「動物の体内時計 」数学教員 小西理介
我が家には6才になる猫がいます。今回は,この猫の行動について紹介したいと思います。
この猫に毎朝,ブラッシングを要求されます。場所は必ず子供の学習机と決まっています。朝起きていくと,ヤレヤレという感じで伸びをしながら机へ誘導され,飛び乗ってゴロゴロ転がります。これがブラッシングをしてほしいサインです。ブラシもお気に入りがあり,違うブラシを使うとすぐ怒られて嚙まれます。わがままに育てすぎたのかな…。しかし,ある日から朝起きていくと,もうすでに机にスタンバイしているようになりました。時計が読めるかのように,外が明るい暗い関係なく机の上でスタンバイしています。猫には体内時計があるのだなと日々感じるようになりました。
体内時計エピソードは他にもあります。うちの食事は基本,一日2食にしています。朝起きてからと夕方です。しかし,病院で体重増加を指摘され食事制限されてからエサの要求もするようになりました。最初は夜泣き?朝泣き?で可愛い要求だったので,大谷選手のように『心地いい寝不足』だったのですが,これが日に日に早くなってきました。もう寝不足になって大変!となったので,ついに耐えることができず自動エサやり器を導入することにしました。朝食は4時,夕食も16時と決めセッティングしていますが,ほぼ毎回エサが出る前にはもうスタンバイしています。ひどい時には1時間以上前からスタンバイです。エサが足りないのは知っていますが,これが適正量だと言われているから…。
動物には生き延びるために体内時計(生物時計)があるようです。我が家には毎年夏にはクワガタが玄関に仲間入りします。昆虫にも体内時計があるのか?今度はクワガタにも注目してみようと思います。