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校長・教員ブログ

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我が家の台所に小さな出窓,そこにはいつもおもちゃが置かれています。爪の折れたティラノサウルス,しっぽのちぎれた魚,動かなくなったコナン君の時計…そこは,子供たちが遊んでいるうちに壊れてしまったおもちゃを置く場所。お父さんはそれらを直すおもちゃドクターです。

瞬間接着剤や,パテなどを使い恐竜を直し,精密ドライバーで時計の裏蓋を開けて,配線の確認,レジンで無くなったパーツを再生など,その修理は様々です。ちいさな部品は作業が大変で,絨毯の上に落そうものなら,もう大変!でも,次の日の朝におもちゃを受け取る子供たちの笑顔が大好きです。

 

そんな日々を送っていると,妻と子供たちから一つのオーダーが入ります。「Switchのジョイコンスティックが正しく動かず,『集まれ動物の森』ができない!」というものです。勝手に動いて,穴が掘れない…というのです(共感できる人いるよね?)が,僕はゲームをしないので一体なんのこっちゃ…?!さっそく症状を確認します。家族の期待を一身に背負っての修理でした。次の日の朝,動作確認をお兄ちゃんに頼みます。ばっちり直ったようで安心しました。

最近のおもちゃは電子部品が多く、修理が複雑です。しかし、基本は電源からのプラスとマイナスを確認し、電流の流れを追いかければ故障個所が突き止められます。あとは故障した部品を修理・交換すれば終了です。理科の授業でならった,乾電池と豆電球の仕組みと同じですね。

電力を使用しないおもちゃは,可動部分の破損がほとんどです。ひもが切れた,ヒンジ部分が外れるなど、こちらの修理のほうが大変です。物理的に壊れてしまったものは,僕の手に負えないものが多いからです。まだまだ修行が必要です。

 我が家の怪獣たちの遊び方はずいぶん激しいので,もう少しおもちゃドクターは活躍しそうです。息子たちよ!いつだって直してあげるから,これからも仲良く遊んでね!

 

 

 

 

 

 

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