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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

留学を終えて 5年F組 19番 齊藤 茉椰

 

7月15日から8月16日までの一カ月間、私はオーストラリアのアデレードに留学に行ってきました。私にとって海外でのホームステイは二度目でしたが、一か月という長期間では初めてだったので、留学は楽しみでもありましたが少し不安もありました。

 

 私のホストファミリーは中国人の家庭で、私のほかにタイ人と韓国人の留学生がいました。韓国の子は私と同じ高校に通っており、登下校や勉強を二人でしたりなど、常に時間を一緒に過ごしていました。タイ人の子はこの家に既に一年間ステイしているらしく、とても英語が流暢でした。

 

 私が通ったHamilton Secondly Collegeは沢山の留学生を受け入れていて、私は留学生だけで編成されたクラスに入りました。留学生とはいっても、ほとんどがヨーロッパからの人達で、みんな私とは比べ物にならないくらい英語が流暢で、私はみんなと自分を比べて落ち込む日々が続きました。

 

 留学から一週間が過ぎた頃に、私に初めて友達と呼べる人ができました。その人はfoodの時間が一緒で、調理実習でペアを一緒に組んだりしていました。その子に「英語がうまく話せない。残りの時間がうまくやっていけるか不安だ」と話した時、「そんなに心配しなくても大丈夫。あなたは英語が上手だよ、もっと話すことを楽しんで」と言ってくれました。その言葉を聞いてから私は少しではありますが前よりも学校の人やファミリーとの会話に積極的に参加できるようになりました。

 

一か月は短いもので、やっと心に余裕ができた頃に帰国となってしまいました。もうすぐ日本に帰れるという気持ちもありましたが、もう少しオーストラリアに残って英語を使いたいという気持ちがとても強かったです。たった一か月の留学ではあまり成長できないと思っていましたが、帰国して、以前よりためらわずに英語を話せるようになったと思います。こんな短期間でも人は成長できるということを改めて知り、それが自信にもつながりました。

 

 今回のオーストラリア留学で学んだたくさんのこと、未だ残る後悔や反省などすべてを含めて今後の自分の成長に生かせるようにきちんと自分の糧にしていきたいと思います。最後に、支えてくださった先生方、背中を押してくれた友達、私の弱音や愚痴も嫌な顔せずすべて聞いてくれた家族に感謝しています。たくさん迷惑をかけましたが、これからももっと成長していくので、温かく見守っていてください。

20151007斎藤2

20151007斎藤1

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