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校長・教員ブログ

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我が家の家族構成は、夫・私・娘(1)・息子(4)です。必ず毎年、長期休みを利用してささやかな家族旅行を楽しんでいます。コロナ禍の中ではstayhomeが続きましたが、昨年からまた我が家の家族旅行も復活しました。

家族で旅行する際に私が必ず用意するものに、「旅行のしおり」があります。短い宿泊の中で、めいっぱい家族には楽しんでもらいたいので、タイムスケジュールや宿泊するホテルの様子、現地での食事のメニューなど、出発する前からわくわくするようなページを作っています。その中には、学びの要素も少し入れたい・・・という親のエゴも盛り込んで。

学びの要素とは、ずばり、その地域の歴史です。必ず、現地の重要文化財に触れてもらいたくて、多少距離があっても実際に足を運んで子どもたちの目で見て、手で触って、何かを感じてもらえたらと思っています。










 

名古屋では、まだ小さい息子のレゴランドが目的でしたが、足を延ばして名古屋城へ。ちょうど本丸御殿がリニューアルしたことで、金をふんだんに使った当時のふすまや欄間の装飾、やぐらを支える石積みや、天守閣の金のしゃちほこの煌びやかを実際に観てもらいたくて。

沖縄では、ビーチで遊ぶことが目的でしたが、まず、ひめゆりの塔にお参りし、おきなわワールドで伝統芸能を肌で感じたり、首里城の異国情緒あふれる雰囲気に堪能してもらいたくて。

大阪では、ユニバが目的でしたが、大阪城や仁徳陵古墳まで足を延ばし、長い歴史の中でどれだけたくさんの人々が先代の築き上げた遺産を大事にしてきたかを感じてもらいたくて。

 

さながら、家族の修学旅行のようですが、我が子どもたちに伝えたいことは、自分たちの国っておもしろいよね!という気持ちです。これからますますグローバル化される中、いい意味でのナショナリティをもつことで、多文化との比較ができ、共生への道を模索できるのではないか?なんて、思ってしまうわけです。そんな我が家は、次の行き先を広島にしました。もちろん厳島神社と原爆ドーム!・・・私だけです、わくわくしてるの。

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