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校長・教員ブログ

校長・教員ブログ

20200620
「歩き始めること」

3か月以上の学校閉鎖の後学校が再開しました。先週からは部活動も始まりました。
少しずつ学校が動き始めているのを感じます。校舎に響く生徒の声を聞くとそのことを実感します。

75年程前、私たちの学校は他の学校以上に大きな苦難を経験した第二次世界大戦の時にも、
これほど長期間学校を完全に閉じたことはありませんでした。
二三日の休みは多少嬉しさもあるかもしれませんが、このような長い間、
生徒が登校し、先生が授業する。そして部活に汗を流すことができない期間が来るとは、
数か月前には誰も想像できませんでした。
学校に生徒が登校し勉強することがこんなに待ち遠しいと思ったことはなかったかもしれません。

日本国内だけでなく恐らく世界中の中学生高校生の学校生活が急停止してしまいました。
このような状況になる以前に自分なりに考え、準備や計画を立てていた生徒たちの心を思うと、
簡単に「残念だったね」のような言葉では慰めることはできない思いです。
生徒たちから「どうしてこんなことになるの?」「もうやってられない。」
「もう考えられない」という声が聞こえてきても不思議ではありません。

そのようなことを思っていた時、私たちの学校の創立者スミス先生の言葉
Forget the past, labor for the present, looking for the future.”が頭に浮かびました。
スミス先生は困難にあった時にこの言葉を生徒に、教員に、そして自分自身に語りました。

「過ぎ去ったことにとらわれず、今を精一杯生きて、未来を切り拓きなさい」
その意味の深さを今一度知る時間を過ごしています。

一世紀以上前からこの言葉に元気づけられた生徒や先生が、
前に向かって進み始めた姿を思い浮かべると勇気が与えられます。

一年後、本校の生徒たちが今と同じ場所に立ち尽くしているのではなく、
新たな目標に向かって歩き始めていることを信じています。
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星空を見上げるのは好きですか?私は晴れた夜、よく空を見ています。

最近はスマホアプリが進化していて、空に向けるとその方角にある星座をリアルタイムで表示してくれたり、流星が流れる方向を教えてくれたりするものもあるんです。これを使って、首がしびれるまで、星空を見るのが好きです。

138億年前、空間も時間も存在しない「無」から生まれ、今も遠いところでは光のスピードより速く広がっているとも言われている宇宙ですが、例えばペリドットという宝石の雨が降っている星があったり、1秒にワイン500本分のアルコールを噴きだし続ける彗星があったり…想像をはるかに超えた世界です。

人間はその昔から、宇宙に想いを馳せ、いろいろな想像や観察をして、宇宙を解きあかそうとしてきました。星を結んで星座とし、星の動きから地球の動きを考え、遠い世界にどんなものがあるんだろう、何がいるんだろうと長い間考えてきたのです。宇宙のどこかで、何かしらの生きものが、自分と同じように空を見上げているかもしれない、なんて思うとわくわくしませんか?ひょっとすると、生きものの定義も地球とは違うかもしれませんが、宇宙の誰かに向けて、人間は人の姿や太陽系の模式図を記録した金属板や、数字などの情報を載せた電波を送ったことがあります。1977年には、人間の生活の様子などを撮ったたくさんの画像や、様々な国の言語、それから音楽といったメッセージをレコードに詰め込んで、ボイジャーに載せて打ち上げました。地球にいる人間という存在を、どこかの星で生きている誰かに知らせ、コミュニケーションを図ろうとしたのです。まだ返事はないようですが、地球に一番近い、太陽以外の恒星に到着するまででさえも、4万年かかるほどに宇宙は広いので、遠い未来に私たちの子孫が、誰かからの返事を受けとってくれるかもしれませんね。

星空を見ながらそんなことを考えていると、私は宇宙のなかの自分という存在の小ささに、尚更はっきりと気づかされます。心が落ち着き、何だか荘厳な気持ちになり、癒される感じがしてくるのです。自分が夜空を見ているそのとき、どこかで誰かが同じように空を見上げているかもしれないし、遠い昔、自分がいるまさにその場所で、誰かが星空に想いを巡らせていたかもしれません。

皆さんも、今夜もし晴れたら、星空を眺めてみませんか?

