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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

短期留学で学んだこと 5年F組9番 神山 紫帆

 

 私は7月17日から8月16日までアデレードへ1カ月間留学してきました。出発する前は、喋れなかったらどうしよう、聞きとれなかったらどうしよう…そんな不安でいっぱいでした。そして時は過ぎ、アデレードへ到着。ホストファミリーと会ったとき、喋れなかったら…聞きとれなかったら…と出発前に悩んでいた不安は一瞬で消えました。なぜならホストマザーはゆっくりと私に伝わるように英語を話してくださり、そして私が話す英語を一生懸命聞きとってくれたからです。

 

ホストファミリーは元々英語圏出身ではなく、マザーの英語は聞き取れるものの、一方でファザーが話す英語は聞きとりづらく最初のほうはきょとんとした顔で聞いていることが多かったです。でも話しているうちに聞きとれるようになり、最後は苦手意識なく話すことができました。ファザーは日本に興味を持ってくれていて、日本について色々質問してきてくれました。ですが自分の勉強不足で求められている返答ができなかったり、説明できなかったりと、とても悔しい思いをしました。でも答えられなくてもファザーは笑顔で気にしないでと言ってくれました。

 

そして私のホスト先には2歳と7歳のシスターが居ました。シスターとは一緒にテレビを見たり、かくれんぼしたりなどほかにもたくさんの遊びをしました。7歳のシスターに日本語を教えると、初めて聞いたのにも関わらず、発音が良くておどろきました。子供の吸収力はすごいなと実感しました。

 

 学校での生活は、あまり思い描いていたような生活ではありませんでした。最初の2日間、現地の女の子がバディをしてくれました。聞きとれなかったらどうしよう、伝わらなかったらどうしようという不安からバディにあまり話しかけることができず、逆にバディも私にあまり話しかけてきませんでした。でも、バディとの生活が終わった後は一人なので、授業のときに隣に座る女の子と話したり、授業が2つかぶっている中国人の子達と仲良くなることができました。

 

 休日は、ファミリーと一緒に動物園や博物館など、様々なところへ行きました。動物園では私が留学する前からしたいと思っていたコアラを抱っこすることができてとても嬉しかったです。あとは友達と一緒にシティへ行っておいしいものをたくさん食べたり、ショッピングをしたりと充実した休日を過ごせてよかったです。

 

 私は今回の留学で様々な経験をすることができました。言葉が通じなくても話してみる勇気が大切だと、そしてそれは自分に足りなかった能力だと実感しました。でもこの留学を通して、英語や世界中にもっと興味をもつことができたし、失敗したことを次回にいかしてまた留学するぞ!という強いやる気につながりました。今回このような経験ができたのも、いろいろな方のおかげだと思っています。素晴らしい経験をさせていただいて本当にありがとうございました。心の底から感謝しています。

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