭が良いので、話していてとても楽しいですし、他の国の文化を積極的に学ぼうとする姿はとても輝いていて、刺激をもらっています。この出会いこそが私が留学生活に求めていた事、そのものなのでとても嬉しいです。

 

そして、すでにアメリカから帰ることを想像するとホームシックのような気分になります。 私の留学生活は助けてもらってばかりで、ホストファミリー、友達、先生に私が残り5ヶ月でみんなに何を与えることができるのか、最近は寝る前にそんなことを考えています。

そして今は、クリスマス準備真っ只中です。It’s the most wonderful time of the year~♪ですよ。クリスマスソングを聴きながら家族でクリスマスツリーを飾り付けした時間は幸せそのものでしたね。それでは、皆さんすてきなクリスマスをお過ごし下さい。

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