英語力の向上のために、私が一番お勧めする方法は「多読」です。「多読」とは文字通り、自分の英語レベルに合った本を数多く読むことです。私の姪二人は海外でインターナショナルスクールに通っていましたが、学校登校初日から出された宿題が「多読」でした。とにかく、たくさんの洋書を読むことが毎日求められました。

 

「多読」の良いところは、英語の本には場面描写や状況説明の文語的な英語と、登場人物のやり取りの口語的な英語が混在していて、読書を楽しみながら専門的な英語と日常的な英語が同時に身につくことです。

 

私が初めて読んだペーパーバックはシドニー・シェルダンの「The Sands of Time(時間の砂)」でした。平易な英語で書かれているので、多読初心者でも意外とすんなり読めますよ。彼を含めて、ペーパーバック初心者にお勧めの作家を紹介します。

 

Sydney Sheldon(シドニー・シェルダン)

彼は一時期一世を風靡したアメリカ出身のベストセラー作家で、「Master of the Game(ゲームの達人)」や「The Other Side of Midnight(真夜中は別の顔)」は日本でドラマ化もされました。息をつかせぬ大どんでん返しの連続で、一度読みだすと止まりません。女性を主人公にしたサクセスストーリーが多いので、皆さんもきっと感情移入できると思います。

 Sydney Sheldon① Sydney Sheldon②

 

 

 

 

 

 

Danielle Steel(ダニエル・スティール)

シドニー・シェルダンと並んで世界的に人気のアメリカ出身の女性作家で、日常生活に起こるふとした出来事を題材にしており、読むとほっこりして癒されます。この作家も女性を主人公にした作品が多く、また英語も平易なので、シドニー・シェルダンと並んでペーパーバック初心者にお勧めです。どちらの作家の作品もEnglish Loungeにたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。

 Danielle Steel

 

 

 

 

 

Liane Moriarty(リアン・モリアーティ)

彼女も世界的に有名な作家で、ニコール・キッドマン主演の大ヒットドラマ「Big Little Lies(ささやかで大きな嘘)」の著者です。このドラマはAmazonプライムビデオでも配信中なので、本を読んだ後にドラマと比べてみるのも楽しいと思います。彼女は登場人物の描写がとても上手で、読みながらまるで映像を見ているかのようです。ミステリー要素も軽く含まれていて、どの作品も楽しめます。オーストラリア出身なので、前出二人のアメリカ人作家との英語の違いを比べてみるのも面白いと思いますよ。

 Liane Moriarty① Lian Moriarty②

 

 

 

 

 

 

Dan Brown(ダン・ブラウン)

アメリカ出身の作家で、宗教象徴学者ロバート・ラングドンを主人公に描いた「The Da Vinci Code(ダビンチ・コード)」、「Angels & Demons(天使と悪魔)」、「Inferno(インフェルノ)」は、トム・ハンクス主演で映画化されました。キリスト教の知識が少しあれば、英語も比較的平易なので十分楽しめると思います。彼の作品もEnglish Loungeにありますので、ぜひ読んでみてください。

 Dan Brown② Dan Brown①

 

 

 

 

最近読んだ中で一番面白かったのが、イギリス出身の作家Alex Michaelides(アレックス・マイクリーディーズ)のデビュー作、「The Silent Patient(サイコセラピスト)」です。あらすじは、『画家のアリシアは写真家の夫と幸せな結婚生活を送っていたが、ある晩、彼女は仕事を終えて帰宅した夫を銃殺し、それ以来一言も言葉を発しなくなる。一方、司法心理療法士のセオは、自分ならアリシアの心を開かせることができると信じ、アリシアがいる精神科施設に転職する。なぜ彼女は夫を撃ったのか、なぜ口を利かなくなったのか、セオは解明に乗り出す』、というお話です。あとは読んでのお楽しみです。この作家の第2作が待ち遠しいです。英語も比較的平易なので一気に読めますよ。

 

他にもJeffrey Archer, Lee Child, David Baldacchi, Harlan Coben, John Hart, Lawrence Block, Michael Connelly, Celeste Ng, Kazuo Ishiguroなどたくさんお勧めの作家がいます。

 

