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    HOME学校について教員ブログ「めんそーれ、沖縄」 英語教員 松浦 聡子

好きなことを話していいということだったので、私の第二の故郷沖縄での経験を紹介しようと思う。第2の故郷というだけあって、私の沖縄愛はなかなか年季の入ったものである。だが、観光客が行くような高級ホテルやおしゃれなカフェなどは残念ながら知らない。ただ、どこの岬に行けば満点の星空が見れるとか、どのタコス屋さんのソースがおいしくてボリュームがあるとか、不定休だけど絶品の沖縄そばが食べられる店といった実にマイナーな情報しか知らない。そんな沖縄偏愛が始まったきっかけを語りたい。 

私が沖縄に行った理由は、大学進学時に冬に雪が降らない地域に住みたい!という単純な理由からだった。私が大学を卒業したころにNHK朝ドラ「ちゅらさん」が放映され、沖縄が大ブレイクしたので、その後北海道から沖縄に来る人は増えたようだが、私が大学在籍中は「あの北海道から来たとか「雪のように色の白い(盛り過ぎか?)」学生といえば私のことだと分かるくらい北海道出身者は少なかった。今のようにインターネットなど普及していないなか、何かを知りたければ本を調べるか人に聞くしかなかった時代。正直、地元のことを知るには、本を調べるよりも地元の人と話すほうが早かったし、実際楽しくもあった会話の基本は挨拶!そう信じて、私は人に挨拶することを始めた。毎朝アパート前を掃除する大家さんにも、「おはようございます」と挨拶をしていたそのうち大家さんから今はどこのガソリンスタンドが安いとかどこそこの魚てんぷらがおいしいだとか色んな情報を手に入れた。私は、その情報を大学の友達に伝え、実際に友達と出かけたりして友達の輪もどんどん広がった。ある日、大家さんから「海側の部屋が空いたけど、使うかい?」と声をかけられた。私の部屋はアパートの4階で残念なことに海側の景色が見えない山側(崖みたいな景色が広がっていたの)だったのだが、北海道から来た大学生に海側の(しかも沖縄の海!の)景色のいい部屋を使ってもらおうと申し出てくれたのだ。小さな挨拶から始まった人間関係だが、最終的に大きなつながりになっていくものだと感じた沖縄での学生生活では挨拶をしっかりとすること、感謝の言葉を伝えること、そうすることで広がる人間関係を学んだ。私の愛する沖縄の名所は、そういった人達から伝え聞いた場所が多いかもしれない。インターネットで得られる情報とはまた違う、人を介して知ることのできた場所が私の大切な場所となっている。 

昨今、知らない人と話すことは危険な世の中かもしれない。でも、礼節のない世の中は生きづらい。そんななか、北星女子で過ごす私のお気に入りの習慣は、どの生徒も気さくに挨拶してくれることである。通り過ぎる時「おはようございます」「こんにちは」という挨拶を交わすたびに、毎日気分良く過ごすことができている彼女たちの笑顔と挨拶がこれからの彼女たちの世界をどんどん広げていくことは間違いない 

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