検索 OPEN/CLOSE

校長・教員ブログ

校長・教員ブログ

 みなさんが「ときめく」ものはなんでしょうか。

まず、私が「ときめく」ものを2つご紹介します。

 

私は文房具が大好きです。ノート、ふせん、ファイルやバインダーなどを眺める(購入しなくても)だけでわくわくします。文房具の中でも、ボールペンを選ぶときにはこだわりがあります。書き味も大切ですが、色味や太さ、速乾性などたくさんのこだわりがあるので、自分が納得のいく1本を見つけた時には大変ときめきます。

2つ目にご紹介するのは今を時めくシマエナガです。ふわふわでまっしろ、つぶらな瞳、まるいフォルム。今や知らない人の方が少ないのではないでしょうか。私は本物を見たことがありませんが、シマエナガグッズや写真を眺めて日々癒されています。

さて、ここまで「ときめく」ものについてご紹介しましたが、「ときめく」とは辞書で調べると「喜びや期待のために胸がどきどきする」とあります。「ときめく」の語源は諸説ありますが「動悸」(胸がどきどきすること)に「めく」(そのように見える)がついたものとされています。また、「今を時めく」の「時めく」は「時を得て世にもてはやされる」という意味で、先ほど挙げた「ときめく」とは意味が異なります。加えて「時めく」には「格別に深い愛情を受ける」という意味もあり、かの有名な「源氏物語」の本文にも用いられています。

言葉を知ることはその時代の文化や社会を知ることにも繋がります。「ときめく」のように音だけではわからない意味の違いや語源を調べてみると、自分が知らなかった新しい文化や社会に出会えるかもしれません。みなさんも身の回りにあふれている多種多様な「言葉」にぜひ注目してみてください。

PAGE TOP