皆さんの好きな遊びは何ですか?小学校や中学校、年代によって様々なものがあると思います。大人の皆さんは、子供のころに流行っていた遊びは、何でしょう?もちろん年代によって違いはあったり、現代ではパソコンやスマホが流通しているので、特に子供たちにはネットでゲームをしたり、YouTube等で好きなアイドルやアーティスト、アニメなどの動画を見る人が多いかなと思います。コロナ禍の現在、お家で過ごして遊べるようなことは安全で良いと思います。オンラインでお友達とコミュニケーションを取ることも、容易に出来ますね。とても便利ですね。
しかし、外で過ごすことも魅力的であると、私は感じます。私の子供時代を振り返ってみると、家で弟や友達とテレビゲームで遊ぶことも好きでしたが、やっぱり外へ出て体を動かすことが、何よりも楽しかったと思います。小学校時代は、近所の公園でどろけい、野球やサッカー、冬は雪合戦に熱を注いでいました。そんな子供時代の思い出を最近は、とても懐かしく感じる瞬間が多いです。私には2歳になる息子がいます。息子は公園で遊ぶのが大好きで、いつも「今日はどこに行きたいの?」と私が聞くと、必ず、「こーれん!こーれん!(公園のこと)」と返してきます。時間があるときには、息子を連れて近所の公園に行くのが日課になっています。子供たちがたくさん遊んでいる時間帯は避けながら、午前中の早い時間や夕暮れ時に行くことが多いですね。息子が好きな遊びは、滑り台、ブランコ、ジャングルジム、砂遊びなどなど。その様子を私は危険がない限り、基本は見守っています。その様子の中で、大人になっていろいろな魅力を感じます。滑り台やブランコは、誰かが使っているとその子が使い終わるまで、順番待ちをしますね。まだ息子が1歳の時には、自分の番が来ないとぐずったりしていましたが、保育園などでも教えてもらっているんでしょうね。今では、誰かが使っていると「じゅんばんばん!」と言って、順番待ちをしている様子があります。人間の成長ってすごいと感じる瞬間でした。公園には、子供たちだけではなく、犬を散歩に来る人も多いです。うちの息子は犬を発見するセンサーがあり、犬がいた瞬間に、「ワンワン!いた!」と大きな声で言います。私犬は好きなので、かわいいなあと見ていると、飼い主さんがわんちゃんと触れ合いをさせてくれる時もあります。少しお話をしたりなど、コミュニケーションの場にもなっています。また、時間があるときには、家から離れた大きい公園に行くこともあります。木々やお花が綺麗だったり、広い芝生なども心が落ち着きます。車の音もあまりしないので、安らぎの時間にもなります。公園によって、景色は様々です。それぞれの魅力があると思います。
子供から大人まで、公園はいろいろなことを感じさせてくれる存在ではないかと思います。近所の公園に行ってみるのも良いでしょう。Googlemapで「公園」と検索するだけで、現在地周辺の公園から、少し遠い場所まで、調べることもできますよ。様々な発見や出会い、自分のお気に入りの場所が見つかるかも知れません。もちろん感染症対策はしっかりと。帰ってきたら、手洗いを忘れずに。
新体操を始めたのは中学生になったとき、部活は体操競技がやりたかったけど「練習になるからと」顧問の先生、体操競技の練習のつもりで始めたのが私の新体操人生の始まりでした。当時の新体操は徒手体操に手具を持ったかんじのもの。今の新体操とは大きく違っていたように思います。1年生ですから文句もいえずいわれるままに一生懸命練習した記憶が有ります。その後、新人戦からは念願かなって体操競技に没頭しました。得意種目は床運動と跳馬でした。ですが頑張りすぎて怪我をしてしまい大会に出られたのは3年生の最後の中体連でした。思うような演技が出来ず散々な結果、では高校生になったらと…ここでも体操競技部に入ろうとしたら、学校では専門の先生がいないという理由で新体操を薦められます。
私のやりたいのは体操で新体操ではない!。なぜかと聞かれたとき中学のときの団体でとても嫌な思いをしたからと伝えたら個人の種目をするように勧められ、その時入部した1年生のほとんどが退部しており残っていたのは私ひとり(どうしよう私が辞めたら部活がなくなるかも…どうしてそう思ったかはわかりませんが)とりあえずやってみるか。ここではじめて自分の意志で新体操をやることになりました。前置きが長くなってしまいましたが、3年目にしてやっとです。自分でやると決めてからは何にも優先して新体操やめて行った仲間にもう一度声をかけひとり、興味のありそうなクラスメイトを誘い二人目、マネージャーならと言ってくれた友人と先輩が3人で体操部再出発。人生何があるかわかりません。いまのように社会体育、ジュニアクラブが沢山ありどんなスポーツも小さな時から選んでやれる環境ではなかったので学校の部活が全てでした。専門のコーチがいるわけでわないので先輩方が教えに来てくれました。叉、年に1度、県の強化練習で東京から大学のコーチの方が指導に来て下さいました。その素晴らしいこと❤️初めて本物の新体操を目の前に、さらにのめり込んでいきました。(こうなったら止まらないのが私です。)その後大学進学の時もあの指導にきてくださった方のいる大学へ、そしていまに至ります。自分が始めた頃の新体操とはずいぶん変わりましたが、指導できないから、わからないからでは生徒が可哀想、ルールの勉強も、審判の資格も他の人には…という思いでやってきました。最初はまるでやる気がなかった新体操との出会いでしたが、新体操を通してたくさんの人と出逢い、沢山の経験をすることができたのはやっぱりあの時の出会いがあったからなのでしょうね。
だから私はいつも思うのです。出会いはいつどんな時でも、その人にとって必然の出会いなのだから大事にしよう。いまの出会いが未来の貴方の大切な出会いになるかもですね。
「夏が来れば思い出す 遙かな尾瀬 とおい空」(江間章子作詞、中田喜直作曲)
私が思い出す夏の思い出は、やはり吹奏楽コンクールです。生徒と一緒に泣いたり笑ったりする活動は何にも代えがたいものです。いまだに、「あの時のコンクールでは大変でした…」などと卒業生と思い出話に花が咲くこともあります。
本校の吹奏楽部は、部員数の減少にも負けず今年もコンクールに挑戦し、F.レハール作曲のワルツ「金と銀」を演奏して銀賞を受賞することができました。今回は、プロの作曲家に依頼し、生徒たちの様子を伝えた北星女子スペシャルアレンジで取り組みました。当初は参加することすら危ぶまれていましたが、コンクール後の振り返りでは「このままでは参加は無理」「みんなの意識も低くて」から「どんどん上手くなってきて」「みんな意欲が出てきて凄いと思った」「今までのコンクールで一番楽しかった」など、生徒たちの“大きな成長”というには言葉が足りない“驚異的な成長”を遂げることができたコンクールでした。
時期を同じくして行われた、東京オリンピック2020は感動の連続でした。感動の理由は何だったのでしょうか。メダルラッシュだから?勝っても負けても礼儀正しい選手たち?感動の理由は、アスリートたちの自己へのチャレンジする姿だったのではないか、と私は思っています。自己へのチャレンジが感動を与えたのは、オリンピアンだけではなく吹奏楽部員の頑張りも遜色ないものでした。決して長いとはいえない学生生活、みなさんも是非部活動に参加し、自己へのチャレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。