【在校生の皆さんへ】

英文学の作家について、もっと知りたい人はぜひ私のところに来てくださいね。普通科の生徒は授業で「多読」をする機会がありませんが、簡単に借りられますので、興味のある人は英語科の先生に声をかけてください。

 言葉はすごくて面白い。毎日、そんなことを実感しながら暮らしている。教科書に出てくる作品や、本を読む中で出会った言葉に対して思うこともあるし、うちに帰ってから息子たちと話をしている中で出てくる面白発言(言い間違い)に出会って思わずメモするときなんかにも。紹介したい言葉のすごさ、面白さは山ほどあるが、中でも私が強烈にそれを感じたことを今回はお話したい。

 大学3年生だったと思う。普段、何気なく使っていることわざの由来が、ふと気になった。それは「ミイラ取りがミイラになる」。辞書の意味からすれば「人を連れ戻しに行ったものが、先方にとどまって帰ってこられなくなる」というものである。ニュアンスはわかるし、使い方もわかるが、はて?ミイラって……エジプトのピラミッドの中にいる、あれでしょ? ミイラ取りって、じゃあ、ピラミッドに入る盗人? ん? ちょっと待て、ミイラって、死んだ王様とかに薬とか油とか塗って作るんだよね? 自動にミイラになるの? と、考えだすと、様々な疑問が噴出してくる。  当時はまだ、今のようなスマホで検索すればすぐに欲しい情報が手の中にやってくる時代ではなかったので、大学の図書館で調べまくってみることにした。すると……、私の想像していた世界とは全く違う、「ミイラ取り」の世界が紐解かれることになった。

 まず、ミイラには人工的なミイラ(エジプトのようなもの)と天然的なミイラ(即身仏のようなもの)があることを知った。ミイラ取りが求めたのはおそらく人工的なミイラだろう。何故かというと、エジプトのミイラは中世から18世紀ころ、ヨーロッパで鎮痛剤や強壮剤として珍重されていたらしいからだ。それが16世紀ころオランダ経由で日本にやってきた際ポルトガル語「ミルラ(mirra)」として伝わり、その薬の原料が乾燥した死体であることがわかって、薬の名称であった「ミイラ」が乾燥した死体のことを総称するようになったことなどを、芋づる式に知ることができた。  さらに調べていくと、英語でミイラは「mummy」だが、それはアラビア語の「ムミアイ」という語から派生したもので、漢字で書く際の「木乃伊」は没薬(クリスマス礼拝の際に同じみの「黄金・乳香・没薬」の没薬です)を意味するオランダ語「mummie」を漢訳したものだということも知った。

 今まで何気なく使っていた言葉の影に、実はものすごい世界が広がっていて、21世紀の情報化社会でもない時代に、世界のあちこちで一つの言葉が派生して、それぞれの土地に様々な背景を持って根付いていくことのすごさに、ミイラをきっかけに、大学の図書館のすみっこで、一人で感動したことを今でも強く覚えている。まさに、自分自身が「ミイラ取りがミイラにな」ったようであった。

 言葉はすごい。何千年も前から変わらず使われている言葉と、たった今生まれたばかりの言葉とが、たくさんの人と人をつなぐために日々使われている。自分の思いを伝えるためには言葉は必須のアイテムだ。絶対必要なら、うまく使いこなせた方が絶対いい。では、使いこなすためにはどうするか? ということを日々考えながら国語科の教員をしている。

家にいる時間が長いので、久々に家でピアノを弾いてみようと楽譜を買いました。

最新のJ-POPとアニソンをピアノアレンジした楽譜集です。

よく耳にする曲なので雰囲気はわかっていましたが、いざ弾くとなるとなかなか…苦戦しています。

クラシックの楽譜では見ない、リズムやコード(和音)、そして♭と♯の数!!譜読みはそれなりにできるのですが、原曲のようなテンポで弾くとなるともう大変です。休符やタイ※※が駆使されており、裏拍を感じながら弾くなんて…自分のリズム感の無さを痛感(-_-;)

そこで登場するのが、メトロノームです。

 

ここでちょっとメトロノームの話…

メトロノームには40~208までの数字が書かれています。数が大きくなるほど、テンポが速くなります。

楽譜の最初に「♩=82」という記号を見たことありますよね?

