検索 OPEN/CLOSE

校長・教員ブログ

校長・教員ブログ  2023.07

 皆さん方には、推している語はありますか?私の今の推しの語はgiveです。giveは基本単語ではあり、学習を始めたばかりの時に出逢います。しかしながら、使いこなすのが難しい語でもあります。

  推しの語(give)の出身地は、ドイツらしく、古くから英語のメンバーだったようです。(giveの語源を遡ると、ドイツ語gebenと関係があるということがわかっています。)giveは、その単語のみで使うとよりも、2語以上のつながりで使用されることが多いです。例えば、写真を撮る際に、相手に向かって「にっこり笑って」などと言いたい場合、何と言いますか?Smile!などとも言えますが、Give me a big smile!と表現すればいいでしょう。giveを使用すること、またa big smileと笑顔に対して形容詞bigを加えることで、笑い方の説明も同時にすることができます。

  気になる語があれば、辞書を引いて、その語源(出身地)や一緒に使われる語(仲良しの語)を調べてみて下さい。語は、1語で使われることよりも、2語以上のつながりで使われることがほとんどです。皆さん方には、推しの語はありますか?ぜひ、気になる語の追っかけをして、辞書を活用し「推し活」をしてみて下さい。

私の最大の情熱の 1 つは旅行です。私は米国マサチューセッツ州スプリングフィールドの下層中産階級のカトリック教徒の家庭に普通の子供として生まれました。人生の最初の 17 年間は、高校を卒業して就職し、定住して残りの人生をそこで過ごすだろうと考えていました。しかし、神は私に対して別の計画を持っておられました。

ちょうど40年前、私は一人で飛行機に乗ってグアテマラとベリーズのジャングルへ行きました。私は以前からジャングルの野生動物に深い興味を抱いており、大学1年生の時に実際に熱帯雨林を訪れる機会がありました。当時、人生で唯一の旅行になるだろうと思っていましたが、結局かなり違ったものになった。

その旅行中に、私の世界に対する認識は変わりました。拡大しました。聞いたこともない食べ物を食べました。私は母語ではない言語でコミュニケーションをとりました。私は自分の文化とは大きく異なる人々と一緒に暮らしていました。この経験は私に驚きと放浪癖を植え付けました。

その最初の旅以来、私は 30 か国以上を訪れ、いくつかの外国語を学び(そして忘れて)、世界中から数え切れないほどの友達を作り、1,000 冊の旅行パンフレットを埋めるためのサイトを見てきました。

私にとって、世界旅行は忘れられない経験であり、私の人生にさまざまな影響を与えました。常に新しくて豪快な場所を訪れることができれば幸いです。

 like 1

みなさんは動物が好きですか?私は動物全般(昆虫は別ですが。。。)が大好きで、小さいころからよく家族で動物園や、実際に動物と触れ合える場所に行ったりしていました。 

そんな私は今まで3匹の犬を飼っていたことがあります。1匹目は、自分が生まれる前から実家で飼っていた真っ白なシベリアンハスキー。2匹目は小学3年生の時に父がいつの間にか手続きをしており飼い始めたシェパード。2匹とももちろんとーーっても可愛いのですが、外で飼っていたこともあり、ここまでずっと大型犬と一緒に過ごしてきた私は、いつからか「小型犬を飼って家の中で一緒に過ごしたい…!」と思うようになり、毎日のように両親にお願いをしていました。そんな中、ついに数年経った中学2年生のGWに、父から「じゃあ見に行くか」と許可が下り、当時まだ元気だったシェパードを連れてペットショップに新しいメンバーを探しに行きました。 

ただ、一緒に連れて行ったのはシェパード。どの子も生後数か月なのでその大きな姿に怖がり、びくびくと震えていました。が、そんな時、1匹のミニチュアダックスフンドだけがほそ~いしっぽをブンブンと振り回し、遊ぼう遊ぼうと言わんばかりにシェパードに飛びついてきました。私たちは「この子だ…!!!」と運命を感じ、無事にその子を引き取お家に帰ってくると、私たちもびっくりするほど2匹は仲良し。起きている時は家の中で追いかけっこをしたり、夜は一緒に眠ったり…お兄ちゃんから顔をなめられてべちゃべちゃになっても、ずっとくっついていました。 

そんな楽しい時間はずっと続くと思っていましたが、ダックスを飼い始めてから数か月たったある日、シェパードが悪性リンパ腫という病気にかかっていることが分かりました。そこからあっという間に病気は進行し、約1年経った頃にシェパードは亡くなってしまいました。いつか別れが来るのは分かってはいたけど、こんなに早いとは。。。もっともっと可愛がってあげれば良かったと本当に後悔しました。 

 

「毎日遊んでいるのに 大はしゃぎして飛びついてきて 幸せなときもそうではないときも いつも傍に寄り添って ときには向き合うことができなくても 疑うことなく信じてくれて 何も話さなくてもわかってくれて 一緒に過ごすのが当たり前になって ときには兄弟となりときには親友にもなり いつのまにか誰よりも歳をとっていく 衰えていくその姿から目をそらさないこと 最後の最後まで見守ること 命を持って教えてくれたことを忘れないこと 家族を失う悲しさを 生きる時間は限られていることを 精一杯今を楽しむことを どんなに悲しくても辛くても いつかその日が来たら 出会えたことに感謝する」 

