校長・教員ブログ
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「情けは人の為ならず」という表現を、人に情けを掛けることはその人の為にならないと誤解されている場合が大変多いそうです。本当の意味は、人に対して情けを掛けておけば(人に親切にしておけば)、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるということです。困っている状況にある人を助けようとするとき、相手からの見返りを期待するようなことはありませんよね。誠意をもって、相手のことを重んじて対応するはずです。そのようなことができる人には、自分が苦境に立たされた時に、誰彼となく援助の手を差し伸べてくれるでしょう。コロナ渦の中で、苦しんでいる人が世界中に多数います。こういう時こそ、お互いに助け合うことが本当に重要です。人と人、国と国が互いに協力して難局を乗り越えなければなりません。自分が大丈夫でも、困難を抱えている人を自ら探していくことが今必要とされています。人と共に喜び、人と共に悲しむことが我々人間にとって最も大切なことの一つです。見返りを求めず、困っている人の為に積極的に行動できる人間になりましょう。人のことを羨まず、謙虚な気持ちをもって、正々堂々と前へ進む気持ちの良い人になりましょう。こういう生き方をすると、自分が気づいていなくても、人に頼りにされ、自分も日々成長できる素晴らしい人間になれるはずです。自分に正直な生き方をしましょう。皆さんの幸せを心からお祈りします。
Did you know that a lot of English idioms and proverbs we use today come from the Bible? No one can know for sure exactly how many translations of the Bible exist, but the first major translation into English was by John Wycliffe in the 14th century. Since then, Biblical words and phrases have made their way into common use. The following idioms, expressions and proverbs come from The King James Version.
Often, when a machine breaks down or a person gives up, we say that they “…bit the dust”. This is believed to have come from the book of Psalms 72:9 “They that dwell in the wilderness shall bow before him; and his enemies shall lick the dust.” (KJV)
Here are some more examples using this idiom.
When an unskilled person attempts to teach a skill to another unskilled person, we often call this “The blind leading the blind.” This is most likely from Matthew 15:13-14 “Let them alone: they be blind leaders of the blind. And if the blind lead the blind, both shall fall into the ditch.” (KJV)
Here is an example using this idiom.
Even the expression, “broken heart”, a term we use when someone is deeply saddened, often due to a failed romantic conquest, is believed to be Biblical in Origin. Psalms 34:18 “The Lord is nigh unto them that are of a broken heart; and saveth such as be of a contrite spirit” (KJV)
Let’s try it in a couple of examples.
When a person just barely succeeds, coming very close to failure, we might say he succeeded “…by the skin of his teeth”, a term used in the book of Job 19:20 “My bone cleaveth to my skin and to my flesh, and I am escaped with the skin of my teeth.” (KJV)
You could use this expression in such cases as the following:
These are just a few examples of the many idioms we use regularly in English that are taken from the Bible. Learning new words and phrases from many different sources, such as films, books, poems, music, or even the Bible can add flavor to your language and make you a more interesting and eloquent speaker. The most important thing is to enjoy speaking English and learning new ways to express yourself. Happy Studying!
