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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート  2015.08

My Aussie Life   吉田 智穂

 

7月19日、大きな荷物と大きな期待を抱え、アデレード空港に到着しました。留学が始まる前、オーストラリアで生活することが楽しみで楽しみで仕方がなく、不安なんて何一つありませんでした。アデレード空港では、フィリピン人のホストマザーが温かく迎えてくれました。

  私が一か月過ごした家には、ホストマザーのVangieと6歳の弟のJovanieと中国人留学生のYinが居ました。家族はみんないつも私に親切で した。ホストマザーは私が落ち込んでいた時は、親身になって悩みを聞いてくれて、泣きながら相談したこともありました。Jovanieは本当の弟のよう で、一緒に遊んだりREADINGやSPELLINGの勉強を手伝ったりしました。Jovanieは空手を習っていて、日本文化に触れてくれていることが とても嬉しかったです。週末には、家族が海や山やショッピングに連れて行ってくれました。家族と一緒にいた時間は本当に楽しく、毎晩部屋に戻るのが嫌で嫌で仕方がなかったです。

  私が留学中に通っていたSeaview High Schoolは、家からバスで40分ほどのところにありました。オーストラリアではバスの乗降の時、「Hello」「Thank you」と運転手に挨拶をします。そういう小さなことも、見習いたいです。学校では、いつもLanguage centreというところにいました。そこには、たくさんの留学生が居たのでさまざまな国の話を聴くことができてよかったです。いろいろな国の留学生と友 達になれたのも、オーストラリアに留学できたからだと思います。日本人と白人と黒人が一緒に楽しそうに英語で会話しているのを見て、「なんて幸せなことな のだろう」と何度も思いました。授業の中では、Japaneseが一番好きでした。なぜなら外国人が日本語や日本文化を知ろうとしてくれていることを、と てもうれしく感じたからです。そして授業を通して、「日本語や日本文化を海外に伝える日本語教師になる」という夢に確信が持てました。

  Seaview H.S.で学んだことは、努力は必ず報われる、ということと、友達はいつも自分の頼れる存在である、ということです。英語の授業は、私にはとても難しく、 そこで自分の英語力の無さを痛感し、とても落ち込みました。そのことを中国やインド、ドイツから来た留学生の友達に相談したら、「智穂なら乗り越えられ る。少しずつでも成長しているよ。英語なんて大した問題じゃないよ。」と言って、励ましてくれました。その時は大泣きして、仲間がいて本当に良かったと思 いました。それから、学校では電子辞書は使わないようにして、分からなければ先生や友達に聞いたり、言いたいことは自分の知っている単語で説明したりしま した。家に帰ってはTEDのプレゼンテーションを聴いて英語で要約したり、日記を英語で書いたりして、留学中にも嫌になるほど英語の勉強をしました。そし て、最後の英語の授業のとき、突然先生に「この留学がどうだったか発表して。」と言われ、留学で学んだことついて思いつく限りのことを発表しました。

すると、厳しかった英語の先生が「智穂は話す内容も素敵だし、一か月で随分成長しました。独りでこの学校に来ることを選んで、よく頑張っ たね。」と褒めてくれました。そしてなにより、留学前よりも失敗を恐れずに自分の言いたいことを口に出せるようになったと実感できたことには、これまでに ない嬉しさや達成感を感じました。

  このように、たくさんの学びを得ることができたのも、留学先の家族やSeaview H.S.の友達、先生方、北星女子の先生方のおかげです。また、留学を応援してくれて、いろいろと準備してくれた家族にも感謝したいです。本当に本当にありがとう。

  一か月間の留学で学んだことは常に心に留めて、今後に役立てていきたいです。

2014短期留学生のレポート(33)

※過去の記事を掲載しており、レポート作成時期と公開日は異なっています。

オーストラリア留学 高橋 理絵

 

私は7月18日から8月18日までオーストラリアのアデレードに一か月の留学をしました。留学はわたしにとって昔からの夢だったので、出発の日 まで気持ちが落ちつかない状態がずっと続いていました。「ホストファミリーと仲良くできるかなぁ。」「友達はたくさんできるだろうか。」「ご飯は合うか なぁ」など様々な期待と不安を胸に日本をたちました。気持ちが落ちつかなかったせいか、オーストラリアにつくまでの飛行機はあっという間に感じました。

  アデレード空港まではホストマザーが迎えに来てくれていました。私のホストファミリーはドイツ出身のマザーと12歳のホストブラザーの二人でした。二 人ともとても優しい方で、まだ英語に慣れない私にわかりやすい英語をつかって話しかけてくれました。そして、その夜は私のためにWelcome Partyを開いてくださって、たくさんの人が家にきてくださいました。みんなでおしゃべりをしたり、カラオケをしたりで朝の4時まで騒いで、とても楽し かったです。