 

これは、たぐちひさとさんによる「犬の教え」というものです。 

動物はたくさんのまっすぐな愛情をからだ全体を使って一生懸命に表現してくれます。その反面、私たちはお互いに言葉を発して思っていることを伝え合えるのに、それが分かっているからこそ、ことばの大切さを忘れ、雑になってしまい、時には相手を傷つけてしまいます。 

せっかく私たちは「ことば」というツールを得て、話す機会を与えられたのだからこそ、その「ことば」を大切にして、自分の身近にいてくれる人や動物に感謝を伝えながら毎日過ごしたいですね。 

さて、そんな小川家のダックスももう14歳。いつまで一緒に過ごすことができるか考えると不安や悲しみが襲ってきますが、残りの時間を大切にして今日もたくさんの愛情を注ぎたいと思います。

7月8日(土)は高校学校祭の一般公開日でした。天候に恵まれ、とても暑い中で各クラス様々な催しをしており、生徒も、来てくださった一般の方々も楽しそうに過ごしている姿を見て、私も幸せな気持ちに包まれました。来校してくださった方々、バザー等でお手伝いやご協力をしてくださった保護者の方々、ありがとうございました!そして、お迎えする準備をした生徒と教職員の皆さん、お疲れ様でした!

さて同日、欲張りな私はさらなる幸せを求め、ある場所を訪れました。

白い恋人パークです。

目的はズバリ、桃とマンゴーの欲張りサンデーそして弾ける幸せハニーレモネード/ザクロレモネード です。3年生が昨年度から石屋製菓さんと進めていた商品開発で、実際に商品化されたものたちです(詳しくは以下の石屋製菓さんのURLへ)。

https://www.shiroikoibitopark.jp/summer/

生徒と共に商品開発に携わって、1つの商品ができるのに、こんなにも手間ひまと労力がかかるのか、と感じることができました。世に出ている商品は、もうそれだけでスゴい。

サンデーもレモネードも見た目にも可愛く、味も申し分なし!構想をゼロから考えた生徒、それを実際にクオリティの高い商品のレベルまで持ち上げてくださった石屋製菓さんに感謝しつつ、さらなる幸せを噛みしめるひとときとなりました。8/31まで売っているようなので、ぜひご賞味ください!!

今年度も2年生は企業とコラボし、新たな商品を生み出します。来年はどんな幸せを感じさせてもらえるのか、今から楽しみでなりません。

お祭りのシーズンです。札幌でも大きなお祭りがあって、今年は屋台が多く出ていました。久しぶりに出かけて、子どもと一緒に屋台をのぞいて歩いていると「金魚すくい」の文字が…。

「はっ!いけない!〈金魚〉の文字を息子に見せてはいけない…!」と思った時には時すでに遅し、金魚を発見してしまった息子は目をキラキラさせて「金魚すくいをどうしてもしたい!そして金魚を家で育てたい!」と言い出しました。…ちょうど1年前のこのブログに同じようなことを書いたのですが、息子は「何かを育てたい」という気持ちがとても強いのです。すでに家には飼って6年目になるウサギ、昨年から元気に冬を越したコクワガタ・オオクワガタのつがいがおり、さらに彼が植えたミカンやら何やらの鉢があり、それだけでもお世話がけっこう大変だし、小さな金魚は弱いことが多いので、金魚すくいは阻止しようと思いましたが、懇願されて根負けし、金色のかわいい金魚を一匹すくって帰ってきました。

1匹ならなんとか飼えるか…と思っていましたが、甘かった。その次の週、息子の通う学童で「お祭りごっこ」があり、なんと9匹の金魚をすくって帰ってきたのです…!合わせて金魚が10匹…!!すでに病気になっている金魚もいたので、大きさや弱り具合で分けて、水槽4つで飼うことになりました。水槽4つとなると水を換えるだけでもひと苦労ですが、小さい金魚たちが一生けんめい泳いでいるのを見るのはかわいいものでした。

ですが、やはりすでに弱っていたものが多く、朝起きて水槽をのぞくと、体の小さい金魚が動かなくなっている…ということが何度かありました。昨年は1匹いなくなるたびに号泣していた息子だったので、大丈夫かな…と思って見ていましたが、今年は悲しがっても涙をぐっとこらえて庭に埋めてあげていました。

6月のある朝、お祭りですくった金色の金魚が動かなくなってしまいました。さすがに泣くかな…と思いましたが、息子は泣かずにじーっと金魚を見て小さな声で「うちに来てくれてありがと。えさを食べてくれてありがと。泳いで見せてくれてありがと。大きなフンもしてくれてありがと。」と言いました。ああ、そんなことを考えていたんだなあ、ただ悲しがるだけだった去年とは違うじゃないか、子どもはちゃんといろいろ成長しているんだなあ、と思ったら、こっちが泣くところでした。

1年前も書きましたが、生き物を飼うのは大変です。でも、教えられることも多いです。そしてそんな経験を通して成長していく子どもの姿にはっとさせられることも多いものです。そんなことを考えた最近のできごとでした。──金魚は少なくなってしまいましたが数匹は今も元気に泳いでいます。長生きしてほしいな、と思っています。

PAGE TOP