Alex Couture
Sources
https://improving-your-english.com/biblical-idioms/
https://www.mentalfloss.com/article/61964/18-everyday-expressions-borrowed-bible
https://en.wikipedia.org/wiki/Bible
ブログをご覧いただいている皆様こんにちは。社会科を担当しております、菊地誉と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私は本校に勤務して10年になりますが、この間微弱ですが「私学助成署名運動」の担当として携わっております。そこで、今回のブログでは「私学助成運動」とは何か?について、お話させてください。しばらくお付き合いいただけると幸いです。
3点に絞ってお話させてください。
まず1点目、「私学助成署名運動」とは何か?ということです。
この運動を簡単に申しますと、「国公立学校と私立学校における補助金の格差を無くし、すべての子どもたちが等しく学ぶことができる教育環境を作るよう、国や道に要請する署名運動」のことです。
この運動の出発点は、「すべての国民は、ひとしく教育を受ける権利を有する…(憲法第26条)」「国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって就学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない(教育基本法第3条2)」というルールがあるのに、現実はそうではない…。矛盾している現状に声を上げたのが、この運動のスタートです。
この運動の歴史は古く、1971年から始まり、47都道府県の各私立学校の保護者、生徒、教職員が中心となって取り組んでおります(正確には、各都道府県、有志の私立学校です)。ちなみに全国組織もあり、来年は運動50年の節目でもあります。
国公立・私立の格差は依然として残っておりますが、根強い運動の結果、徐々に格差は縮まってきております。
ざっくりですが、1年間に1人の高校生を育てるのに、国公立・私立問わず、約120万円かかります。
☆ 国公立の場合は、国や各地方が生徒1人当たり約120万円を補助(所得制限あり)。つまり、ほぼ無償。
★ 私立の場合は、国や各地方が生徒1人当たり約47万円を補助(所得制限あり)。つまり、120-47=73。約73万円は保護者が負担ということになります。
これが毎月支払っていただく学費であり、この格差を無くすための取り組みがこの運動の趣旨です。
2点目、「支援拡充」が進んだ結果…
長きにわたる地道な運動ですが、年々私学に対する「支援拡充」が進んでおります。特に2010年から「就学支援金制度」が創設され、2020年は国からの画期的な支援制度が大幅に拡充された年でもあります。
支援が拡充されたことにより、全国でどのような変化が起こっているのか、次の表をご覧ください。
つまり、近年の少子化で高校生が年々減少しているにもかかわらず、徐々に私立高校生の割合(比率)が増えております。これについては、様々な分析があると思いますが個人的には、学費の格差が縮まることにより、「建学の精神」「特色ある教育内容」で学校を選ぶ…何よりも「学びたい学校に行く」といった傾向が強まった結果であると考えます。
3点目、「世界の中の日本」
「私立は学費が高くて当然」という意識は日本人皆が持っている概念だと思います。(以前私もそうでした)ところが、世界各国と比較すると日本の様子がわかります。次の表をご覧ください。
先進国の国々でも国公立と私立の格差があることは否めません。しかし、私立学校でも国等からの支援が手厚い「公費私立」の形態がほとんどです(つまり、公私間の格差は小さいということ)。一方、日本の私立学校は国等からの支援が少ない「独立私立」がほとんどです。これが世界の中の日本の現状です。これも個人的意見ですが、日本だけ取り残されている感じがいたします。(ちなみにオランダは憲法に「多様な国民を育てるためには、私立学校がないといけない」と規定されているようです。)
いずれにせよ、国公立・私立問わず、お金のことを気にせずに「行きたい学校へ」、「学びたい学校へ」行ける社会となることを願いながら、この活動を行っております。お知り合いの方からこの署名のお願いや、街頭での署名などでお見受けすることがありましたら、ぜひ署名のご協力をお願いいたします。さらにご賛同いただける方は、拡散願います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました‼
➀ 今から一年前に「ラグビーワールドカップ 日本大会」が開催されました。
ラグビーワールドカップは、オリンピック、サッカーのワールドカップと並び「世界3大スポーツ大会」の一つに数えられていて、1987年から4年ごとに行われています。去年の日本での開催は第9回目の大会で、アジアでは初めてでした。また、優勝トロフィーは「ウェブ・エリス・カップ」と呼ばれています。このトロフィー名は、ラグビーの発明者とされるウィリアム・ウェッブ・エリスが由来となっています。
