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校長・教員ブログ

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昨年度(2020年度)末に、PTA広報委員編集によるPTA広報紙「ほくせい」第147号が発行の運びとなりました。高校の卒業礼拝前日、および中学校の修了礼拝に合わせての発行でした。今回はこの「ほくせい」についてお話しします。

その名のとおり、保護者のみなさん手作りの「ほくせい」。

楽しんでいただけたでしょうか?手に取る生徒みんなに喜んで欲しい、楽しく読んで欲しい、またそれをご家庭で手に取ってくださる保護者のみなさんにも「北星ライフ」を様々な角度からお伝えしたい、そんな気持ちでPTA広報委員は、編集作業に携わってきました。

思い起こせばコロナ禍の4月、始業式・入学式をようやく終えて、さあ授業スタートだと意気込む間もなく、北星学園女子中学高等学校は休校を決断しました。そのときPTA活動は全く動き始めていませんでした。総会を行うこともできないままの休校。本来ならばGW前までに各クラスの委員が決まり、連休明けに総委員会が開かれ、各委員のお母さまがたの顔合わせ、活動計画の確認、活動がスタートします。その全てが、止まってしまった。

学校再開は6月でした。色々な制限がありました。密を避け、手洗いうがい、マスク着用、換気に配慮、そしていままで当たり前だったことの多くが「当たり前」ではなくなった日常のなかで、人と人との交流が大きく後退してゆきました。

秋が近づく頃やっとPTAのみなさんの顔合わせを行うことができました。広報委員を引き受けてくださった保護者のみなさんと2020年度の「ほくせい」をどうするか、ようやく相談する機会が持てました。

そこから、です。各学年でチームに分かれての編集作業を決めました。学年ごとに取り上げる学校行事を決め、紙面レイアウトを検討し、原稿依頼の封書作成、掲載写真の選択、寄せられた原稿をチェックし、印刷所から戻ってきた原稿の校正をする。広報委員のみなさんは幾度も幾度も学校に足を運んでくださいました。

コロナ禍の2020年度に、PTA広報紙「ほくせい」第147号を発行できたのは、広報委員を引き受けてくださった保護者のみなさんのおかげです。そして気持ち良く原稿依頼に応じてくれた生徒のみなさんのおかげでもあります。写真を提供してくださった千葉写真館と広報部写真担当の先生の協力で大変素晴らしい仕上がりになりました。どうもありがとうございます。

PTA広報紙「ほくせい」のバトンを2021年度に繋げることができます。

新年度のスタートです。新しいクラス委員の募集が始まっています。昨年度は出来なかった活動も今年度はその「可能性」を追求してゆくことになると思います。学校祭でのバザー、私学助成署名運動、PTA広報紙「ほくせい」発行など、活動は多岐に渡ります。

 どうか是非、PTA活動にご参加ください。生徒の生活する「学校」の様子をその内側から見ることのできる貴重な「場」、それがPTA活動なのだと昨年度のコロナ禍、改めて実感した次第です。Parent-Teacher Associationと申します。一緒に北星女子の歴史の一端を担ってゆけたらと願っています。

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