これは、「1分間に♩を82回打つ速さで演奏する」という意味です。

「♩=60」と書かれている曲があれば、それは秒針のカウントと同じなので、メトロノームの刻みを60回数えたところで1分が経過しています。

 

我が家にあるメトロノームは振り子式です。メトロノームの右側にネジ巻があり、左側に02346の数字が書かれたレバーがあります。4拍子の曲を練習する時は、4のところにレバーを合わせると、4拍毎にベル音が鳴る仕組みです。1拍目にベルが鳴るように弾き始めると、拍がずれた時すぐに分かります。

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…話を戻します。

メトロノームは機械ですので正しい拍を打ち続けます。メトロノームと合わない!という時は、メトロノームが悪いのではなく、自分が原因です。麻の種をまいてジャンプ練習をしていた忍者の様に、メトロノームに合わせて少しずつテンポアップする練習をすることで、正確に速く弾くことができます。

(もちろん、音楽表現をする場合、全てがテンポ通りではありません。基本のテンポとリズムを把握することで、聴き手に心地よい自由な表現ができるようになると思います。)

 

J-POPやアニソンもメトロノームを使って練習すると、リズムの特徴やコードの変化を感じ取ることができ、複雑そうに思えたリズムも拍に合わせて刻めるようになりました。おうち時間の過ごし方の1つに久しぶりにピアノに集中する時間を持ててよかった、と感じています。

 

が、しかし!!

原曲のテンポで演奏できるにはまだまだ時間がかかりそうです。せっかく買った楽譜なので、できるだけ多くの曲を弾いてみたいと欲張ってしまい、中途半端に譜読みされた曲が現在増加中です…。

 

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など

※※

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 同じ高さの音をつなぐ記号で

  • 「人と会えない」ストレス

外出自粛が続く札幌市では、徐々にステイホームが人々のストレスになってきているように思います。人間は社会的な生き物です。外に出られないことというよりも、多くの場合、「人と会えないこと」が何よりもストレスになってくるのではないでしょうか? 少なくとも、私の場合はそうです。学校で生徒の皆さんや先生方と会って、授業をしたり、他愛もない話をすることに、いったいどれくらい救われてきたのか、このような状況下では考えさせられます。

 

  • 映画鑑賞で「内なる他者」と対話する

 ここで皆さんに紹介したいのが映画鑑賞の有用性です。映画は誰かの人生や出来事などについて90分から長くても150分程度でまとめられています。良い映画を見ると、大きな感動を得られますね。映画を見て涙するときなどは、知らぬ間に自分と登場人物とを重ね合わせ、感情移入しています。このとき、ある意味では、「自分が映画の登場人物になりきり、その人生を追体験している」ともいえるのではないでしょうか? 映画を見るとき、私たちは自然と、映画に出てくる人々の気持ちを理解しようとします。決して誰かとface to faceで話をしているわけではありませんが、「この登場人物はどんな思いなのだろう」と、自分の中でその人物の置かれた立場などに思いを巡らせ、誰かと対話しているのと同様(あるいはそれ以上)の対話体験をすることができるかもしれません。私は常々、このようにして映画鑑賞によってより多くの他者の気持ちを理解しようしていくことを、「自分の内なる他者と対話する」ということとして考えています。

 

  • 藤原のオススメ映画紹介!

 さて、藤原は映画が大好きです。有名どころからマイナーな作品まで、ジャンルを問わず月10本ほど見ています。映画館に行くこともありますが、外出自粛の中で窓のない映画館に行くことはできませんから、休校期間中は時間さえあれば、DVDやAmazon Prime Videoなどの配信サービスで映画を見ています。今はコロナウィルスの影響で、私たち一人一人が課題に立ち向かい、できることをやっていかなければならない時です。このようなときには、自然と、私の見る映画も、「困難を克服する!」系の作品になってきます。ここで、何本か、私が最近見た中で、おすすめの映画を紹介します。もし興味があったら見てみてください♪

 

①Deep Impact

地球へ衝突するコースを進む隕石が発見され、みんなが団結してその回避や破壊のために努力する中で、愛する人々への思いが勇気ある行動の連鎖を生む物語です。涙なくして見られません。ちょっと古い映画ですが、音楽も耳に残る素晴らしいものです。

 

②ライフ!

