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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

   短期留学で学んだこと   5年F組11番 小島 まり

 

この一カ月という短期間は、ある程度やりたいことが決まっている私にとってはちょうどいい期間だったと思っています。短い間だということがわかっているだけに何事にも一生懸命に取り組めたと思います。日本でもこんな風に毎日に目標を持って生活するべきなのだと気づかされました。また、たとえ英語であっても人との出会いというのは本当に

 

大きな影響をいつも与えてくれました。私が通った共学の高校にもたくさんの人が通っていました。それぞれがかけがえのない個性を秘めているんだと学校生活の様々なシーンで実感しました。理科が苦手な子は実は美術のクラスでとても美しい作品を作っていた、冷たいと思っていた人がただの人見知りだった、など。ある人を一つの面からみて自分の中で勝手に判断するということは愚かなことなのだと更に深く理解した気がします。

 

 大好きな飛行機から見下ろす眺めはいつも最高ですが、今回のオーストラリア行きの飛行機からの眺めは更に素晴らしくて、自然の壮大さに感動しました。また、日本の20倍以上の大陸をシドニーからアデレードへと移動する際、人や車、町が本当に小さく見え、自分がいかにちっぽけな存在であるかを思い知り、謙遜になる機会があったことに感謝しています。小さな存在だからこそ、できる精一杯のことをやっていこうと決心することができました。なので、滞在中は毎朝早起きして勉強をしました。日本の家でどんなに頑張ってもなかなかなれなかった朝型に慣れてしまいました(日本に帰ったらまた元の生活にもどってしまったのだけれど)! 

 

 今回、Unley High School という共学の公立高校に通いました。一か月だけなので、あまり勉強っぽい教科は取らずに美術や工作、演劇などを中心的に選択しました。同じ工作のクラスで一緒に粘土で壺を作っていた東京から来た同い年の男子は、将来芸術家になりたいと言っていました。私も、中学生の時少し芸術家になることを考えてはいたのですが、どうせ食べていくのはかなり厳しいだろうからとあきらめていました。しかしそんな中で彼の真剣に夢をかなえようとする姿に影響され、私ももっと勉強しようと思いました(芸術家じゃないんかーい)。また、日本人同士でも確固として英語を使う彼の模範にも感謝しています。彼のほかにも、尊敬するべき人にたくさん会いました。いつかもっとビッグな大人になって、彼らと再会できることを願います。

 

 このアデレードでの一か月で、英語力はもちろん、人間的にも大きな気づきを得ました。これからもっと素敵な人になるためにも今、札幌での生活を一生懸命頑張ろうと思います。

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