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英語科の長期留学レポート

英語科の長期留学レポート

アメリカのインディアナ州、キャッスル高校に留学中の山脇幹子さんから第2回目の留学報告が届きました。

 

 みなさんこんにちは、もとこです。前回のレポートから早2ヶ月が経ちました。1日がとても短く感じます。アメリカも1日24時間ですよね?この2ヶ月の間にいろいろなことがありました。私はコンサートクアイアというコーラスの授業を取っているのですが、この間コンサートがありました。みんなでお揃いのドレスを着て歌ったのですが、なんと一番前の列だったのでとても緊張しました。毎月のようにコンサートがあるので存分に楽しみたいです!

 

そして、10月の半ばに行われたバスケットボールのトライアウト。他の子達は学校が始まる頃かそれよりも前からトレーニングしていたと聞きましたが、私がトレーニングし始めたのはトライアウトの前週2回だけでした。圧倒的に不利な状況でしたが小学3年生から中学3年生までの6年間やっていたわけで、まだ体には感覚が残っていました。そのおかげでトライアウトも無事受かり、今はバスケットボールチームに参加しています。「あれ?日本の方がレベル高くね?」と思っていた10月下旬。その考え、とても甘かったです。どう考えてもこちらの方がレベル高いです。技術だけでなくアメリカ人の体力の凄まじさに驚きました。つい最近しんどかったのか1人やめてしまった子もいます。練習はきついけどチームメイトは本当に最高です!英語は敬語とかタメ語とかがないので先輩後輩関係がないのがいいと思いました。たしかにボールを運んだり試合道具を準備したりするのはフレッシュマンの役目ですが、普通に準備や片付けを手伝ったりしているんです。日本もこうなればいいのに。普段使っている書類が入ったロッカーにはバスケ部お揃いのステッカーといいますか紙が貼ってあります。これもシニアの子が作ってくれたんです!日本語の授業を取っている子は私に日本語で一生懸命話してくれます。それがとても可愛いんです!たまに間違いを指摘するとめちゃくちゃ悔しそうな顔するんです。更衣室にあるロッカーの分も作ってくれました。この前の試合であまり活躍できなくて出場時間も短かったのですが、「グッジョブ!もとーこー!」と叫んだりハイファイブをみんなしてくれるんです。アメリカの高校はクラブがシーズン制なので2月に終わってしまいます。悲しいです考えたくもないです。もともと学校は好きだし楽しかったですがバスケを始めてもっと楽しくなりました。平日にも普通に試合があったりして、遠いところで試合がこの前あったのですが帰ってきたのは夜の11時30分を過ぎていました。けどコーチがみんなにハンバーガーを奢ってくれたり、毎回試合後にはスナックパックが支給されるので文句ないです!(笑)試合がある日は学校でも1日中ユニフォームを着て授業を受けるのですが、もうそのときはハリウッドスターになった気分ですよ。廊下歩いているだけで知らない子も「頑張って!」と言ってくれます。チームメイトはみんな明るくて更衣室ではもう女子校みたいなノリです(笑)めちゃくちゃ面白いですよ。怪我をしないように気をつけ、これからも頑張ります!

 

 次は11月の初め頃に行ったCHIのシカゴトリップ。また1月にはフロリダ・マイアミからの船旅もあるのですが。こんなに頻繁に旅行があるCHI大好きです。旅好きな私にとってはたまりません!(笑)話を戻しまして、シカゴ旅行!いろいろな国の子たちと友達になれました。ベルギーの子がとても可愛かったです。スペイン人はお金持ちなのでしょうか、お昼ご飯をおごってくれたり、まだ高校生なのにレストランでチップを置いて行ったんですよ!ありえますか?!チップはご飯代の何割か決まっているらしくて、しっかり計算していました。必ず食べなさいとバスケのコーチから言われたピザとポップコーン!食べましたよ!ピザなんかはほんとに大きくて…けどめっちゃくちゃ美味しかったです!また食べたい!あ、そういえばこの間チームメイトに「日本にポップコーンってあるの?」とか「ポップコーン知ってる?」と聞かれました。普通にあるわ!(笑)まあなんだかんだで楽しかったシカゴ。最終日に水族館に行ったのですが、日本の方が私は好きです。もう1人の日本人の子もそう言っていました。イルカショーのクオリティの低さに私たちは驚きを隠せませんでした。次の船旅が楽しみです!

 

 次回のレポートまでの間にたくさんのイベントがありますね!サンクスギビング、クリスマス、ニューイヤーズデイ…そういえばクリスマスよりちょっと前にあるダンスパーティにチームメイトが誘ってくれました!誘われたというか「もとこと一緒に行きたい!」と言ってくれたのです。私たちと一緒に行く?ではなく、もとこと一緒がいい!ですよ。もう嬉しすぎて嬉しすぎて。この学校に来れて本当に良かったです。8月17日が私の初めての登校日でした。そのときは心配や不安ばかりで。けどこの学校はいい人ばかりなんです!バスケ部に参加して改めてそう思いました。そして今年はフロリダのディズニーワールドでファミリーと一緒に年を越します。楽しみだーー!私のホストシスターは障害を持っています。精神的なのか頭なのか私もあまりはっきりはわかりませんがよく叫んだり泣いたり唸ったり、勝手に部屋に入ってきて勝手に物に触ったり。私は好きなアイドルの卓上式カレンダーを持ってきたのですがそのフィルムに指紋をべっとりつけられたときは本当に腹が立ちました。何回かこういうことがありファミリーに相談したら障害だからね、と言われました。だから私は我慢しています。最初は本当にそれがストレスで友達に泣きながら相談したりしていましたが、今はだんだん慣れてきています。シスターは障害者用のチアリーディングをやっています、この前パフォーマンスする舞台がありペアレンツと一緒に観にいきました。シスターのチームの出番がきて、車椅子の子が初めにステージに登場してきました。そのとき、会場の雰囲気と温かさに感動して泣きそうになりました。それに衝撃を受け、私は日曜日の午後に教会へ行きユースグループに参加しています。それは障害を持った子たちと遊んだり、お菓子を食べたり、球技をしたり、聖書について意見を言うといったものです。もし違うホストファミリーだったら今こんな経験はできていなかったと思います。ジャパニーズクラブにも所属しているため、忙しくはありますが充実感が圧倒的に勝っています。留学に成功も失敗もないと思いますが、私は価値のある留学生活を送れていると思います!それではまた次のレポートでお会いしましょう。バイバイ!

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