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英語科の長期留学レポート

英語科の長期留学レポート

アメリカのサウスダコタ州、デル・ラピッズ高校に留学中の田中萌さんから第3回目の留学報告が届きました。

 

ご無沙汰しています。田中萌です。 私の地域は例年に比べて雪が少なく、もうすでに春の香りがするようになってきました。こちらの生活が日常になり、そんな日常の中の特別な時間が楽しく思える今日この頃です。

 

私は2月のはじめホストファミリーからのクリスマスプレゼントで、フロリダに家族旅行しました。本当に素敵な思い出になりましたし、より一層家族に感謝する機会となりました。この思い出はおばぁちゃんになっても忘れることのないものだと確信しています。そして、私は昨年のミネソタでの英語キャンプが終わってから一切アメリカで日本人に会う機会がありませんでした。ですが、フロリダの空港で日本人をみかけ、日本語を聞いたのです。そのときすごく感動してしまいました。

 

学校についてです。新しい時間割がはじまり、クラスメイトも変わり、ついに学校のみんなの顔がわかるようになりました。(私の学校はとても小さい学校なので) 私はSkill for parentingという赤ちゃんについて勉強する教科をとりました。その授業の一環でロボット赤ちゃんを週末の間家に持ち帰りお世話をするというものがありました。その赤ちゃんは先生のコンピュータとつながっていて、成績がつきます。夜中の1時。朝の5時にも泣き出し、本当のお母さんの大変さがわかりましたね。アメリカらしいすこし笑ってしまう斬新な仕組みです。

 

アメリカにきてから政治に興味が湧いてきました。アメリカ人は政治に対してとっても積極的で、各自自分の強い意見を持っています。 タイミング良く、先月、州の議事堂に行く機会がありました。州の日本語でいうと知事?が私の街の出身で私に良くしてくださり、沢山の質問をする事が出来ました。また、そこでは高校を早く卒業した私と同年代の学生が政治家を目指して働きながら学べる制度があり、そんな彼らと話す機会もありました。夢を持って話す彼らの目には輝くものがあり、同世代の活躍する姿には刺激をもらいました。 議事堂の見学中に素敵な出会いもありました。会議の見学中に隣に座っていたおじいさんに話しかけてみると彼は昔学校の校長先生をしていたようで、日本人留学生の男の子を受け入れたことがあることを私に教えてくれました。彼はその日本人留学生と沢山の思い出があったそうで、私に会えたこともすごく喜んでくれました。みなさんも知らない人に思い切って話しかけると素晴らしい出会いがあるかもしれません。

 

では、次のレポートでまたお会いしましょう。

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