同じような毎日にうんざりするマイケルが、ある雑誌の写真に出会ったことをきっかけに、すべてを打ち捨て、思い立って旅に出る映画です。見終わったらものすごく「旅に出たい!」という気持ちになっていること間違いなしです!

 

③LBJ ケネディの意志を継いだ男

ケネディ大統領が暗殺され、急遽アメリカ合衆国の臨時大統領代理となったリンドン・ジョンソン副大統領を描いたノンフィクションです。家族に支えられ、葛藤しつつも国のために何ができるのかを考え続けたリーダーの裏側を描いた作品です。

本校でも休校が続き、私たち教職員も在宅勤務の日が増えている。

毎日、9:00までに生徒にメッセージと問題集の解説動画を35本程度送る。9:00からは解説動画を撮りためる作業を夕方まで行う。19:00からは筋トレで20:00までには11本と決めている大好きなコカ・コーラを飲み、風呂に入る。20:0020:30は毎日家族3人でUNO。こんな生活を例外なく続けている。

 

先日、小学3年生の息子がドロー4を出したところ、私、妻とドロー4返し。結局、息子が12枚を引くこととなり泣き出しそうになった。ルールにうるさい両親は、「ルールはルール。守れないならもうやらない…」。渋々カードを引きUNOは結局20:30まで続いた。

 

ちょっと待てよ???UNOのルールって本当はどうなっているの??

誰でも知っている有名なカードゲームなのに、他のカードゲームと違ってルールで揉める。これってUNOあるあるですよね。

 

うちのUNOは年代物で、もちろん説明書は無い。

ネットで調べてみたら驚愕の事実が!

 

UNO公式Twitterでドロー4を重ねて出すドロー4返しは禁止されているではないか。

また自分の経験則で子供に対応してしまった。

大人って理不尽ですね。

 

他にも間違えて運用していたルールの数々。

 

そこで今晩、ドロー4返しなどのローカルルールをなしにして家族でUNOをした。慣れ親しんだローカルルールが忘れられずに、家族そろって「なんか面白くないね…」。失礼ですね。すみません。

 

UNOはローカルルールの存在を理解していて、それに寛容なのである。

現在、オンラインUNOを推奨している公式Twitterでは、なんと「ローカルルールの確認も忘れずに♪」と書いてあるではないか。

 

さらに、最近のUNOには、好きなルールをなんでも書き込める「白いワイルドカード」なんてものもあるらしい…。

 

凄い会社ですね。

 

その寛容さこそ、アメリカの理髪店の店主が考案したカードゲームが50年近くも人気でい続ける秘訣なのかもしれませんね。

 

自分たちの考え(ルール)を押し付けるのではなく、プレイヤー自身が楽しむことが第一。

学校でも実践していかなければならない永遠のテーマです。

 

これからもUNOを利用して、自分たちで考えた新しいゲームを楽しみたいと思います。

ステイホームが続くゴールデンウィークでした。みなさんは“おうち時間”をどのように過ごし、楽しんでいますか? 家庭科教員の私は、料理はお得意でしょうと思われがちですが、決して得意ではありません。しかし美味しいものを食べることは大好きで、旅行先でも楽しみはいつも“食”です。おうちごはん第一弾、今回注目するのは「うま味」です。和食ではだしのうま味が味の決め手となります。

「うま味」とはどんな味なのだろう? そんなことを紹介していきたいと思います。

 

★「うま味」とは?

おいしさの一番大切な要素である「味」は、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つの基本味からなります。基本味とは、ほかの味を混ぜ合わせてつくることのできない独特の味です。

 

★「うま味」の発見

明治時代に入り、洋食を取り入れるなど食文化に広がりが生まれるなかで、さまざまな食品に共通のおいしさに寄与する味に注目する研究者がいました。東京帝国大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士です。この共通の味に注目した博士は、一束のだし昆布から「うま味」を抽出する研究にとりかかり、昆布のうまみ成分がグルタミン酸であることを1908年に発見、このグルタミン酸をナトリウムなどの塩類にしたとき感じる独特の味を「うま味」と名付けたのでした。

