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英語科の長期留学レポート

英語科の長期留学レポート

カナダサスカチュワン州のトミー・ダグラス高校に留学中の佐々木愛さんから第1回目の留学報告が届きました。

こんにちは。カナダのサスカチュワン州に留学中の佐々木愛です。私のいるサスカトゥーンは北海道より少し涼しいですが、毎日晴れていて過ごしやすいです。しかし、蚊が多く虫除けが効かないので、私はすでに25カ所以上刺され、日々痒みと戦っています。そして、カナダは建物の高さが低いので、広い綺麗な青空がよく見えます。しかし、下の夜9時のエドモントン空港の写真をみてもらえればわかるとは思いますが、日没が遅いので外が明るく、最初は寝れませんでした。

 

2週間の研修は、カナダのお金や国歌、ジェスチャーや電話の受け答えなど、私にとって身になる授業ばかりでした。勉強した後は、みんなでdodge ballやショッピングをして楽しみました。水風船と水鉄砲を使った、water fightは童心に返って遊びました。さよならceremonyでは、自分の特技を生かした披露をしていて、みんな生き生きしていました。研修中にできた友達と離れるのは寂しかったですが、また1年後会えることを考えれば頑張れます。ホストファミリーはフィリピン出身の優しい家族でみんな仲がいいので、私まで心が温かくなりました。3回も巻き寿司を作り、6歳のホストブラザーとは何回も追いかけっこをしました。ホストファミリーが16歳の誕生日を祝ってくれました。本当は17歳なのですが、子供っぽいせいか、若く見られていたようです笑。本当に楽しい2週間でした。

 

初登校の学校は日本人が私以外に1人もいなくて、とても緊張しましたが、今は自分から話しかけないと誰も話しかけてきてくれないという環境に燃えています。想像と違い全てがculture shockでした。学校が始まる予鈴のベルまで、教室には行きません。廊下で友達と会話をするからです。授業終了のベルが鳴る瞬間は、みんなとても動きが速いです。授業時間を過ぎてまで、勉強したくはないのでしょう笑。休み時間は5分間なので、移動教室で時間がかかり、トイレには行けません。授業中に携帯を使っていたり、授業中に食べ物を食べてもいいので、キュウリをかじっている男の子もいました。机と椅子がつながっていて右からしか座ることができません。日本からノートを持ってきていたのですが、カナダは3つ穴が空いたルーズリーフとバインダーを使うことを知りました。バインダーに筆箱をつけることができ、移動教室の際は1冊のバインダーだけを持ち運びすればいいのでとても楽です。教科書は基本使わず、プリントで授業をするようです。教科書は、図書室からのレンタルで、図鑑のような厚さなのでロッカーに入れています。ロッカーの鍵がとても開けにくいです。右に回して、左に回して、右に回します……国歌がなっている最中は、廊下を歩いていても、動作を止めなければなりません。だから、愛国心があるのかもしれませんね。

 

授業は選択制で、私はFoodStudies,Band,Science,Math,English,Gymを取っています。ここでもまたculture shockです。Food Studiesは調理をする前の準備とレシピについて勉強した次の日、65分間の授業でチョコチップクッキーを作り、洗い物まで済ませないといけないので忙しかったです。洗い物をする時は、右のシンクでスポンジを使わず布巾で泡水につけておいた食器を洗い、お湯を張っていた左のシンクに食器を通して終わりです。たまに泡が残っているのですが、こちらの人は気にしないようです。Bandは私はクラリネットを吹くのですが、1日目はオリエンテーション、2日目でいきなり合奏をしたので驚きました。Scienceは1kmは何mか、1kgは何gかの力試しテストをしたのですが、degみたいな知らない単位がありました。Mathは簡単な計算でもみんな電卓を使っています。最大公約数と最小公倍数の求め方や、立方体の面積から辺を求める、新しいやり方を習っています。Englishは自分の名前の由来や意味について調ベています。Gymは始めの10分間は好きなことをしていいので 私は縄跳びをしました。みんなでストレッチをした後、カタキをしました。そして、私にとって初めて知ったゲームをしました。2人ペアで、他のペアの1人が自分のペアの所に来たら移動しないといけないのですが、移動中に鬼に捕まってもいけません。こんな感じで毎日授業は楽しいです。部活は2学期からバドミントンが始まるので、1学期はどうするかはまだ考え中です。

 

研修が終わった後ホストファミリーは、こちらもまたとても優しく、4歳のホストシスターと10歳のホストブラザーがとても面白いので退屈しません。そして、私の小さな英語の先生でもあります笑。家族の中に私をカウントしてくれた時や、「永遠に私のお姉ちゃんでいてね」と言ってくれた時は嬉しくて感動しました。実は犬が苦手な私ですが、家には2匹もいて心配でした。しかし、2匹とも人間が大好きなため、しっぽを振って追いかけてきたり舐めてきたり、毛がフワフワで気持ちがいいので、今では犬にベタ惚れです。  何もかもが恵まれていると思う私はこれから何か悪いことが起こらないか心配です笑。これからの目標は、友達を増やしていくことと、日本のお弁当を作ることです。それでは次回のレポートでまた会いましょう。

20150917佐々木1

 

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