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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

短期留学で学んだこと 5年F組 13番 増田美羽

 

 私が1カ月間オーストラリアで暮らして学んだことは数え切れないほどたくさんあります。その中でも特に私が身に持って感じたことは、誰にも日本語が通じない環境なので何が何でも英語で伝えなければならないということです。普段ホストファミリーと会話するときに、何か伝えたいことがあってもその言い方がわからないときはどうにか自分の知っている英語で伝えなければなりません。本当は辞書で調べてちゃんとした語句で伝えたいところですが、いちいちそんなことをしていると時間もかかるし第一にホストファミリーと話す時間がどんどん削られてしまいます。ちゃんとした英語で話したいという気持ちは凄く大事だと思いますが、それ以上に私たちが一生懸命伝えようとする姿勢を持って話すとホストファミリーに限らず現地の人たちも一生懸命分かろうとしてくれました。

 

私のホストファミリーは、マザーと11歳のブラザーのChadと7歳のシスターのLaraがいました。ChadとLaraはすごくフレンドリーな性格で初日から私にどんどん話しかけてくれるぐらいだったので毎日たくさん英語を話すことができたということもあってか、留学に行く前と後の私の英語力は自分でも驚くほど伸びたと思います。

 

まず現地に着いて1週間も経たないうちにびっくりしたときや嬉しいときなど無意識に出る言葉が英語で出てくるようになりました。それに続き学校の生徒や先生方の話すスピードは容赦ないぐらい早くて、最初のころは何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたが、留学の後半になってくるにつれ一つひとつの単語が聞き取れるようになりました。聞き取れるようになったので自分で喋る英語のスピードも徐々に上がってきて、それが通じると英語を話すことがとても楽しくなってきました。正直最初の頃は何をするにでも英語なので途中で嫌になるときもありましたが、こうして自分の成長が分かるともっと頑張りたくなるし帰りたくないと思います。

 

私は現地の学校への一人派遣を希望したので学校で分からないことがあれば誰かに聞くなど全て自分でこなさなければならなかったです。なので、この留学では英語力はもちろんそうですが一人の人間としても成長できたのではないかなと思います。困ったときは何でも一人で解決しようとするのではなくて誰かに聞いたりしながら生活することが大事だと感じました。私の通った学校はAberfoyle Park High Schoolというところで、たくさんの生徒がスクールバスで通っていて、私もそのうちの一人でした。学校の敷地がすごく広くて最初は建物の場所を覚えるのが大変でいつも道に迷っていましたが近くにいる生徒に聞くとみんな快く教えてくれました。オーストラリア人は比較的フレンドリーな性格なので私からの質問にも快く答えてくれました。なので、自分ひとりだからと言って怖がる必要もなく、一か月間楽しく学校に通うことができました。

 

たいていの日はファミリーがどこかへ連れて行ってくれます。いろんなところへ行きましたが、私のおすすめはマリオンというショッピングセンターです。いろんなお店が入っていてすごく楽しめると思います。もし家から行ける距離であればぜひ行ってほしいです。

 

このように私がオーストラリアで素晴らしい経験ができたのはやはり家族のおかげだと思います。この留学のために一生懸命準備してくれた家族のためにもこの一か月間という時間は一秒たりとも無駄にしてはならないですし、そういう思いこそがダイレクトに私の英語力を向上させたのだと今改めて思います。そして私は留学から帰ってきてからもっと英語が好きになりました。またこの経験で得た自信と実力をこれからの将来に存分に活かしていきたいです。これから留学に行く皆さんにはぜひ何か一つ揺るがない目標を持って出発してほしいと思います。

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