 

★世界からも注目される「Umami

基本味の概念は古くからいろいろな説(アリストテレスの7つの基本味、古代中国の「五味」など)がありました。「Umami」という用語が公式に用いられるようになったのは、1985年にハワイで開催されたうま味の国際シンポジウムがきっかけでした。そこでは、うま味が他の4つの基本味をいかに組み合わせてもつくることができない味であることや、うま味の情報を伝える特別な神経が存在することなど、うま味に関する多くの研究成果に基づいて、うま味が、基本味であることが広く国際的に認められたのです。

 

★代表的なうま味成分とそれを多く含む食品

グルタミン酸…昆布、トマト、チーズ、玉ねぎ、アスパラガス、ブロッコリーなど

イノシン酸…かつお節、かつお、いわし、鶏肉、豚肉、牛肉など

グアニル酸…干ししいたけ、乾燥ポルチーニなど

コハク酸…アサリなどの貝類

このほかにもいろいろな天然の食材に含まれています。

 

★うま味の相乗効果

うま味成分はそれぞれ単独でもうま味を示しますが、昆布や野菜などに多く含まれるグルタミン酸とかつおぶしや肉類に多く含まれるイノシン酸またはグアニル酸を一緒に使うと、うま味が飛躍的に増強されることが分かっています。昔からだしをとるときの組み合わせとして、日本料理では昆布とかつおぶし、中国料理では長ネギと鶏ガラ、西洋料理においても玉ねぎと牛肉などが使われていたのは、経験的にこの効果を知っていたからだと考えられます。

 

★調理例【うどん・こんにゃくとちくわの煮物(グルタミン酸+イノシン酸)】

昆布とかつおのだしが決め手。

煮物には、かつおぶしをまぶすことでさらに美味しさアップ。

うどんには冷蔵庫の残り物を入れて食品ロスゼロへ!(さつま揚げ・卵・水菜)

家庭科ブログ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんも「うま味」をうまく使って、身近な旬の食材で、毎日のおうちごはんを楽しんではいかがでしょう。

 

参考:生活情報シリーズ⑮うま味の知識(恒信社)

絵具の顔料成分を使い分けて描く!!

みなさんがよく使っている「絵の具」。

ご存知でしょうか?

【同じような色でも、顔料によって色が全く違うということ】

例えば、クロムイエローとカドミウムイエローでは彩度が全く違います。

後者の方が、圧倒的に彩度が高いのは確認しておきたいことの一つ。

今回は、大きさF30号のキャンバスに油彩画を描いてみました。

 

【下地+下描き】

いつもきまって、裏キャンバスにジェッソ(アクリル系下地材)を4層塗ってから始めます。次に半日乾燥させ、霧吹きで水を吹きかけながら耐水ペーパー(240番)で表面を平らにします。下描きは木炭を使用。木炭は鉛筆と違い、簡単に消すことができるので使いやすいです。下描きが完成したら、フィキサチーフで木炭を画面に定着させておきます。

 

【三原色で着彩】

ベース色は三原色(コバルトブルー、オーレオリン、カドミウムレッド)+白とモノクロームチントクールで全体を塗っていきます。少し色のニュアンスを変えたいときは、赤の顔料に少し同系色を添架します。

例えばオーロラピンクやスーパーモーブを加えるといった感じです。

 私の場合、顔を描くときは三原色を混色して黒を作り、目から塗ります。

髪や服の輪郭は質感を表現したいので、ぼやかすように塗っていきます。

 

【服+テーブル(特異な顔料を使う)】

骨炭を顔料として作られた絵の具を、皆さんは知っているでしょうか?

グレーオブグレーという絵の具で松田油絵具 株式会社さんが製造しています。

この絵の具を使い、服の陰部を描くことで、明らかに違う存在感がでるのです。

テーブルに伸びて写っている子供の影には、バーミリオンやカドミウムグリーンを使用するなどの工夫で、違いを魅せることができます。

 

【最後に】

顔料成分を理解したうえで特に注目させたいところには、色の使い分けが大切です。

絵具の部質感がより魅力的な作品を創り上げることとなるでしょう。絵の具のチューブには顔料成分が明記されているものもありますので、しっかりと確認/理解するところから絵画制作は始まります。今はご自宅で油絵の具の魅力を体験してみる良い機会です。

自分でつくりだす、自分だけの自由な世界を創ってみませんか?

