校長・教員ブログ
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今年もクリスマス礼拝が近づいてきました。様々な行事がある本校ですが、私はクリスマス礼拝がとりわけ好きで、毎年この時期になるとワクワクしてきます。キリスト教にとってもっとも重要な日であるクリスマスを祝し、多くの生徒がかかわってつくりあげるクリスマス礼拝は、長い歴史の中でも変わらずに北星女子のシンボルであり続け、多くの人々に心の安寧を届けてきました。長い歴史の中で、平和な時も、困難な時もあったはずですが、礼拝は守り続けられてきました。卒業生が戻ってきても、彼女たちが生徒だった時と同じように、コロスを見たり、ハレルヤ合唱に参加することができます。
「まだ」なのか、「もう」なのか、私は本校に着任して6年ですが、毎年のクリスマス礼拝では、幾多の先輩たちが紡いできた歴史と、今年も変わらずにクリスマスを祝うことができる安心とを感じます。市民礼拝では卒業生と再会して思い出話に盛り上がることも多く、学校とはやはり「帰ってこられる家」のような要素があると感じられる瞬間です。同時に、たくさんの生徒・教員の思いの詰まった本校の歴史を次の世代にしっかりと受け継いでいくことの大切さを再認識する時間でもあります。
時代とともに学校が社会において果たすべき役割も変わってきていますし、その流れに取り残されないように本校もバージョンアップしていくことが求められています。一方で、先輩方が大切にしてきた歴史をしっかりと紡いでいくことはとても大切です。卒業生の皆さんが帰ってきたときに、北星女子が変わらず皆さんのホームであり続け、さらに素敵になった姿を見せられるように、今日も、頑張っていきましょう!!!