検索 OPEN/CLOSE

英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

オーストラリア留学 高橋 理絵

 

私は7月18日から8月18日までオーストラリアのアデレードに一か月の留学をしました。留学はわたしにとって昔からの夢だったので、出発の日 まで気持ちが落ちつかない状態がずっと続いていました。「ホストファミリーと仲良くできるかなぁ。」「友達はたくさんできるだろうか。」「ご飯は合うか なぁ」など様々な期待と不安を胸に日本をたちました。気持ちが落ちつかなかったせいか、オーストラリアにつくまでの飛行機はあっという間に感じました。

  アデレード空港まではホストマザーが迎えに来てくれていました。私のホストファミリーはドイツ出身のマザーと12歳のホストブラザーの二人でした。二 人ともとても優しい方で、まだ英語に慣れない私にわかりやすい英語をつかって話しかけてくれました。そして、その夜は私のためにWelcome Partyを開いてくださって、たくさんの人が家にきてくださいました。みんなでおしゃべりをしたり、カラオケをしたりで朝の4時まで騒いで、とても楽し かったです。

  学校もすぐに始まり、私はGleunuga International high school という学校に通いました。この学校にはいろんな国から来ているひとが多く、中国人は学校全体の4割はいると言っていました。私にはバディーがついておら ず、広い学校のなかで何度も迷子になり最初は授業に遅刻してしまうこともありましたし、先生が何を言っているかわからず、授業にもついていけなくて慣れる まではとても大変でした。

  授業はどれも楽しいものばかりで、特に私が好きだったのはクッキングです。私の学校ではクッキングが週に二回もあり毎回オーストラリアの伝統料理の作 り方が知れて嬉しかったです。しかしひとつ大変だったことがあります。それは英語で書かれているレシピを解読することです。周りのみんなはすらすらとレシ ピを読んで使う材料を量ったり道具をそろえるなか、私はレシピの解読に時間がかかってしまい毎回スタートが遅れてしまいました。たまにレシピを読み間違えて、得体のしれないものができてみんなを驚かすこともありましたが、それも今思うといい思い出です。

  休日はホストマザーと色んなところに買い物に行きました。マザーも私もピンクが大好きということで、服の趣味が似ていておそろいの物を買ったりできて 楽しかったです。日曜日の朝は教会に行きました。その教会には専属のバンドグループがいて、生演奏をしてくれて歌が中心の礼拝でとても楽しかったです。

  どんどん楽しくなっていく日々、毎日時間が過ぎるのをあっという間に感じました。迷って人に聞きながら行っていた教室にも一人でいけるようになり、 やっと生活に慣れてきたころにお別れをいうのはとても辛かったです。せっかくできた友達やホストファミリーとのお別れはもちろん、もっと英語を話せるよう になりたかったという後悔などもありました。なので、わたしは今回の留学でオーストラリアに残してきた壁を大学生になったときに越えたいと思いました。また、今回の留学へ背中を押してくれた両親に感謝したいと思います。

2014短期留学生のレポート(32)

※過去の記事を掲載しており、レポート作成時期と公開日は異なっています。

PAGE TOP