 

参考作品 「陽射し」F30号 2020年制作  波田 浩司

 立美会(20206/10水~6/15月・日本橋三越6階美術特選画廊にて展示予定)

陽射し 2020 F30jpg

奈良時代から21世紀まで続くことば

 

古文に「係り結び」という文法用語があります。これは、大人になっても覚えている古典で習った二大巨頭の一つで、30代後半の時、中学高校の友人と話している中で「古典って、あれだべ? 「あり・をり・はべり・いまそがり(ラ変動詞 ※これがもう一つです)」と「ぞ・なむ・や・か・こそ」とかだべさ」と言われたことがあります。そのときに「そんなにインパクトのあるものなんだ~」と思ったことがあります。
さて、その係り結びを起こしていた「ぞ」「か」「こそ」の三語ですが、今、私たちも使っていることに気づいていますか? 「今日は勝つ。」という短い文で説明してみますね。
例えば、「勝ちたい!」という気持ちを表す場合、
「今日は勝つ!」
なんて言いますよね。この「ぞ」は係り結びを起こしていた「ぞ」と同じもので、意味を強める働き(=強意)を表しています。また、「今日」という機会に勝ちたい場合は、
「今日こそは勝つ!」
と言うでしょう。この「こそ」も「ぞ」同様、係り結びを起こし、かつ強意を表していた言葉が今でも同じはたらきをしているものです。では、「か」はどうでしょう? 勝ちたい、あるいは勝ってほしいけれど、相手が強い場合は、
「今日は勝つ?」(現実には、もう少しこなれた表現にしますが)
というはずです。そう、疑問を表すのに、今も使っていますよね。

ちなみにこの三語は『古事記』や『万葉集』に用例が確認されるので、奈良時代以前つまり1000年以上前から、同じ言葉を使っていることがわかるのです。
しかし、三語ともまったく同じではなく、用いられ方は変わっています。例えば「ぞ」「か」については文中で使われることはなくなりましたし、「こそ」を使っても文末をわざわざ変えたりはしていません。「や」「なむ」については、疑問や強意のために使うことはなくなっています。なぜ、このような変化が起こるのでしょう? それは単純に「使う人がいなくなったから」だと考えています。

話は大きく変わりますが、私は20代・30代のころ東京近辺に住んでいました。趣味の一つが「乗り鉄」で、全国あちらこちらを「青春18きっぷ」で旅したり、帰省したりしていました。20代のころ、秋田県内をJRで移動していた時、うとうとしていたのですが、ものすごい方言で女性同士が会話していて、びっくりして目を覚まし、顔を上げると、女子高校生数人が楽しそうに話していたことがあります。「やっぱり東北の方言は聞き取れないな~」と思い記憶に残っていたのですが、30代で同じエリアを通過したとき、あの方言を耳にすることがなく、驚いたものです。たった10年で言葉が大きく変化したことを実感できたのです。考えてみると、自分自身、使わなくなっている北海道弁は結構あります。最初の方で私の友人とのエピソードを書きましたが、文末表現で「だべ」「だべさ」を用いることも少なくなっている気がします。

言葉は日常的に使わなければ、変化し、消えていくものです。「ぞ」「こそ」「か」は1000年以上、多少、使われ方は変わったものの残ってきました。しかし「や」「なむ」はいつの時からか用いられなくなり、「古語」としてしかその存在を確認することはできません。

今、私たちが使っている言葉も、いずれは「古文」の世界のものになるのでしょう。その時に「ヤバい」の訳し方で未来の後輩たちが、「これは肯定表現なのか否定表現なのか、何を言いたいの?」と悩まないよう、豊かな語彙を残していきたいと思います。

 

 

※「ぞ」の用例:『古事記』「八千矛の神の命 萎え草の女にしあれば 我が心 浦渚の鳥ぞ」

※「こそ」の用例:『古事記』「汝こそは 男にいませば<略>若草の 妻持たらせめ 吾はもよ 女にしあれば 汝を置て 男は無し」

※「か」の用例:『古事記』「新治 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる」

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