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英語科の短期留学レポート

英語科の短期留学レポート

17年間の中で一番濃い一ヵ月 5年F組31番 高橋南多

 

『百聞は一見に如かず』という言葉を身をもって感じた一ヶ月でした。私はアデレード近郊にホームステイをし、Seaton high school に通いました。ホストファミリーは定年退職をしたファザーとフィリピン人のマザーで、中国人のルームメイトのパンダとレイチェルの4人5Fた。ホームステイをして一番強く感じたことは先入観にとらわれないことが大事という事です。初め私は中国人と聞いて会う時までとても緊張していましたが、実際に会ってみて二人のお陰で中国人イメージが180度変わりました。二人は毎晩私に「部屋においで」とか「ゲ―ムしよう」など誘ってくれたりお互いの国の事について話したりと、楽しく過ごせました。毎週金曜日には街に連れて行ってくれて一緒に晩御飯を食べました。土日も暇そうにしていたら「一緒に買い物に行かない?」と誘ってくれたり、ビーチに夕焼けを観に連れて行ってくれたりと、ホームシックにならなかったのは二人のお陰です。

 

学校でも環境に恵まれ会う人会う人が歓迎をしてくれました。留学生慣れしている学校だったので先生方も対応に慣れていて、良くしてくださったので過ごしやすかったです。バディーが二人ついてくれたのですが、彼女たちは日本が大好きで日本とオーストラリアの文化の違いを話したりして盛り上がりました。私はSeaton high school でbaseballの授業を取ったので週に2・3回基礎から本格的に野球を久しぶりにしました。そのクラスでできた友達と、とても仲良くなり動物園のフリーチケットをくれて一緒に動物園に行ったり、夕食に招待してくれたり、リセスやお昼に一緒に過ごしてくれたりとても楽しい時間を作ってくれました。

 

アデレードに行ってみて正直なところ、あまり日本と変わらないなと思いました。街並みもそうですが公共交通機関も日本と変わらないくらい便利でしたし、お店の雰囲気なんかも日本と重なるところが沢山あったので、ある意味過ごしやすい街でした。それに、会う人全員と言っていいくらいに皆さんが親切で、重いものを持っていたら手伝ってくれたり、ドアは後ろの人が通り過ぎるまで支えてくれたり、向こうではきっと当たり前なのだろうと思うのですが、気遣いは日本以上だなと思いました。

 

オーストラリアに留学をして一番感じたことは、英語力が高いとか低いとかではなくて自分の考えや気持ちを素直に伝えられるかどうかが大切という事。ある程度あいまいな英語でも相手は聞いて理解しようとしてくれます。だから自分の思ったことを単語でもいいから伝えればその時点でコミュニケーションは取れているのです。

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