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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

短期留学で学んだこと 5年F組26番 鈴木瑠乃

               

私の中で留学は高校で最大のイベントでした。留学をすることがこの学校に入学した目的だったので、日数が迫ってくるととても緊張しました。留学は4週間、オーストラリアのアデレードの家にホームステイし、現地の学校に通うというものでした。まあ、なんとかやっていけるだろうと思いつつも、英語でコミュニケーションできるのか不安でした。友達はできるのか、授業についていけるか、不安なことを数えたらきりがありません。長い移動を終え、空港で待っていてくれたホストマザーと出会い、さっそく家へと向かいました。ホストマザーは緊張している私に優しく接してくれました。私の場合、ホストマザーと二人きりの生活だったのでわからないことはすぐ訊くようにしました。アデレードは冬で、部屋には暖房がなかったので風邪をひきました。家は暖かいだろうと勝手に思い、パッキングをしたので少し薄着のものしかなかったのです。軽い風邪だったので、自分が持って行った薬で治りました。

 

学校はWilliam Light School という学校に通いました。学校は小学生から高校生までいる学校で、学年の人数は少なかったのですが、そのおかげで私と同じ学年の生徒の名前はだいたい覚えることができました。この学校は色んな人種の生徒がいて、日本人に対し、差別もなく、温かい学校でした。学校生活はいつもバディと一緒に過ごしていました。授業が別々の時は教室まで送ってくれたり、授業でわからないことを教えてもらったり、本当にお世話になりました。友達との会話は私に良い刺激を与えてくれました。彼女たちはすでに進路を決めていて、自分が何になりたいか決まっていました。その会話で自分の中の明白ではない進路もすこしずつ決まっていきました。お昼ごはんを食べる時間はハンドボールやバスケ、バレーをしたりと、楽しかったです。そして授業ですが、先生の言っていることの大半は理解できませんでした。体育の授業は何をすればいいのかわからず、ほかの人がすることを見てまねすることしかできませんでした。しかし周りの友達に聞いたら優しく教えてくれるので、苦ではなかったです。なので、恥ずかしがらずに積極的に話しかけることが大切だとわかりました。留学前は部活があるなら入ってみようかと思っていましたが、学校に部活はなく、授業が終わったら生徒も教師もすぐに帰っていました。放課後は街に行ったり、食べたりして暇をつぶしました。この留学で英語力や積極性など、成長できたと自信を持って言えます。そしてもやもやしていた進路についても立ち向かえる自信がつきました。最後に、こんな素敵な経験ができたのは両親のおかげです。ありがとうございました。

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