校長・教員ブログ
検索 OPEN/CLOSE
校長・教員ブログ
去年の今頃「新しい出会い」として、私の“庭いじり”の話を書いた。あれから1年…多くの出会いがあったが、我が家の庭においても例外ではなかった。
私がいじりを始めたきっかけは“笹”“ドクダミ”“スギナ”との出会い。夢中になって根をほじくりまくった結果、なんと!昨年の夏はほとんど彼らと戦うことはなく過ごすことができた。その代わり、別の植物がどんどん根を張るようになってきた。強い種がいなくなると、次に自分の出番だと言わんばかりに、主張し始めた草たち…。彼らの名は“カタバミ”である。クローバーにも似た葉を茂らせ、可愛らしい花を咲かせている。
今更ながら“雑草”にも多くの種類があることに気付いた。書店の園芸書コーナーには“ガーデニング”“家庭菜園”の本と並んで、“雑草辞典”なるものが置いてあった。『草取りが楽しくなる』とのキャッチフレーズがあり、早速購入。庭にある雑草と見比べながら草取りに向かう日々に突入した。名前を知り、更に特性(地下茎が垂直に伸びる、地面を這うように伸びるなど)を知ることで、本当に草取りが楽しみとなった。1年前までは敵視していた草花にも愛着を感じ、「このあたりはドクダミを残そう」「ここはカタバミエリアで」と雑草を生かす道も考えるようになった。なんとなくガーデニングっぽくなってきたかな?
さて、雑草との付き合い方にも慣れてきたところで、ようやく他の植物とも付き合ってみよう、という気持ちになってきた。菊、アヤメ、ギボウシ、コスモス、オニユリ…放置していると自由気ままに増殖している植物がたくさん存在している。次の雪解けからは、そちらにも目を向けていきたいな…と降り積もる雪の下の様子を想像しながらニヤニヤとカーテンを開けている。
今年もまた庭先での新しい出会いを待ち望んでいる今日この頃である。