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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

乙井 梨加の留学レポート

オーストラリアでの1か月間は新鮮で刺激的でした。

 

アデレード空港に着いたとき、私は新しい生活が始まる緊張と期待と不安でいっぱいでした。各自ホストファミリーに連れられ、友達と別れるときはすでに泣きそうだったのを覚えています。私のホストファミリーは30代の夫婦と3人の子供がいるお家でした。到着した初日は家族が集まって“Barbie”をする日だったのでファザーのご両親の家に行き親戚の方々に挨拶しました。ファザー方、マザー方共にイタリア系の家族だったので、兄弟姉妹が多く、次から次へと新しい人が出てきました。誰が誰の子供で、誰と誰が夫婦だったのか、1か月たってもわかりませんでした(笑)マザーが作る手料理はとても美味しく、食べ過ぎた私の体重は4キロ増加!^^基本的にイタリア料理だったのですが、私のためにレパートリーを増やしてくれていたようです。大好き…。シブリングスは様々な習い事をしており、毎日忙しいファミリーだったので、代わりにマザーのお母さまがいろいろなところに連れていってくださいました。

マザーのお母さまは4姉妹で、それぞれ留学生を受け入れていたので、みんなでワイルドパークなどに行きました。はじめて会った6人の留学生のうち、フランス人とタイ人の男子2人は日本のアニメが好きなようで「○○(アニメ)って知ってる?」「○○見た!?」など私にたくさん話しかけてくれました。残念ながら私はサザエさんくらいしか見ないタイプなので「聞いたことある~^^」という反応しかできなかったのが惜しかったなぁと。

その次の週末にはフランス人留学生のお別れ会があり、みんなでハンバーガーを食べた後、パブに行って夜中まで踊り、深夜1時過ぎにクリスピードーナッツを食べに行きました。今までで1番楽しくて、いい思い出になった夜でした。

その日は新たに3人の留学生が合流したのですが、そのうちの1人は同じ学校に通う日本人の子だったんです!その子は半年前に東京から1年留学で来ていて、とても親切な子でした。学校でもよく話したり、最終日は空港まで見送りに来てくれました。

私はSeaton High Schoolという学校に行きました。東京の中学校と毎年交流プログラムがあり、教室内に日本語の張り紙があったり、日本語の授業がある学校で、日本で留学経験のある先生もいらっしゃいました。先生方は親切で、わからないことがあると丁寧に教えてくださいました。生徒は自由な雰囲気で、遅刻は当たり前、授業中に記念撮影をはじめたり、窓から靴を投げ出したり、校庭にピザや鶏肉が落ちていたり、なかなか衝撃的なことがたくさんありました。^^自分から積極的に話しかけても、うまく会話が続かないということに悩んだのですが、ホームルームと世界史、数学のクラスが一緒だったFosという子と仲良くなりました。彼女はアフリカの出身で、お母さんの国の話、甥っ子たちの話、難しい課題の話、Netflixのドラマの話などをしながら楽しい時間を過ごしました。放課後も連絡を取り合い、ビデオ通話をしたりしました。お別れの時はたまたま一緒にいることができず、直接お別れを言えなかったのが残念です。今でも彼女とはスナップチャットで連絡を取り合っています。

この学校での生活を一緒に乗り越えたフリーゼンさんに感謝したいです。就業中はもちろん、放課後はショッピングモールやシティに行ったり、台風でビショ濡れになったり。(笑)私が家の最寄り駅に止まる電車を逃し、違う駅で降りたことがあったのですが、その時は夜遅くでほとんど真っ暗、携帯の充電は切れそうでした。その駅がたまたま彼女の家の最寄りだったので、電話を掛けると、親切にも迎えに来て、次のバスの時間まで一緒にいてくれたんです!今回の留学ではアリアにたくさん助けられたと思います。アリア1か月間本当にありがとう!!

 家ではホストシブリングスとたくさん遊びました。9歳、6歳、2歳の兄妹たちはいつも元気で、叫んだり、走り回ったりして、よくホストマザー、ファザーから“Don’t be Silly!” と怒られていたのが懐かしいです。私は一人っ子なので、兄弟がいる感じを体験できて楽しかったです。経験したアクシデントとしては、家の警報機を鳴らしてしまったんです。2回も。ワロエナイ。朝は私が一番早く家を出るので、まだ寝ている人がいるうちに家中にサイレンの音を響かせたのは本当に申し訳なかったです。ブラザーの誕生日には、スシを食べた後、映画ライオンキングを見に行きました。6歳のシスターはダンスが好きで、私たちに見せてくれたり、よく私の部屋に来て、手紙を書いてくれたりしました。なかなかのBossy Girlで困ったこともあったのですが、結局可愛いのでオールオッケーということで。2歳のシスターは、前に来ていた日本人留学生”シオン“と私を勘違いしていたようで、よく名前を間違えられましたが、私に懐いてくれました。ホストファミリーと過ごした時間はとても幸せで、感謝してもしきれません。

 この貴重な体験をさせてくれた母、友達、ホストファミリーへ

 

1か月間ありがとうございました。

大好きです!!!

 

乙井梨加

 

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