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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

5年F組6番 石塚亜里紗     短期留学で学んだこと

私がこの四週間で学んだこと、得たことはたくさんあります。 初渡航ということもあり、何もかもが新鮮でしたが、一か月間現地の高校へ通うというのはかなり緊張しましたし、不安な気持ちもありましたが、最初はこっちに来ている実感がわかないままでした。

 

日本が恋しい?ホームシックになってない?とよく聞かれましたが、実を言うと、私にとってはオーストラリアがホームだと言いたくなるほどでした(笑)

 

現地の生活では日本との違いもあり、どうすればいいのか分からないこともありましたが、分からないことはすぐ聞こう、行動に移そうと心掛けたことで、物事がスムーズに進んだと思います。

 

今ではなんだか信じられないのですが、留学する前までは引っ込み思案で、イエスノーなどの意思表示ができなかったのです。将来についてもぼんやりとしているし、それではダメだということを自覚し、自分を変えたいという気持ちを持って1か月を過ごしました。失敗は成功のもとともいいます。ここでは失敗も怖くない!と思い、失敗を恐れずに、たくさんのことを経験していくことで、メンタルが強くなりました。

 

それは、留学という、このような大きなきっかけがないと変わることができなかったと思います。

 

私が通ったSalisbury East High Schoolでは、ほとんどが現地の学生のように見えましたが、ついさっきすれ違っただけなのに、みんな笑顔で名前を呼んでくれたり、教室まで送ってくれたりと、彼らの素敵な接し方を見ているとフレンドリーとはこのことを言うのだと改めて感じました!そのおかげか、みんながバディのような感じでした(笑)

 

登校初日にも関わらず、皆と同じように授業を受けました。履修したのは数学、理科、社会、英語、家庭科で、家庭科はファッションとフードに分かれていました。

 

初日について今でも鮮明に覚えていることは「家庭科のミシンを使う授業がすごく嫌で、今すぐにでも変えたかったこと」です。本当は変えてもらおうと思っていました。自分がミシンが上手く使えないくらい不器用だから失敗したくないし・・・なんて思っていて、そんな時に先輩の「人はネガティブな第一印象を持ちやすいけどそれをやめて、何にでもまず”面白そうなところ”を探そうとしたり、興味を持ったりするのが大事」という言葉を思い出しました。 それから出来る限り頑張ってみよう!とポジティブにとらえて、何とか作品を完成することが出来ました。 成し遂げた嬉しさのおかげか、最後に一番大好きな教科に変わったので、少し変な言い方ですが、いい思い出になりました。

 

他の授業では私も現地の生徒と同じように、家庭科では自分の主食について、英語では2人の有名人についていろいろな点を比較するエッセイを書きました。

 

現地の生徒とまったく同じ文字数指定で書いたのも、英語力向上につながったと思います。

 

提出するときには、提出用のサイトがあり、課題一覧から選んでアップロードする、という方法でした。

 

それを知らずに夜の11時までに提出と言われた時はびっくりしましたが、自分自身のパソコンがあって、家でも出来る、これはとても効率が良いと思いました。日本の学校でもアップロード形式を採用してほしいくらいです(笑)

 

そのサイトには今日の授業内容の予定や、課外授業など、私が知らないこともたくさん掲載されていました。

 

朝はホストが送ってくれていましたが、下校は学校から家まではバスで30分、そこから40分歩きました。毎日好きなものを食べていた私にとっては良いエクササイズになりました。

 

ちょうど新校舎へと移行していることもあり、とても綺麗な環境で過ごすことができました。

 

私が好きだった場所の一つが、Canteen、こちらで言う購買のようなところで、飲み物はもちろん、たくさんのホットチップス(日本のフライドポテトの事です)とミートやピザのパイがありました。

 

オーストラリアでは私の大好きなホットチョコレートが主流で、Canteenにも、どこのカフェにもあり、1か月間で何回飲んだかわからないほどです。

 

リセス、ランチタイムと、たくさんお昼を食べる時間があるにもかかわらず、日本のお弁当のように、みんながお昼を持ち込んでいる姿はあまり見ませんでした。いつ食べているんでしょうか・・・いまでも疑問です。

 

私の留学期間中には、東京から来た中学生、韓国から来た中学生がいたのですが、彼らは現地生徒と同じ授業ではなく特別授業だったので、あまり関わりを持てなかったのが残念でした。

 

ですが、二週間目にある女の子と友達になりました!

 

最初は流暢すぎる英語のせいか、現地の学生だと思っていたのですが、なんと、日本からの留学生だったのです!いろいろな国の血が入っている子だったので、話しかけてもらうまでは気づきませんでした。最初の二週間がもったいないない!と少し後悔です。

 

話を聞くと彼女は日本育ちで、東京の高校のカリキュラムで1年留学をしているそうです。

 

同じ数学と英語の授業を受けていて、ビクターハーバーへ遠足に行ったときにも、crushの話などでたくさん盛り上がりました!

 

最終日には私のホストと彼女でアデレード1素晴らしいピザ(ホスト曰く)を食べに行くほどです。

 

こうして、違う国の言葉がさらに分かるようになると、楽しいことも倍になると実感しました。コミュニケーションツールが増えていくことで、自分に自信を持つことが出来るようになったと思います。帰国した今でも″Miss you!”とメッセージをくれるような友達ができました。そんな4週間のすべての出会いと経験に感謝したいです!

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