校長・教員ブログ
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みなさん、こんにちわ。日本史教員の山川です。今日は、1901年に発行された『報知新聞』の記事を紹介したいと思います。明治時代の資料ですので、読みやすいように口語訳にしています。御了承ください。
今から120年前の1901年、報知新聞は街頭でアンケートを実施しました。そのアンケート内容は、『百年後、世の中はどのようになっていると思いますか?』というものでした。
では当時の人の意見の中で、当時は空想であったものが、どれくらい現実のものになったのでしょうか?1番や11番に書かれていることはスマートフォンで、また2番や12番に書かれていることもデジカメとインターネットの登場で実現可能になりました。また8番も名前は違いますが、エアコンのことです。その他、10番や14番、19番、20番、23番などの予言も実現しています。
しかし全ての予言が的中したわけではありません。3番や4番、6番や7番などは、まだまだずっと先の未来にならないと実現しないと思われます。
余談ですが……日本テレビの『世界の果てまでイッテQ』という番組で、絶滅危惧種のスペインオオヤマネコに、イモトアヤコさんが『ニャウリンガル』という翻訳機を使い、「数が減ってきて寂しくないですか?」と聞きました。そうしたらスペインオオヤマネコが「ミャー、ミャーミャー」と言ったので、その言葉を翻訳機で聞き取ると、「ピンチだニャー」という答えが返ってきました。21番の実現も近いかもしれません……(笑)
中学生と高校生のみなさん。みなさんは100年人生時代に生まれています。みなさんの中には、ドラえもんの世紀である22世紀を見れる人がいます。22世紀はどんな時代になっているのでしょうか?100年後を予言してみるのも面白いかもしれません。『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる。』byジュール=ヴェルヌ!!