去年の9月20日に日本VS ロシア戦で開幕して、11月2日に決勝戦が行われ、優勝国は南アフリカ共和国、準優勝はイングランド、三位はニュージーランドという結果で幕を閉じました。観客動員数は約170万人(1試合平均は約37000人)に達しました。
ある観客の方々は、次のように教えてくれました。
「 次のワールドカップにも必ず応援に行くから、また4年間ハードワークするよ。しっかり働いて、たくさん貯金して、自分の国のチームの応援に行くんだ。そのためなら頑張れるよ。」
➁ 昨年の大会を通じて、最もインパクトがあったのは開催国の日本代表チームだったことに異論はないかと思います。日本代表は、予選プールA組(予選は参加20カ国が4つのプールに分かれて、それぞれ5カ国が総当たりするリーグ戦)で、ロシア、アイルランド(優勝候補の一角、大会開幕前は世界ランク1位)、サモア、スコットランドとプール内のすべての対戦国に勝利し、予選プールを1位で通過しました。(史上初の予選プール突破)この快進撃もあって、日本中にラグビーブームが巻き起こりました。事実、全国のラグビースクールでは入部希望者が激増したのだそうです。その後、決勝トーナメントでは、残念ながら初戦の準々決勝で優勝した南アフリカ共和国に敗れてしまい、ベスト8という結果でした。
ある選手は大会後のインタビューで、次のようにコメントしていました。
「 また試合での勝利を味わいたいけど、『もう一度、同じ合宿をやるぞ』と言われたら、ちょっとそれは勘弁してほしい。高校の時でもこんなに練習したことはないし、代表合宿がこれまでの選手生活での練習量のMaxだったから。」
➂ 代表選手の中でも北海道、特に札幌に最も縁があるのは、キャプテンをつとめたリーチ・マイケル選手ではないでしょうか。「ONE TEAM」というチームの合言葉のもとで、抜群のキャプテンシーを発揮し、体を張ってチームの勝利に貢献していました。ちなみにリーチ選手は、ニュージーランドのクライストチャーチの出身ですが、高校三年間を留学生として札幌で過ごしています。その後、日本に帰化(2013年に日本国籍を取得)して、日本代表のほかに社会人リーグなどのトップレベルで活躍しています。
リーチ選手はインタビューで、次のように答えていました。
「 高校の全国大会で、『あの留学生、たいしたことないね』という会話が聞こえてきて、とても悔しかった。全国大会から帰ってきて、次の日からすぐに練習を始めた。それからは、必死に努力を続けた。その悔しさが、今の自分を支えている。」
➃ 「ONE TEAM」は、日本代表ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏が決めた合言葉です。ワールドカップ代表のメンバー31人中の15人は外国出身者であり、それぞれに生まれた国や母語や文化などが異なる選手たちを結束させるために用いたスローガンだったとのことです。そして、見事にチームは一致団結し、日本ラグビー史上初の決勝トーナメント進出を果たしました。
ジョセフ氏はインタビューで、次のようなコメントを残しています。
「 ヘッドコーチの重要な仕事とは、選手が信じることのできる環境を創造することだと思います。選手に自信を与えていくこと。それが私のやるべきことです。」
➄ 「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」
これは、「ラグビーワールドカップ 日本大会」の公式キャッチコピーでした。
「一生に一度の北星女子での○〇〇」
皆さんは、どんな言葉が思いあたりますか。
20201201
「アドヴェントとろうそくの灯」
2020年最後の月、12月になりました。一昨日11月29日は第一アドヴェントでした。私たちの学校でも前日の29日(金)に講堂で第一アドヴェント礼拝を神様に捧げました。今年のアドヴェントはいつもの年とは違う静かにやってきたように感じています。
残り一か月で終わろうとしている2020年は大変な年でした。新型コロナウイルス
という言葉を私たちは何度耳にしたことでしょう。
今年初めに自分の中に生まれはじめた心配や不安な気持ちは時間が経過するとともに
緊張から疲れ、そして不寛容な思いに変化してきたように感じています。
みなさんは如何でしょう…。そして気づいたら12月、アドヴェントの季節になって
いました。
今年のアドヴェントはいつもの年とは何か違う、静かに優しく私たちのもとに
やってきたように感じます。制約や中止延期などこれまでにない経験をして迎えた
アドヴェントはいつもの年より街の飾りつけや音楽もどこか控えめです。
そんな雰囲気が疲れや不寛容の思いに膨らんだ心に優しく寄り添ってくれているよう
です。そしてアドヴェントクランツのろうそくの火が、疲れ固まった心を少しずつ
温めてくれます。
今年1年それぞれの場所で頑張った一人一人の疲れた心に無条件に注がれる神の愛
が届いているようです。
神の御子イエス様を私たちために地上に送られた神の愛。
天の父の愛の深さを受け取るクリスマスを待ち望むアドヴェントの季節が
やってきました。