  学校もすぐに始まり、私はGleunuga International high school という学校に通いました。この学校にはいろんな国から来ているひとが多く、中国人は学校全体の4割はいると言っていました。私にはバディーがついておら ず、広い学校のなかで何度も迷子になり最初は授業に遅刻してしまうこともありましたし、先生が何を言っているかわからず、授業にもついていけなくて慣れる まではとても大変でした。

  授業はどれも楽しいものばかりで、特に私が好きだったのはクッキングです。私の学校ではクッキングが週に二回もあり毎回オーストラリアの伝統料理の作 り方が知れて嬉しかったです。しかしひとつ大変だったことがあります。それは英語で書かれているレシピを解読することです。周りのみんなはすらすらとレシ ピを読んで使う材料を量ったり道具をそろえるなか、私はレシピの解読に時間がかかってしまい毎回スタートが遅れてしまいました。たまにレシピを読み間違えて、得体のしれないものができてみんなを驚かすこともありましたが、それも今思うといい思い出です。

  休日はホストマザーと色んなところに買い物に行きました。マザーも私もピンクが大好きということで、服の趣味が似ていておそろいの物を買ったりできて 楽しかったです。日曜日の朝は教会に行きました。その教会には専属のバンドグループがいて、生演奏をしてくれて歌が中心の礼拝でとても楽しかったです。

  どんどん楽しくなっていく日々、毎日時間が過ぎるのをあっという間に感じました。迷って人に聞きながら行っていた教室にも一人でいけるようになり、 やっと生活に慣れてきたころにお別れをいうのはとても辛かったです。せっかくできた友達やホストファミリーとのお別れはもちろん、もっと英語を話せるよう になりたかったという後悔などもありました。なので、わたしは今回の留学でオーストラリアに残してきた壁を大学生になったときに越えたいと思いました。また、今回の留学へ背中を押してくれた両親に感謝したいと思います。

2014短期留学生のレポート(32)

※過去の記事を掲載しており、レポート作成時期と公開日は異なっています。

オーストラリア短期留学 小野 ゆいな

 

私は、今回人生で初めて日本を離れて異国の生活や文化に触れるとゆう貴重な体験をしました。この北星の英語科に入ったのも、留学ができるとゆう 理由で入ったので、本当に楽しみでした。ですが、いざ留学前となると本当にこれから留学にいくのかと色々な不安なことがたくさん頭の中を巡りました。自分 の今の英語力で伝えられることが限られることや、その中でどうやってコミュニケーションをとっていくか、オーストラリアでの学校生活やホームステイ先の家 での生活のことなど、自分にすごく自信がなくてとても不安で仕方ありませんでした。

  留学中は、たくさん辛かったことや楽しかったことがありました。最初の一週間ホームシックになり、慣れるのが大変で毎日夜は泣いていました。学校で も、特に楽しいこともなく、バディの子は意地悪だし目が合っても無視されるし学校の子は日本人に全然興味が無いみたいで、話しかけてくるなオーラが半端な くて話しかけるにもどうしたらいいのか分からず結局あきらめていました。とにかくつまらなくて学校に行きたくありませんでした。ですが、私よりももっと前 から留学している日本人の子が5人いてそのこ達にはたくさんいろんなことを教えてもらい助けてもらい、辛いのは自分だけではないのだと思うと心が軽くなり ました。それからは、オーストラリアの訛りのある英語を理解できるようになってきたり自分のしたいことをちゃんと伝えようとゆう意識を高めることができま した。ホストハウスでも、なるべくホストファミリーとコミュニケーションをとろうと自分から話しかけるとファミリーもそれにこたえてくれてやさしく話して くれました。韓国からきているジウォンというホストシスターがいて、ジウォンは特に優しくしてくれて、おりがみをしたりたくさん色々な話をしたり、ゲーム を一緒にしたりもしました。最後の日には夜中まで韓国の映画を二人でずっと見ていました。ジウォンとは今でも連絡を取り合っています。本当に優しくていい 子です。

  休日は、日曜日にファザーがコアラがいるパークにつれて行ってくれて、私はそこで初めて生コアラを抱っこしました。とってもふわふわしていてかわい かったです。他にもたくさんの種類の動物がいて、ほとんどの動物が放し飼いだったので素手でカンガルーやワラビーなどにふれあうことができてとても楽し かったです。あと、初めてラクダを見て、えさやりもしました。パークに行った後は、有名な滝がある場所にも連れて行ってもらって写真をたくさん撮りまし た。その後は、アデレード全体が一望できる展望台に連れて行ってくれて、風がとても強かったけどアデレードの景色はすごくきれいでこんなところに住んでい るなんてびっくりしました。

※過去の記事を掲載しており、レポート作成時期と公開日は異なっています。

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